劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリアのレビュー・感想・評価
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コンテンツビジネス
ご存知の通り色々と物議を醸す作品の一つであるものの、KADOKAWAにとっては売れ筋人気コンテンツの一つです。原作からTVアニメが数シリーズ放送、ファンも多く今作も良い線行きそうな予感ですが、鑑賞して思ったのは、やはりKADOKAWA作品なんだなと。
まず作品自体はマズマズ良く出来てると思います。まァ細部チョッと疑問に思う節や、掛け合いなどの不自然が散見されるものの問題と言う程ではないし、それにこの物語の最初の舞台・アインクラッドからの視点替えリメイクのため、説明不足がありますが全くの一見さんでも問題なく楽しめるでしょう。
初作をアスナ目線から再構成し、その際に新キャラ・ミトを新規挿入、2012年第1期のテレビアニメ版とは展開こそ同じですが内容がブラッシュアップ?された様な案配です。なので本作をもう一度最初から楽しもうという初期ファンにも居るのではないでしょうか。
個人的には可もなく不可もなく、コレと言ってココが凄い!って程の印象深さがある訳ではなく無難。要はいつもの“SAO”と言いましょうか。
かと言って決して平凡では無く、人に聞かれれば普通に面白かったデスよ、と言えるかと思います。ただ今作もまた『ゲーム内死亡がリアルの死亡と直結、既に2千人以上が犠牲に』のクダリがどうしても解せないのは初作と同じで、ソレはサラッと流した方が良いのでしょう。
一方根っからのファンの中には、あまり快く受け入れられない人が存在するのも事実ではないでしょうか。その辺りは気持ちの問題なのでどうする事も出来ませんが、個人的にも今作には古参と新参のファン派閥を呼びかねない危うさもあると思ってます。
ソコに、面白い人気のコンテンツを続々提供し、沢山の人に楽しんでもらいたい旨のサービス精神があるのか、単に儲かるコンテンツを焼き直して使いまわし、擦り減らしつつも利益を獲得したい野望があるのかは定かではありません。
その古参にとっても“再起動”作品でありつつ過去作とは違う要素や流れ、節々のアップデートに対する受止めは様々と思いますが、賛否や如何に? 気になる所ではありますが、個人的にはやはりモヤッとした感が無きにしも非ずです。
前作のオーディナル・スケールがイマイチだったこともあり、今作はそれ程期待してた作品ではありませんでした。そんな敷居の低さから若干緩く評価できたのかも知れませんが、OVAと言う手法にコメたKADOKAWAの商売を微妙に思う部分を差し引いています。
12ch
IMAX日本史上初の12chとの触れ込みに興味を持ちIMAXを初視聴。
近場にTHX対応の映画館もあるんだけど、そこではSAOの上映自体が無かったんだよね、残念。
映画を見た感想は、まぁ面白かったし音も良かった。及第点の5点。
ただ、IMAXの立体音響については、あまりこの映画は向いていなかったのかなぁと。
音は間違いなく良かったんだけど、例えるならスピーカーをガンガン鳴らしウーハーをきかせてロックを聴くような感じ。折角の奥行きのある立体音響なので、オーケストラこそが聞きたかった。
アスナとキリトに焦点が当たるので、最大の見せ場である筈のレイド戦でも少々間延びした感が否めない。
音だけなら本編前のデモが一番良かった。勿論、IMAXの魅力を最大限にアピールする為に作られたデモなのだから音が良いのは当然なんだけど、それでも飛行機が前から後ろに抜けて行く疾走感。それがあればまだ音が映えたのでは無いかなと思う。
確かにあの画面の中に自分が居るような没入感はあったが、IMAXの強みはそこでは無いように思う。史上初の12chを謳うには少々物足りない。
内容について、他のレビューでアニメの延長線との指摘を散見するが、本作品に限らずストーリーの一部を切り取って映画で作る作品が増えている様に思える。
それらの作品を家で見て、さすがの映画クオリティと感心はするが、映画館で見てこそ!と言った特別感は少なく感じる。
テレビシリーズの完結編、エンディングを映画で!なら視聴後に余韻が残るが、テレビシリーズを切り取って映画でやるのはどうなのか。
