達人 THE MASTERのレビュー・感想・評価

記憶喪失の謎の男と暮らすことになった資産家の孤独な娘とセクシーな家政婦とのコメディ調から始まり４５分後に記憶が戻ってからのサスペンスというかゾンビキャラの殺し屋登場によるホラー調の展開、主役は芸人なので学芸会レベル、自分は何かの達人と言っているが何の達人か分からず興味を繋ぎます、まるでインドのコブラつかいのようなクライマックス、笛の達人だったのか？劇中で主人公の何度か吹くLet It Be、何とかなるさがテーマなのかな、エンディングの主題歌を歌うのは監督の奥さんの遠藤久美子、これまたLet It Beのパクリの様なメロディでしたね。迫る悪党一味、一巻の終わりかと思ったら曖昧なままハッピーエンド、かと思ったらエンドクレジットあとの殺し屋のカット、続編狙い？　ひねりはあるもののチープな謎めいたストーリー展開なので当惑・・。

家族のいない独りぼっちのお嬢様と、記憶を無くした自称何かの達人が交流する話。

住み込み家政婦が誤って2階から落とした鉢植えが当たり記憶を無くした達人を、何の為に訪問してきたかもわからないけれど、とりあえず記憶が戻るまで住まわせることになり巻き起こるストーリー。
といってもまあストーリーらしいストーリーはないけれどw

大笑いはないものの小笑いを誘う小ネタの数々に、ほんのり見え隠れするサスペンスという展開で、中盤までは良かったのだけれど、茶番バトルとか妙なシリアスさとかイマイチパッとせず。最後まで小ネタを交えた方が良かったのでは？

エンディング曲だけじゃオチが弱いっす。