ザ・スイッチのレビュー・感想・評価
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悪くはない
典型的なB級ホラー。そう思って見るのなら悪くはない映画。「殺人鬼のおっさんが女子高生になっても化粧ができるわけないやん」とか、「殺人鬼のおっさんタフすぎるやろ」とか、うるさいことは言わずに楽しみましょう。スプラッタホラーなのでR15指定はやむなし。こういう映画につきもののエロチックなシーンはないです。笑えるシーンも結構ありますよ。
私が特におもしろかったのは中身が殺人鬼である女子高生ミリーがゲイの友人宅で家に縛り付けられているときに、友人のお母さんが帰宅するというシチュエーション。友人君に「あんたミリーを縛り付けて何やってんの?」と問い詰めるシーン。自分の息子が女の子を椅子に縛り付けてたら、お母さんならさぞかし慌てるやろうなと思いました。もちろんアメリカ映画らしくハッピーエンドです。死者累々ですけどね。
面白い
ハッピー・デス・デイが面白かったので、同じ監督のザ・スイッチを見てきました。
ハッピー~2作は死に方の多彩さ?でしたが今度は殺し方が多彩!
この手の痛いシーンは苦手なのですが、その辺をガッツリ見せるわけではないので、割と大丈夫でした。
ハリウッドのホラー系というかスプラッター映画なんですかね、急に出てきて驚かされるシーンではかなりびっくりしました。(怖がりなもので)
それでいて今作も家族を描いてちょっとウルっとさせてきたり、殺人鬼ブッチャーの見事なまでの女子走り、男女入れ替わりにありがちなシーンの面白さ、ラストもこれで終わりかと思わせてさらに・・・最後まで楽しめました。
#32 殺人鬼のほうの人生がわからない
ミリー側の家庭事情や友人関係、学校での立ち位置は丁寧に描かれているのに、ブッチャーが何故殺人鬼になったのか不明。アメリカじゃ有名な殺人鬼なのかな。
あと友達が入れ替わりだと納得するまでが早い。
結局ミリーを虐めた人たちを消してくれたからブッチャーは良い人なのかな?
程良くジャンク感が心地良い。なかなかな作品です♪
予告編を観た時から結構気になってた作品でB級テイスト感もあったので、ハードルを上げずに鑑賞しましたw
で、感想はと言うと、面白い!
ハードルを上げなくて正解w
程良くB級テイストでジャンク感が良い♪
最初は4人の高校生を殺した件からの始まりがモロ「13日の金曜日」なので劇中劇からの始まりかと思ったらそうでもなかったw
でもこういうもんだと言うのを最初から提示されて、いろんなパロディが入っている事で肩の荷が降りた感じw
「いきなりパロディかよ」と受け付けられない人もいるかと思いますが、個人的にはちょっと呆気に取られながらもOK〜w
ただ、それでもあ〜して欲しい!こうして欲しかった的なのはチラホラw
最初に難点を物申す!wと
・キャスリン・ニュートン演じるミリーが苛められる様なブサイクでもイケてない感じでもない!
普通に可愛いw
奥手でダサくて引っ込み思案。オシャレにも無頓着。ポッチャリ気味とかだったら、なんとなく分かるけど、イジられる要素もからかわれる要素も薄く感じる。多少地味目でちょっと反っ歯気味でビーバーと名付けられてからかわれているとの事ですが、個人的には「そうか〜?」ってぐらいに共感出来ないw
ブッチャーと身体が入れ替わってしまってからのギャップ差が生まれる事を考えると、もう少しイケてない感じの方が良いかと。普通に可愛くて不満w
・ブッチャーと身体が入れ替わってからのミリーはもっとビッチ感が欲しい!