起承転結があってこそ。やはり結びが弱いと作品としてのカタルシスを得る事は難しい。
そう言う意味でも本映画は面白くはあったが少々物足りなさも感じた。
アインクラッド編の導入をアスナ視点で描くのは良かった。お嬢様のアスナが何故SAOをプレイしたのか、その導入を掘り下げ、攻略へ傾倒する部分を新キャラとの絡みで動機付けるのは手法としては解かりやすいし有りだと思う。
小4の子供と一緒に観る事にしたので、予習をしたいとの事で前日にテレビシリーズを駆け足で途中まで見たので細かい差異を比較できた。
色々と違うとこがあったと子供も言っていたが、違う世界線としてみれば問題はない範囲。その点は特にマイナスには感じないが、肝心の部分の心理描写が弱くはあるのでもうちょっと解かり易く演出するなり掘り下げるなりしても良かったのかなぁとは思う。
ちなみに、キリトはさすが主人公だったねと子供に言ったら、主人公はアスナだったよ。
でもキリトも格好良くなかった?と重ねて聞いたら、キリトは呪術廻戦の五条さん枠。キリトは虎杖にはなれないよねとの仰せ。納得でした。
アスナ視点の成長譚
原作は未読、アニメと劇場版のオーディナルスケールまでは全て観てます。
あらすじとかも調べないまま観たのですが、アスナ視点でのソードアート・オンライン発売〜1層攻略までを描いたという感じでしょうか。
そもそもアスナはなぜソードアート・オンラインを始めて、序盤は何をしていたのか。
この世界からログアウト出来ないと知ったとき、何を感じ何をしたのか。
このようなことは気になっていたので、今作を通して知ることができて満足です。
そして、それらに新キャラのミトという人物が関わっており、支え・支えられながら成長していく様子はとても良かったです。
ただ、正直終盤はあまり真新しいことが無かったのは残念。
ミトについての深堀りと再開後のエピソードをもっとして欲しかったなと感じます。
パーティー離脱による別れは、ミト自身の心の弱さとその後の後悔という点でとても良いシーンだと思ったので、再会シーン、戦闘後のシーンはもっと感動的なものに出来たのではないかと…。
(ミトって完全にアニオリキャラらしいので原作改変という目線からすると仕方ないのかもしれないですが。)
後半の失速感は正直ありましたが、サイドストーリーをやってくれるのは嬉しいので次回も楽しみです。
あ、あとアスナがどのような経緯で血盟騎士団へ入団し副団長にまで上り詰めたのかも気になるのでいつか映像化してほしいな、なんて思っています。
「映画は一番好きなエンターテイメント」
今年81本目。
1週間映画行ってなかったので、ちょっと行ってみたらこれが面白すぎる。映画は一番好きなエンターテイメントです。作品はかなりの人気作なので触りだけ、仮想世界のゲームに入ってどうなるかですね。
いつも自分がこのゲームに入った時どうするか考えます。もちろんクリアーを目指すんですが、自分の命を投げ打ってでも仲間を助けられるか、そこを現実世界でも実践できるように生きて行きたいです。
今作はアスナ視点で初まりの物語
映画なので展開が少し早いけどSAO初見って人にはついて行きにくいかもしれない、終わってみれば充分か。既に何年も演じた松岡君のキリトの演技が余りにも初々しく声優って凄いなって思った。これアスナ萌えアニメじゃなくてキリト萌えアニメやんwアクションを派手に魅せる為に無駄なアクションをし過ぎとは思ったが演出的に見栄えは良くなる。ただ早くて何やってるのか判らないのでスローをもう少し増やすと良かったと思う。新キャラのミトが一見自分本位のクズに見えるけどラストでそうじゃ無かった事が解るのでちゃんと見て欲しい所です(結果としてそう見えただけだし)。1stのメインキャラは皆出ててるのでクスリw所かな
【オモバレ】原作未修も原作ファンもアンチアスナも楽しめる作品
★ネタバレは極力避け、オモバレしまくるレビューです★
コミカライズ、アニメ(以下、原作と表記)ファンでアスナ推しなのでだいぶ贔屓の入る長文レビューですが、鑑賞悩んでいる方にご参考になれば幸いです。みてほしいので笑笑
2周した感想です。
まず、原作未修の友人は面白かったし、次回作も観たいと楽しめたようです。
お子さんも小学生以上なら身近なゲーム世界の話だし、楽しめると思います。
友人には、オーディナルスケールより好感触だったような?
