「ありがちなプロットにひとひねり」ザ・スイッチ フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
ありがちなプロットにひとひねり
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中年男の殺人鬼と女子高生の心が入れ替わり、24時間以内に元に戻せるかというありがちなプロット。
序盤はホラーで進むが入れ替わり後のテイストの転換で思ったよりも面白くなっていく。
見た目は中年男で心が女子高生というコメディ要素、崩壊しかけた家族が絆を取り戻すハートウォーミング要素は十分想定していたが、そこに間接的な復讐劇要素が出てきたのが○。
いじめられっ子だった主人公に代わり、心が入れ替わった殺人鬼が意図せずに嫌な奴ら「だけ」を殺しまくる。
これにより、なぜか殺人鬼の行動にストレスを感じず、更には殺される人間とそうではない人間がはっきりわかるようになり妙な安心感が。
1つ減点は映画製作の都合かもしれないが、主人公のブロンド美女がいじめられっ子に見えない点。
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