殺人鬼なのでビッチとはちょっと違うかもですが、中身は殺人鬼のオッサンですから、女子高生と身体が入れ替わったのなら、ここぞとばかりにビッチテイストを出しても良かったのではないかと(個人的願望w)
思ったよりもビッチ感が薄くて、普通にクールな殺人鬼な感じ。
赤い革ジャンで髪の毛を束ねてイケてる感じだったのに、もっとガンガン、クラスメイトを張り倒して、汚いスラングをブチかまして、窃盗・暴力・暴走・殺人なんかは当たり前!ぐらいに気に入らないヤツをしばき倒して欲しかったなあ〜w
ポスタービジュアルにあったチェーンソーがフェイバリットアイテムになるかと思っていたのにちょこっと使われていただけは惜しいですw
・ラストがちょいと蛇足感あり。
すれ違っていた家族が一つにまとまったと言うのでは良いんですが、あれで終わりはちょいと足りない。ブッチャーと入れ替わった経験から自身を解放する気持ち良さを知ったミリーが見た目も変わって自信を持った姿で学校に登校するシーンを観たかったなあ〜。
その他に姉を牢屋に閉じ込めた際にミリー(ブッチャー)が「昔、ハムスターを殺してゴメンね」と言うセリフが伏線になっているかと思いきや、そうでもないとか、ブッチャーが忍び込んで奪った呪いのナイフが唐突過ぎていたりとか、ゲイのクラスメイトがアメフト部員にラストで急にキスされるとかの伏線が薄いとか色々あるw
分かりやすい伏線をいろいろと貼っていただけに「ハムスター殺し」の懺悔の告白は特に勿体無いかな。
それでも良い所も沢山あって、ブッチャー役のヴィンス・ヴォーンが良いんですよね。
中身は女子高生でも見た目は大柄の殺人鬼のおっさんと分かっていても振る舞いがなかなかキュートw
この辺りの分かっていてものギャップ差は「フェイス・オフ」と同じ感覚なですが、程よくライトに模写しているのが心地良い。
ヴィンス・ヴォーンはインディーズ系やB級作品なんかに出ている俳優ですが、これを機にブレイクして欲しいなあと思います。
ミリー役のキャスリン・ニュートンはちょっと来そうな感じです。
椅子で縛られた時のローププレイの会話は笑ってしまいましたw
監督のクリストファー・B・ランドンはホラー系のB級作品に数多く携わっている監督ですが、この作品はそういった辺りも上手く作用している感じ。
いろんな作品の要素を取り入れて、パロディ感を出しながら、「映画好き」と言うのをしっかりと感じさせてくれる。
製作のジェイソン・ブラムとは数多く組んでいますが、ジェイソン・ブラムも多くのB級ホラーを手掛けていますが、アカデミー作品賞にもノミネートされて作品を手掛けている実力者。特に個人的にも大好きな「セッション」のプロデューサーを務めているのが嬉しい。
低予算系で数多くのB級ホラー作品を手掛けながらも「やるときゃやるぜ!」的な感じがなんかサム・ライミみたいな感じw
ツッコミ所はそれなりにあっても程よくジャンクなのが80年代の映画っぽい。
設定は目新しい感じかと言えばそういう訳でもなく、かと言って古臭さはそんなにない。ブッチャーの設定もあっさりしているけど、殺人鬼の生い立ちを追い掛け過ぎるとそれこそ「13日の金曜日」や「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスみたいになっちゃう。
スラッシャー映画であり、ホラーもあって、コメディもパロディもあって、青春映画。
個人的には久し振りの「面白かった」と言う感じ。
結構お勧めな作品なので、ご興味がありましたら是非是非です♪
学園ラブコメホラー(R15)
ホラーで学園モノでプロムとかホームカミングとか聞くと、どうしてもキャリーを思い出してしまう。主人公がいじめられっ子の場合、主人公に対するイジメのヒドさと、イジメっ子の憎たらしさと、それに対する報復の凄惨さが結構大事になってくるんだけれども、今作はなかなか良かった。特に監督はアメフト部員に何か嫌な思い出でもあるのかと思うくらい彼らがことごとく殺されてしまった。
大抵ホラー作品では警官は殺されてしまうのだけど、お姉さんが殺されなくて良かった。でも警官としてはあまりにも無能で笑えた。
こういった娯楽作品に細かいことを言うのもどうかと思うのだけど、いくら中身が大好きな女のコだとしても僕はさすがにキスはできない。あと最後の部分は蛇足だと思う。せいぜい救急車が木にぶつかるとか、指先がピクリと動くとか、その程度にしておいた方がホラーっぽくて良かった気がする。
ゾンビ物語、喜劇?