作品が更に磨かれて迫力のバトルシーンに風景の映像美、作画、演出もよかった。
作画といえば、キャラデザ担当の方が変更になり、キービジュアル観た時は絵が気に入らなかったらどうしようと不安でしたが、杞憂です!
次に原作ファンの方は、違いや同じ部分を楽しめたら間違いなく満足いくかと。
ココは原作表現が良かったな〜、この部分は劇場版がいい!このモンスターココで出てくるとは。など散りばめられています。
制作チームの方々の努力とセンスに脱帽。
特にキリトとアスナの出会いのシーンのキリトの年相応感や、アスナへの接し方がコミュ障な14歳ぽくてキリトを好きになれました笑笑
また、オモバレネタとしては、茅場登場シーンの広場のプレイヤーが映る場面は、目を凝らしてください!!
わたしは2周目で全員見つけました。
アンチアスナの方もアスナ視点だから観ないということなら、勿体ないです。
キリトラブ!な場面があるわけでもないし、前述に加え、新キャラのミトも魅力的!
川原先生がおっしゃる通り、アニメ版にはただ画面に映り込んでなかっただけ?くらいの融合感あります(映画観賞後にアニメ見直しました)。
是非、連載は続いているのでどこか本編で出てきてほしいなあ。
最後に。アルゴの演出がにくかった〜!!笑笑
あれでアルゴ未出演でモヤつく方もスッキリするかも?
アインクラッド編がダントツ一番好きなので、続編が待ち遠しいです。
全ていちファンの個人的見解ですので、あしからず。。
焦点によって評価がわかれると思います
原作読んでる者です。
私個人の感想ですが、終始ミトをノイズに感じてました。
映画の構造上、SAO初心者も観るため、わかりやすく・感情移入しやすくストーリーを改変しないといけません。今回その重要な役割を担っているのがミトです。
彼女の立ち回りにより、主人公アスナの立場・感情・成長を観客にわかりやすく伝えています。
原作読んでない人や改変ウェルカムな人は問題ないです。
しかし、原作通りに話を進めてほしい人は、キリトとの絡みに歪みが出てしまっているため、十分な満足はできないと思います。
映画内の初めての出会いはあのモンスターによって容易に想像できてしまいますし、ボス戦ではいらん描写が多かったと感じました。
客層を狭めて、コアなファン向けの攻めた内容にしてほしかったです。(商売上、難しいとは理解してますが…)
ただ、ミトがいることにより、キリトのベータ時代の凄さ・異性慣れしてない描写を入れることができたので、その点は良かったと思います。
上記踏まえて、私は気になっているなら観たほうがいいと思います。ただ、原作厨の人は割引日に行ったほうが気持ちよく観れると思います。
映画の趣旨とは違いますが、私はコートオブミッドナイトを装備するあたりが好きです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
高クオリティでよく纏まっていた。アスナが好きになれた。
SAOのシリーズはアインクラッド編の原作から何度も読んでいるが、アリシゼーションの辺りから話が複雑化してついていけなくなり、今はただプログレッシブの続刊を心待ちにしている。そうした中で、アインクラッド編を丁寧に描く劇場作品が公開されたので、勇んで見に行った。
見どころとしては、アスナの刺突剣による剣技が流麗に動いていてよかった。中盤以降のアスナの表情は、死を目前にして覚悟が決まったような感じがあり、鬼気迫っていてすばらしい。過酷な死闘を繰り広げるアインクラッド編は、いまも根強い人気のあるデスゲームものの傑作だということを思い出させてくれる。
じつは、アスナというヒロインのキャラクター性について、これまで苦手意識を持っていた。それは原作やゲームなどで、いかにも作者の思い通りのご都合主義的な女性像だという感じがして、メディアミックスがあれほどされてもいまいち好きになれなかったが、10年を経て公開された今作でようやく血が通い、筋の通ったキャラクターになったと感じた。
同様に、新キャラクターの作中の行動も、人間味があって「実際に居そう」だと思った。
過酷な世界を生き抜こうとする女の子を描くという点で、こういう塩梅が巧みだった。続編も見たい。
劇場版の必要なし、OVAでいいよ 公開2日目にいったけど一番広いス...
