ザ・スイッチのレビュー・感想・評価
全183件中、181~183件目を表示
安心感はあるが
予告で歌ってる通り殺人鬼と女子高生が入れ替わるホラーコメディ。君の名は。が大好きな僕にはこの定番な入れ替わりドラマは結構好み。
それに加えてか弱い女の子が殺人鬼と入れ替わるという斬新な設定は鑑賞前からとてもワクワクしていた。
ただ率直な感想としては物足りなさは感じた。
女子が男子に、男子が女子に入れ替わる事で身体的な部分をはじめ互いには普段持っていない物をイジリ、そして見た目はおっさんのブッチャーが中身は女子高生ということで可愛らしい演技をするコメディ部分はそれなりに面白いがこういうコメディら目新しさはなくある程度ストーリーが進むと飽きてしまう。
個人的にはむしろK.ニュートン演じるミリーが見た目は女子高生だが中身は殺人鬼という部分に惹かれ彼女がどんどん殺人を行なっていく姿を期待してたのがそちらのシーンは少なく迫力にもかける。
ホラー要素の部分も薄くあまり怖さや驚き、緊張感もなく淡々と物語は進んでいく。
よくいえば安心感があって見られるが期待し過ぎたせいなのか全体的に物足りなかったかな。
もっと殺人鬼ミリーを見たかった…
ただK.ニュートンはとにかく美しくてその美貌だけでも見る価値有り。名探偵ピカチュウで彼女の存在を強く認識たが今回もさらに美しさを増しており今後も彼女の作品がとても楽しみである。
作中ではキャラ設定上ブスイジリされてたがとても違和感を覚えた。
【"ワンアイディアコメディ・・じゃなかった青春ホラー。自分の弱さを克服する為に奮闘する女子高生の成長物語でもある。】
- ミリーを演じたキャスリン・ニュートンと連続殺人鬼ブッチャーを演じたヴィンス・ヴォーンの入れ替わり振りが、面白い。
ミリーはブッチャーと身体が入れ替わった後、おどおどした感が無くなり(そりゃそうだ!)皆が振り向く目付きの鋭い美人になるし、ミリーの心が入ったブッチャーの女性の数々の仕草に脳内で、クスクス笑う・・。-
■感想
・冒頭で、ブッチャーの大量殺人鬼としての凶悪さをキチンと描いている所が、その後の奇想天外な展開を効果的にしている。
・妖刀、”ラ・ドーラ”によりブッチャーにミリーが殺された!かと思いきや・・。
ー ”12時間以内に・・”というタイムサスペンスの要素も組み込まれ・・。それにしても、ブッチャーが殺人鬼として生き返ったのは、妖刀の影響だよね?ー
・序盤、良く遅刻するミリーが、秘かに想いを寄せている男子の一言。
"時計は5分、進めておけ!いつか、助かる日が来る。"
この言葉が、最後半に効いてくる・・。
- 分かりやすいけれど、上手いなあ。-
・ミリーであるブッチャー(めんどくさいなあ・・)と、ミリーの憧れの男の子の車の中での、口づけ・・。
<父の死や、母のアルコール依存や、婦人警官として、バリバリ働く姉の姿等により、自信の無い人生を送って来た女子高生ミリーの、起死回生の殺人鬼との入れ替わり復元だけでなく、人間性成長を描いた青春ホラームービーである。>
全183件中、181~183件目を表示