目を背けるような残酷シーン以外は、楽しいホラーでした。ヒロインは大学時代のマドンナに似ていたので最初から没入。ヒロインは内気な女子ですが、入れ替わりから戻ってきた時には、強い女子になっていました。途中のストーリー展開も上手いです。入れ替わっての恋の告白、また家族の愛を確かめるところは、なんら違和感なくすっと脳裏に入ってきます。ホラーの真骨頂でしょうか、見事に電気鋸で教師が真っ二つになり、血飛沫が上がるところは観ていられません。エンディングで殺人鬼が撃たれて亡くなった時はほっとしましたが、物足りなさが湧いてきました。しかしなんと終わりではなかったんです。どんでん返しが炸裂。殺人鬼は警官を殺してまたヒロインの前に現れます。恐ろしい逆襲です。それでも仲良くなった家族が一致協力して、特に強くなったヒロインが最後に仕留めます。良かった〜と思わず飛び上がりました!それにしても撃たれた殺人鬼が生き返るということは、ヒロインに殺されてもまた生き返る?!そんなことを想像していたら、これはゾンビ物語、それとも喜劇なのでしょうか。
スカッとしよう。
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女子高生とサイコパス殺人鬼が入れ替わってしまうサイコキラー系ホラー。
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女子高生とおっさんが入れ替わるのでおじさんがキャピキャピしている様子がなんとも可愛い萌え映画。ヘイガーイズ!って走ってくとこめっちゃ可愛い。
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そしてまさかの今まで観た映画で一番キュンキュンしないキスシーン。でも見た目とかではなくてその人自身が好きってこういうことなんだろうなとは思ったけど、さすがにな(笑)
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入れ替わる前にミリーの普通の学生生活を見せられるんだが、その中でミリーの親友とか家族が出てきて、え?この子達この後殺される、、?と不安だったんだけど、ミリーにとって大事な人は上手く殺されないような作りになっていて、殺されるのはだいたいやな奴。だから胸糞感はなくてスカッとできる。
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あとは力のない女の子が突然大男になるので、ちょっと押しただけで着き飛ばせれたり、男子を持ち上げられたりして、その感じがマーベルとかの突然偉大な力を手に入れてしまった描写と同じで、女の子にとってデカい男の力ってスーパーパワーのようなものなんだなと。日本人で恐怖を覚えるぐらいの図体の人はあんまいないけどね。
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ありがちなプロットにひとひねり
中年男の殺人鬼と女子高生の心が入れ替わり、24時間以内に元に戻せるかというありがちなプロット。
序盤はホラーで進むが入れ替わり後のテイストの転換で思ったよりも面白くなっていく。
見た目は中年男で心が女子高生というコメディ要素、崩壊しかけた家族が絆を取り戻すハートウォーミング要素は十分想定していたが、そこに間接的な復讐劇要素が出てきたのが○。
いじめられっ子だった主人公に代わり、心が入れ替わった殺人鬼が意図せずに嫌な奴ら「だけ」を殺しまくる。
これにより、なぜか殺人鬼の行動にストレスを感じず、更には殺される人間とそうではない人間がはっきりわかるようになり妙な安心感が。
1つ減点は映画製作の都合かもしれないが、主人公のブロンド美女がいじめられっ子に見えない点。
すばらしかった
女子高生と殺人鬼のフィジカルの差が圧倒的なところがリアルに描かれていて、どんなに凶暴でも小柄な女性では太刀打ちできないところが面白い。おじさんの外見のままキスをするところに、彼の懐の大きさが感じられる。友情や家族愛が強く訴えられていて感動する。
こんな「君の名は。」はいやだ
延期する前から面白そうだなと思ってて観賞
ジェイソン・ブラム製作は昨年の「透明人間」
これが非常に面白かった
(というかマトモに怖かったホラーがこれしかなかった)
ので今作もそれそこ楽しみにしておりました
ここの製作はそんなに元ネタを改変するとか
ベタな展開を避けることなくしっかり小ネタを
盛り込んでまとめてくる上手さを感じます
セス・ローゲンがホラーやったらこんな感じでしょう
でその感想としては
予想通り小ネタで笑わされ
それでいて迫真のホラーシーンはしっかり
しつつもツッコみ満載で
6:4でコメディ仕上げってな感じでした
陰キャで寝坊癖のあるJKミリーはある日近所に現れた
殺人鬼に襲われたときに特殊なナイフで刺され
その殺人鬼ブッチャーと体が入れ替わってしまいます
ブッチャーは長身の大男で筋骨隆々
ミリーは混乱しつつも思わず得た強い力に
興奮しているところがあります
そして殺人鬼になったミリーは華奢であり
思うように力が使えません
このへんの描写がけっこうしっかりしていました
とはいえミリーをいじめていたクラスメイトや
教師を殺人鬼ミリーはザッパザッパ屠っていきます
にしてもマイナス180度になる冷凍庫って
学校で何に使うんでしょうか
対する中身JKブッチャーの方は指名手配される
身ながらなんとか逃げ延び友人になんとかコンタクト
最初は怖がられるも中身がミリーであることを証明
すると元に戻る方法に協力してくれます
片思いのパックン似のボーイフレンドも同じように
中身をミリーと認めてくれてなぜかオッサンの
外見なのに急接近してキスしたりするとこは
笑うしかありません
最初は殺人鬼ミリーがどんどんボディチェンジして
厄介になっていくのかなと思いましたがそこまでは
なく割とスンナリ終わっていきました
試着室に隠れるシーンなどの妙に尺が長い
シーンなど気になるとこもありましたが
あんまり広げにくいプロットの割に
小ネタが豊富で楽しめる作品だったと思います
「13日の金曜日」的な
R15なんですが、それほどエグさは感じません。
表現より文字(絵)なんでしょうね。
あと気になったのがアメリカの学校のトイレってあんな感じなのでしょうか⁉️日本の公園の様な感じって。
この物語、殺人鬼の動機がないまま終わります。
コメディ色が強いホラーなので、深掘りしないってことでしょうか。それほど笑えませんが突っ込みたくなる箇所は沢山あります。バカバカしさを感じたい方にはオススメかな。
また「13日の金曜日」に影響された感をバシバシ出してます。1作目じゃなくシリーズ後半の作品の感じですが。
殺す目的は?