劇場版の必要なし、OVAでいいよ
公開2日目にいったけど一番広いスクリーンに20人位しかいなかった
期待通り、控えめに言って最高!
私の一番好きなアニメがSAOだということもあり、この映画は兼ねてから追っていました。通常は公開されてからしばらく待って配信が始まるまで待つのですが、今回ばかりはせっかくだからと映画館で観ました。
私が計画して本格的に映画館へまで観に行ったのは今作が初めてだと思います。
内容については期待通りで、最高でした。声優さんたちやスタッフさんたちもTVアニメの作中の該当時期放送からかなり経っていますが、まったく違和感がありませんでした。すごいとしか言いようがありません。
これが書き下ろしだったりしたら普通に星5はいっていたと思います。先が分かっていたというだけでここまで違うものなのですね。(特にアスナが絶対に死なないという事実が邪魔でした…)でも、このシチュエーションでこれ以上の評価は自分のなかではないと思います。
SAOの中で一番好きなキャラクターがアスナということもあり、本作の公開はとても嬉しかったです。TVアニメを復習してきたわけではありませんが、ストーリーの細部がちゃんと映画とTVアニメとで繋がっている(一部を除き)のが感じられて、よく練り上げられていると思いました。
アスナがキリトからパンのクリームを初めて塗って食べた反応や風呂のくだりは流石に笑いました。
来場者特典もらいたかった泣
(夜だったので配布が終わっていました。)
次回作が待てません!
普通に面白い!アスナカッコ良い!
アスナのカッコ良さにしびれました。
シーズン1だけ見てる人でも面白いと思う!
キリトに出会うシーンの、
キリトのカッコ良さ!あんなタイミングで、
ああ登場されたら、誰でも惚れるでしょう。
ファンも満足いく作品ではないかなと思います
原作は未読。アニメ&劇場版はリアルタイムで追っかけてます。
私が観に行った劇場が良い館(よくある1〜10迄の大きさの違うスクリーンで音質もそれぞれ違う)で観れたのもあって、音質はとても良かったと思います。茅場の声など頭の上からキチンと聞こえたし、フロアボス登場時の雄叫びなど低音ガンガンで肌にビリビリきて迫力あったし楽しめました。
観るなら音質の良い劇場&良い席がお勧めです。
初体験
SAOを初めて見たものです。
見終わった後に色々調べると原作第一話のリブート版なんですね。
だからなのか初心者でもすんなりと物語に入っていけました。
SAOってこんなに面白いんだというのが正直な感想です。
本当にすごかった。
極限状態に追い詰められた人間の成長や覚醒が丁寧に描かれていてアスナにすんなりと感情移入できました。
最後のボス戦の映像も大迫力でこれはIMAXで見たいと思いました。
多分また見に行きます。
それにしてもミトが途中で見捨てる所はもう「マジかこいつ」って感じでした。
アスナはモンスターのレアキャラを捕まえにいったことに引っかかってましたが、個人的にはそこよりもその後アスナが死にそうになった時にパーティーを解除したことの方に引っかかっていたのでそこは違うかなとも思いました。
でも、アスナがそれでいいならOKなんですかね。
第二弾の映画がとても楽しみになりました。
【余談】
僕の好きなアイドルがSAOのキリト君を推してると色んなところで公言していたのですが、今回映画を見て「そりゃ推すな」と思いました。
キリト君かっこいい。
新分岐ルート
SAOシリーズは第1期を完走したてのにわかです。世界観、戦闘シーンと魅力的なものが詰め込まれていました。
そのため、今作の作りは画期的にも見えて、初見さんに優しい作りになっているなと思いました。
キービジュアル的に今回の主役はアスナです。1期の1話2話を色濃く描くという点では、キリトと違う視点で観れてとても良かったです。アスナの日常、新キャラのミスミなど新要素もありましたが、自分としては引っ掛かりなく観れました。
