「香港画 子供達が戦っている日常…」香港画 こたさんの映画レビュー(感想・評価)
香港画 子供達が戦っている日常…
学校のどんな道徳授業より この映画・ドキュメンタリーを1本みてもらう方が
どれほど良いかと思います。 28分は一瞬に感じますが 「百聞は一見に如かず」です。
劇場で見て、監督、プロデューサーさん、香港の実際に映画に出演している方々のお話も
聞くことができました。 何よりも、自分の認識が甘かった…。最前線で血を流しているのは
大学生や中学生。劇中には15歳の少年もいます。
今、日本にいる香港人の多くの人達は日本語を話してくれます。Twitterやインスタグラムも日本語で発信してくれます。
もし同じ様な立場で 日本から香港に行ったなら、自分も広東語を必死で覚え、同じ様に訴えるでしょう。。。
でも自分の訴え、仲間の訴えを聞いてもらえる様にと 必死に他国(日本語)の言葉を勉強していても自分たちの活動が広がらなければ そんな状況は一体どれ程苦しいのだろう…と。
本当ならば 怒りで叫び出したい気持ちや、泣き出したい程の悔しさがわかるのです。。。
そんな色々な想いがギュッと凝縮された映画。
それでも、自分たちが出来る事を必死に探して 日本や海外から香港の事を発信している彼らには 生ぬるく生きている事が恥ずかしくなります。
そもそもこの平和的な民主化デモを、暴力沙汰にけしかけたのは某国と親中派議員などですね…。
今 現在だって 香港で逮捕される人々がいる危険な中、現地に向かいこの作品を制作した監督やスタッフ皆さんに感謝いたします。
そして誇り高い香港人・香港を応援されている方々、絶対諦めないで。頑張れ!
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