女子高生のミリー(キャスリン・ニュートン)が夜に無人のグラウンドで母の迎えを待っていた時に、指名手配中の連続殺人鬼ブッチャーに短剣を突き立てられた。その時雷が鳴り2人の身体が入れ替わってしまう。綾瀬はるかと高橋一生のテレビドラマみたいな展開で、違う所は24時間以内に入れ替わりを解かなければ、二度と元の身体に戻れないという時間制限がある事。ミリーは新たな殺戮を企てるブッチャーを相手に、自分の身体を取り戻そうとするが・・・という話。
殺人の目的も分からず、証拠を消そうともしないので、ブッチャーが殺人を繰り返す意味が分からなかった。
ブッチャーが拳銃で撃たれ、救急車の中で息を引き取ったはずなのに、ミリーを襲いに来たのはなぜ?生き返ったのか?
最後も訳分からなかった。
青春スプラッターコメディ
大好きです!分かりやすくて無駄がない
安心して楽しめる良作です。
必要最低限の説明カット(入れ替わった後一旦、各々の住処に帰る必然性など)で人物や状況が理解出来るのでテンポ良く楽しめます。
殺人鬼によるスプラッターシーンもグロめでちゃんと観せてくれるのですがコメディ要素の方が強いです。
長身で体格のいい無精髭の殺人鬼役ヴィンス・ヴォーンが内気な女子高生になってからの仕草やリアクションがとてもチャーミングで何度も胸キュンしました。
そこそこ人が殺されますが意地悪な人達ばかりで主人公ミリーの仲間が誰も死なないので清々しい気持ちで映画館を後に出来ます。
ラストでブッチャーがなぜ生きていたのか分かりませんがそこをどうこう言う作品でもないので無問題です。
もう一捻り欲しかった!!
男女入れ替えモノは数多くあり、大体どんなシチュエーションもやり尽くした感がある。
なので、どうしてもハードル上がってしまう。
今作はなかなか雰囲気が良さげだったゆえに惜しい!
特にラスト
死んだはずの犯人がどうやって生き返ったのかも謎だが、互いに身体が入れ替わったことで分かった互いの事が、もう少し深い何かであって欲しかった。
(まあ、24時間くらいでは無理かも知れんけど。)
もう一捻り欲しかったです!
可愛い仕草のおじさんが可愛い。
冒頭は13日の金曜日そのまま。
内容はちょっと良く出来たB級映画って感じ。
ほんとに入れ替わってるみたいで主演の二人の演技力を感じた。
ボコボコに蹴ってくるオッサン先生を殺すところが一番スッキリした(^o^)
中身の女子高生のおじさんはとても可愛かった\(^o^)/
グロというより下品な言い回しや性的表現があるため15禁って感じ。
Having ball su*ks. ランドン・ユニバース版「君の名は」
この手の作品に「ストーリーがー」とか「ご都合主義がー」とか言っちゃうのも野暮に感じるブラムハウス版「君の名は」です。雰囲気は前作「ハッピー・デス・デイ」と同じ、主演の設定年齢と実年齢の開きが気になるのも同じ・・・っと思ったらランドン監督が「同じユニバースです」って言ってました。いつか繋がるのかな⁉️
そんなこんなで「ザ・スイッチ」です。やー、ヴィンス・ヴォーンのJK良いですね✨走る時は常に女の子走りですし、何より演じてる本人が楽しそう❗「ジュマンジ」の時のジャック・ブラックに通じる物がありますよね。
殺人鬼になったキャスリン・ニュートンもきっちり嫌なヤツを殺していってくれてました。あの先生は出て来た瞬間「殺されるんだろうなぁ」っと思える分かりやすい設定でしたし、ちゃんと真っ二つになってたのはグッジョブでした。しっかしアメリカの高校って電ノコにしろ、チェーンソーにしろ、テニスラケットにしろ、殺人鬼の武器が手に入りやすい環境なんですね。ん?日本も同じかな?