ソードアートオンラインの世界に来てからの戦闘も迫力満載で、少しテンポが悪いところもあったけれど、突き刺したり、斧を振り回したりする戦闘スタイルは見応え抜群でした。
女子耐性のないキリトさんのモジモジ具合はとても可愛かったです。こういう新たな掘り出しをしていくのもいいアイデアだなと思いました。
アニメシリーズに忠実に沿った流れで物語は進んでいくので、観たことあるシーンがほぼそのままだったりしたのはうーんと思いましたが、物語の整合性を考えると仕方なしという感じです。
最後の戦闘シーン、キリトさんの無双感も良かったですが、アスナの虎視眈々と仕留めていくのも非常にカッコよくてありだなと思いました。
最後2人が新たな層へと歩き出すところで終わりますが、アニメ版を更に丁寧に描いており、観やすかったので個人的にはとても好印象です。逆に言うとスケールは小さかったかなと思います。
続編は来年公開という事なので、楽しみに待っています。
鑑賞日 10/31
鑑賞時間 16:40〜18:30
座席 H-11
一部の酷評にあるほど悪くはない
第一層ボスまでを2時間で、と「え?それだけ」と内容不足に不平が出るのも仕方ない気がしますが、これを見てSAO一期を見直してここはああなってたのかと懐かしむには良い作品だったのかなぁと思います。
アスナの裸が…というレビューで期待してましたが着替えとお風呂シーンだけでみんな大好きえっちシーンはないですよ。
原作未読です。
アスナ視点だけと言う知識で観に行きました。感想は正直難しいですね。TVアニメでも良かったのかなー?と個人的には思いました。前回のオリジナルストーリーのは結構面白かったので、劇場版はオリジナルストーリーが良いのかも、と思いました。SAOは好きなのでどんな形でも嬉しいのは嬉しいんですがね。
「ミトとはいったい何者なのか?」
映画を観終わってから、このことについてずっと考えていました。
私なりの見解は、アスナの導き手&介錯という目に見える役割のほかに、キリトとの対比という側面も感じられました(明確な描写はありませんでしたが・・・)。それが多分、ボス戦後にミトではなくキリトと共に歩き出したアスナの心情の理由付けだと考えています。
最後のシーン。原作ではキリトが1人で転移門のアクティベートに向かい、アスナは螺旋階段に戻って行くという幕引きでしたが、今作では2人が別れることなく、そのまま主街地まで歩き出して終わります。次回作は『冥き夕闇のスケルツォ』みたいですが、もし原作2、3巻分のエピソードが放映されなかった場合は、キリトとアスナの親密度という点で今作とつながりが生まれにくくなるという判断からでしょうか・・・。原作全巻分、ぜひテレビなどで放映してほしいですが。。。
欲を言えば、「ミトが、トラップにかかっている瀕死のパーティを見捨てる選択をしたことの対比として、キリトは助ける選択をした」などの、キリトとミトを分かりやすく差別化するようなシーンもあったら、より共感出来て嬉しかったです。
それと、「オレ知ってる!!」でおなじみALSのジョー氏は"あの人"だったんですね・・・
すべてはここから始まる
テレビでSAO第1話が放送されたのは2009年7月8日。初回放送時からすべてリアルタイム(録画だが)で観てきた。
今回の映画は、原作者の川原礫さんがリブートした『ソードアート・オンライン プログレッシブ001』に収録されている同名タイトルのアニメ化作品だ。アスナが主役のためキリトはなかなか登場せず、キリトファンはイライラするかもしれない。そして原作にはないミトというキャラクターがキーパーソンとして登場する。この設定はどうなんだろうと思いながら観ていたが、最後まで違和感はなかった。なかなか見事な脚色だと思う。
