「犯人の唐突さ」マスカレード・ナイト ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
犯人の唐突さ
犯人は客となり警察とホテルを欺いて油断させてから犯行に及ぶという点で大枠は基本的に前作と同じ。
ただ、前作は伏線が上手く機能していたのに対して、今作は犯人の情報が後出しのものが多く「なるほど!そう来たか!」というような爽快感がありませんでした。
その一方で犯人の背景描写が不足していてセリフで片付けられる部分が多く、犯人に対して同情や共感というような感情が揺さぶらることもない描かれ方で、肩透かしを喰らった印象を持ちました。
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