そう言えば今の高校生ってLGBTが普通になってきてるんですね。ゲイの友人がいますし、男の子とヴィンス・ヴォーンのキスシーンも抵抗ない感じでした。随分と性の垣根ってなくなっていってるので、今は「男女入れ替わりコメディ」が作れる最後の時代かもしれませんね。
最後まで寝ないで見れたホラー映画
一気に世界観にひきこまれる感じでした。
始まって五分たたないうちに惨殺祭り。
その後に始まるヒロインの何気ない日常の中に訳ありな家庭模様がチラッと写り、誰かしら殺害されそうな感じがする・・と不安な気持ちにさせてくれる流れ。
とにかく淡々とストーリーが進んでいくので、ヒロインを小馬鹿にしてきた奴らもいい感じにスカッと報復される感じもするし、エンドまで進んでくれます。
最後はまさかの逆転劇?と思ったくらい引き込まれました。単純に面白かったです。
安心感はあるが
予告で歌ってる通り殺人鬼と女子高生が入れ替わるホラーコメディ。君の名は。が大好きな僕にはこの定番な入れ替わりドラマは結構好み。
それに加えてか弱い女の子が殺人鬼と入れ替わるという斬新な設定は鑑賞前からとてもワクワクしていた。
ただ率直な感想としては物足りなさは感じた。
女子が男子に、男子が女子に入れ替わる事で身体的な部分をはじめ互いには普段持っていない物をイジリ、そして見た目はおっさんのブッチャーが中身は女子高生ということで可愛らしい演技をするコメディ部分はそれなりに面白いがこういうコメディら目新しさはなくある程度ストーリーが進むと飽きてしまう。
個人的にはむしろK.ニュートン演じるミリーが見た目は女子高生だが中身は殺人鬼という部分に惹かれ彼女がどんどん殺人を行なっていく姿を期待してたのがそちらのシーンは少なく迫力にもかける。
ホラー要素の部分も薄くあまり怖さや驚き、緊張感もなく淡々と物語は進んでいく。
よくいえば安心感があって見られるが期待し過ぎたせいなのか全体的に物足りなかったかな。
もっと殺人鬼ミリーを見たかった…
ただK.ニュートンはとにかく美しくてその美貌だけでも見る価値有り。名探偵ピカチュウで彼女の存在を強く認識たが今回もさらに美しさを増しており今後も彼女の作品がとても楽しみである。
作中ではキャラ設定上ブスイジリされてたがとても違和感を覚えた。
【"ワンアイディアコメディ・・じゃなかった青春ホラー。自分の弱さを克服する為に奮闘する女子高生の成長物語でもある。】
- ミリーを演じたキャスリン・ニュートンと連続殺人鬼ブッチャーを演じたヴィンス・ヴォーンの入れ替わり振りが、面白い。
ミリーはブッチャーと身体が入れ替わった後、おどおどした感が無くなり(そりゃそうだ!)皆が振り向く目付きの鋭い美人になるし、ミリーの心が入ったブッチャーの女性の数々の仕草に脳内で、クスクス笑う・・。-
■感想
・冒頭で、ブッチャーの大量殺人鬼としての凶悪さをキチンと描いている所が、その後の奇想天外な展開を効果的にしている。
・妖刀、”ラ・ドーラ”によりブッチャーにミリーが殺された!かと思いきや・・。
ー ”12時間以内に・・”というタイムサスペンスの要素も組み込まれ・・。それにしても、ブッチャーが殺人鬼として生き返ったのは、妖刀の影響だよね?ー
・序盤、良く遅刻するミリーが、秘かに想いを寄せている男子の一言。
"時計は5分、進めておけ!いつか、助かる日が来る。"
この言葉が、最後半に効いてくる・・。
- 分かりやすいけれど、上手いなあ。-
・ミリーであるブッチャー(めんどくさいなあ・・)と、ミリーの憧れの男の子の車の中での、口づけ・・。
<父の死や、母のアルコール依存や、婦人警官として、バリバリ働く姉の姿等により、自信の無い人生を送って来た女子高生ミリーの、起死回生の殺人鬼との入れ替わり復元だけでなく、人間性成長を描いた青春ホラームービーである。>
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