そして音楽。梶浦由記さんの手がけた音楽は、聴くだけで胸が熱くなる。
シリーズ最初の作品として再構成され丁寧に作られているので、これまでにSAOを観たことがなくても大丈夫。むしろそういう人にこそ観てほしい映画だった。
バトルシーンが多め
ソードアート・オンライン(SAO)のアニメは1期、2期、3期、オーディナル・スケールと全て観ています。
1期の序盤を小説で詳細に描いたのがプログレッシブ。
それを映像化し、映画にしたのが今作です。
1期は過去に何度も繰り返し観ました。
だから当然今作の途中からは分かりました。
ただ、その分違いが多く、驚きが多かったです。
アニメ版ソードアート・オンライン1期のファンこそ、観るべきだと思う。
シリアスなバトルシーンが多く、真剣な内容だった。
結城明日奈(ユウキアスナ)が血盟騎士団へ入るまでに様々な出来事が本当はあったと分かりました。
今作は短いながらも結城明日奈の成長が感じられた。
アインクラッドの最初の街登場シーンのBGM。
感動的BGMだったが、よくアニメで知っているシーンだった。
知っていたが、感動した。何故か。鳥肌が立つような。
作画・BGMは最近の映画らしく、非常に良かった。
ソードアート・オンラインの1期のポイント。
それは仮想世界でのヒットポイントが無くなれば、リアルで死んでしまうという話。
SAO世界には他のナーブギアを使用するソフトがあったりして、普通は死なないように出来ている感じだった。
だから、ゲーム(遊び)であってもこれはお遊び(ゲーム)ではない、という発言が重要になる。
普通のゲームソフトというのはただの遊びだ。
だから、ここに登場してきた数千人のプレイヤーらは最初、お遊びだと思って仮想世界へ入ってきた。
最初はナーブギアを新しく購入し、装着し、仮想世界へログインし、ただ単に遊ぶためだけに仮想世界へやってきたのが数千人。
だから、結城明日奈とミトが序盤にログアウトしようとしても出来なかったのがまさに異常事態だった。
普通ならログアウトボタンがあるからだ。
ログアウトボタンが無ければ、あの仮想世界からリアルへ戻れない。
だから2人とも焦っていた。
だから、他の人達もかなり焦っていた。
早くクリアしないと、と。
キリトのシーンが描かれていないが、キリトの部屋のアイテムがあの仮想世界としてはかなり豪華だったので、ゲームが開始した直後にかなり動いていたはず。
まぁ、Lvが上がってなければ今作のBossは倒せなかったから当たり前だが。
興味深いのはミト。
成績は学年TOP。
そしてGame Centerで多分1位の実力を持つ。
結城明日奈は学年2位だった。
だが、ゲーム対決では結城明日奈の方が下手だったようだ。
結城明日奈はSAO1,2,3期でかなり活躍する実力があった。
これらからミトはかなりSAO世界で実力がある。
しかし、アニメでは一切出てこなかった。
ラノベ観てないから今後は知らないが、続きは気になる。
結城明日奈がピンチになるシーンがあった。
アスナファンは焦る。
アニメSAO1,2,3期に結城明日奈が出ていた。
結城明日奈は血盟騎士団に入り、かなり実力がある感じだった。
だが、今作の映画劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリアを観て考えが変わった。
結城明日奈は本当は一番最初、普通のプレイヤーだったからだ。
当たり前と言えば当たり前だが、最初はみんな何も分からない。
ミトが結城明日奈へLectureし、結城明日奈は成長していった。
ソードアート・オンラインファンほど、衝撃が大きい内容だ。
だから、結城明日奈という女性は案外、努力派だったんだなと思った。
SAO2期では結城明日奈の家庭が登場し、学校の成績などが話題になった。
今作でもそれが取り上げられていて、結城明日奈の裏事情がよく分かった。
