「これは一つの職業映画」マスカレード・ナイト keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
これは一つの職業映画
大晦日に行われるホテル・コルテシア東京の仮装パーティで殺人事件が起きるかもしれないという密告者からのFAXより、警視庁の捜査本部は前回の事件を解決した新田刑事を再びホテルマンとして潜入捜査を開始する。
原作は前作を読んでいますが、「マスカレードホテル」の映画は見ていません。今回は原作は未読です。作品全体としては、ホテルマンと刑事の双方にある信念のぶつかり合いが特長でした。利用客のプライバシーを守る過保護的ホテルマンと、人の命を守るために行き過ぎた行動をとる警察が協力して犯人を追いつめる姿は、ミステリーというより職業エンタメに近い映画でした。
騙された感はあるけど、もう少し上映時間が長くてもいいから、被疑者の動向を説明する時間を割いてもよかったんじゃないかと思いました。
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