「キムタクによるキムタクのためのキムタク映画」マスカレード・ナイト せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
キムタクによるキムタクのためのキムタク映画
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女性が自宅で感電死させられる事件が発生し、その犯人がホテル・コルテシアの年越しパーティーに現れると密告があり、再びホテルマンとして新田が潜入する話。
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刑事とホテルマンが北風と太陽な話(?)だったり、壮大なホテルのロビーで色んな人が動いている情報量の多さは前作と変わらず。キムタク映画は『ミッションインポッシブル』みたいなもんだから特に真新しいことはなくても普通に面白いよね。
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今回1番キムタクっぽかったのはダンスシーン。そして無駄にかっこよくて綺麗だけど絶対キムタクじゃなかったら許されない(笑)最初のダンスはまぁ良いとして(今ちょうど007過去作見てるからボンドかと思ったよ)、終盤の方は、いやっそんなことしてなくて良いから早く仕事して💢ってなる。
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犯人が女性だが男性ということについて「身体的には女性だが社会的には男性として生活していた」というセリフ以上の説明がない。妹のことがあったから敢えて男性として生活していたのか、恋愛対象も女性である人なのか説明がないのはなぜ?
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そこら辺をちゃんと説明しないと、結局LGBTQという題材がエンタメとして消費されてるだけのように感じた。「新田さんもこのホテルの人全てを守るために行動している」というすごく当たり前のことを、そうだったのか!!って表現してなくていいから他に説明するところあるんじゃないかな。
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