今作を観てから1期や2期をまた観ても新しい発見があるのかも知れない。
ゲーム(遊び)であってもこれはお遊び(ゲーム)ではない、というのはライフポイントの事で、敵モンスターにやられてしまえばアウト。
普通、仮想世界ならば平気なはずが、デッド。
だから、結城明日奈達は必死にモンスターと戦っていた。
ここを知っているか知らないかでかなり変わる。
1期を知っていれば分かるが、何故、キリト達が急いで攻略しようとしていたのか。
それはリアルの身体があって、早く戻らないと危険があると考えたからだ。
説明が少ないので分かりにくいが、そこも緊迫感を与えている。
キリト達はβテストプレイヤーだった。
この辺は実際のパソコンのネットワークゲームを知っている人達でないと分からないだろう。
無い場合が多いが、αテスト→βテスト→サービス開始、という流れ。
今作の大勢のプレイヤーらと結城明日奈は、サービス開始時に参加した。
キリトとミトなどの極少数はβテストに参加していた。
一番最初のキリトとミトのシーンはβテストラストのシーン。
βテストと本サービスとで大きな違いは無かったようだ。
既に先行してβテストに参加していたキリトとミト、エギルなどは本サービスで一気に進める事ができた。
エギルはβテストに参加していた人達の作った序盤の手引本を大勢に配っていた。
その後、道具屋のようなのをやっていたので、他プレイヤーの底上げを狙っていたようだ。
実力からすればキリト達と共に戦えたはずだ。
結城明日奈が入浴したが、何日も入れなかったからかなりはしゃいでいた。
一見するとただのちょっとした良い部屋だ。
だが、SAOの世界ではあのような部屋を構築するのに多額の費用がかかる。
キリト達は攻略組だった。
だから、多くのプレイヤーらよりもかなり高レベル。
今作のBossはそれら精鋭のPTでも、大苦戦していた。
その意味で1期を知っていても緊迫感を得られた。
途中、複数人でBossを攻撃していると範囲攻撃が来る、という話が出た。
普通のBossならば、大勢で戦うのがセオリー。
だが、それが通用しない。
しかも、アニメ1期には無かった気がする。スタン痺れ効果。
Bossの範囲攻撃で大勢痺れていた。
あの状態では一歩も歩けない。当然、回避不可状態で危険。
それはアニメ2期の痺れ薬事件で明らかだ。
そこでスイッチ技を駆使してBoss相手に1-2人ぐらいで戦う戦法を取っていた。
結城明日奈が助かった直後、キリトが回復ポーションを大量に渡した。
今作のBoss戦からするとレアアイテム。
キリトの優しさが伺える。
結城明日奈はダンジョンで3日間もモンスターと戦い、レベル上げをしていた。
当たらなければ回復ポーションはいらないと。
モンスターを撃破すればゲーム内通貨は入手できる。
だから、戻る事はできた。
キリトは戻った方が良いと言った。
結城明日奈が街へ一度も戻らなかった理由は一刻も早くレベル上げをしたかったからだ。
転移結晶という街へ戻れるレアアイテムがまだ無い頃。
無茶な戦い方な結城明日奈だった。
しかもソロ狩り。
回復アイテムが1つも無い。転移結晶も無い。ソロ狩り。回復Magicもない。
回復手段が1つも無いので、少しでもミスしてライフポイントが減っていけばピンチに陥る。
ミトがレアアイテムのレイピアをGETした。
確か、アスナへキリトがそこそこ強いレイピアを渡していた。
Boss戦でミトのレアアイテムを結城明日奈がGET。
この事からミトのレアレイピアはかなり強力なレイピアだったはず。
キリトの戦利品より強い。
案外影響が大きかったかも知れない。
ミトはゲームセンターでかなりの手練だった。
仮想世界でミトより強いキリトはリアルでもかなりやる方なのかと思った。
声優陣は何ら違和感が無かった。
来年の新作SAO映画も観ます。
全126件中、61~80件目を表示