「眠たかった・・・・・演出が酷い。 映画じゃなくて2時間ドラマだ。」マスカレード・ナイト Tomoyukiさんの映画レビュー(感想・評価)
眠たかった・・・・・演出が酷い。 映画じゃなくて2時間ドラマだ。
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役者の演技をほめてるけど、そんなことないと思う。みんな映画の演技じゃなくて舞台の演技を観てるみたい。言葉と表情で説明しすぎで、本来映画なら絵で表現できるはず。途中から画面見なくてもいいな、って思った。それも含めてやっぱ演出がクソなんだな。
一番クソだと思うのは、犯人が判明して動機の解明後、エンディングまでが馬鹿みたいに長い。コンシェルジュが病院に運ばれたのに、翌日の朝制服姿で帰ってくるのってなんなの?なんで早朝のホテルのロビーエントランスで馬鹿みたいに輪になって和気あいあいしてるの?見ながらナニコレ?って思った。ってここだけじゃなくて、警察の作戦会議室の意味のない喧騒感とか、何回も出てきて正直辟易した。
あと、時計のくだり。仮にも時限式の仕掛けを用意するのであれば、普通は自分で正確な時計くらい用意するでしょ。だって、12時の年明けと同時に殺したかったんだよ?その理由も意味不明だけど。
居合わせた長澤まさみの腕時計で時間合わせしてたけど、彼女がいたのは全くの偶然じゃん。あ、やっぱ脚本も難ありか。
こういうところからして、いわゆる「普通の感覚」が行き届いてなくて、妄想の中でしか物語れていない。ポンコツテレビドラマの最たるもんだわ。
現実味がない話でもリアルに作ることはできると思うけど、現実味がなくて、ためにする絵作りでしかなく、セリフもすべて説明的で、箱庭で人形がわちゃわちゃした自己満足の世界で遊んでるだけって感じ。
見ながら観たことを正直後悔した。
やっぱ今思い返しても映画じゃないわー。
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