劇場公開日 2023年5月26日

トップをねらえ!のレビュー・感想・評価

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4.0ガンバスター

2023年6月19日
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前後編纏めてレビュー
宇宙に女子高生にロボにスポ根と珍しい組み合わせ お姉様、コーチのくだりがエースをねらえ、ぽいなと思ってしまいました エンダーのゲームにも似てるような 中々本格的な科学論展開 絵はさすがに古臭いですが、面白かったです
まさかの岡田斗司夫!

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ゆう

2.0科学講座必要だろ!

2023年5月31日
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大画面で觀れたのはとても良し。でもやはりトップをねらえ科学講座は無かった。たいした尺じゃ無いのに物凄く違和感。本編に挟まる科学講座もトップをねらえという作品を構成するひとつだと思います。当時科学講座がとても良い閑話休題であり、重要な情報補完でした。コーチとお姉さまの男と女のラブゲームが聞けなかった損失間大きいです。

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ばるすパパ

4.0今見ても本当に感慨深い

2021年1月16日
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鑑賞方法:映画館

2021年の今、スクリーンで「トップ」しかもOVA版を観れるとは思いもしませんでした。
時代を感じる部分も所々ありますが、やはりとんでもなく面白い。
特撮やSFなど随所に散りばめられたオマージュにパロディ、トリプルノリコや端々に映り込む小物などにも本当にこだわりを見て取れます。
監督を始めスタッフの熱量が、画面からすごい滲み出ている作品なんですね。
演出とともに劇盤も物凄く熱く、相乗効果的にどんどん胸が熱くなってくるんですよ。
特に「ガンバスター」は本当に最高。
設定や入口は緩めなスポ根風味ですが、後半からかなりシリアスな展開に急に持っていくためメリハリがあります。
最終回近くの絶望感はより緊張感を増していき、迎えたラストシーンは今見ても本当に感慨深い。
こういった作品が劇場で観れる機会が、もっともっと増えれば良いなぁと心から思いました。
こんな大変な時だからこそ、上映してくれて本当にありがとう。元気をもらえました。

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白波

4.0炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!

2020年12月9日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

タイトルは本作のキャッチコピー。

劇場で観るのは新鮮でした。 そして改めて見直すと時代を感じた…

面倒くさくなったヲタクに向けた手に取るように変わる感情の変化や理科の教科書のような仕組みを丁寧に重ねるのではなく、、
数カット後には切り替わっているモブ達の感情、「エーテル理論」を始めとした【勿論知ってるよな!知らなくてもそういうもんだ】と物語の進行を妨げない。このテンポ感の良さ。

だが、おっぱいや機械の稼働や艦内の日常やおっぱいのカットはしっかりと描写。
物語の進行中に絵だけで視せられるシーンはガッツリ描かれていて、癖になる。

歴戦のオタク達はネットもない中で調べて自身の熱中するコンテンツに熱量を注いだんだなぁ…
先達の皆様が築いた文化が今メジャーになって、改めてその当時のコンテンツに触れられる、とても新鮮な作品でした。

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マダム・バタフライ

3.0サンプリングのうまさ

2020年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

キャラ配置が《エースをねらえ!》なんだよね。ノリコが岡ひろみ、お姉さまがお蝶夫人、コーチが宗方仁。ユング・フロイトは緑川蘭子なのかな。それで人間模様は《エースをねらえ!》に準じるんだけど、舞台を宇宙での戦いにもってってるから面白いよね。

話の展開の他の部分も「どこかで見たことある」ってシーケンスだらけなんだけど、それをうまくつないでる。サンプリングがすごいと思ったよ。

脚本は大雑把というか拙いというかなんだよね。「人の気持ちって、そんな簡単に変わらないでしょ」と思うの。
特にスミスのところ。肝試しで出会って恋に落ちるとことは、まあいい。主人公は男の人に免疫ないし、そうなるかも。それでいきなりペア組んで、なすすべもなく、スミスが死んじゃうよね。主人公が見殺しにしたといってもいい。これトラウマになって、そうとう長い期間立ち上がれないでしょ。でも次の戦闘でいきなり「スミスの分まで私がやらなきゃ」になって、ガンバスター乗っちゃうって、おかしいよ。

それでも観ちゃうのは「どこかで見たことある」シーケンスだからなんだよね。大事な人を失った主人公が、そのトラウマを乗り越えて成長するって、良くあるから。普通は二、三話かけて描き込んで「なるほど」って納得の話でトラウマ克服するけど、この作品では十数分間でお約束で克服してるの。そして、ガンバスター登場シーンはガンダムからのサンプリングだから、余計に違和感が薄くなるんだろうな。(主人公がガンバスターの存在を知ってるのは、おかしな気がするけど、そこもガンダムオマージュに隠れて、なんか、まあ、いいやって気になる)

そしてあと、シーンのうまさ。観せ方のうまさだね。ここは庵野秀明がやっぱり凄いんだと思った。脚本は拙いけど、絵コンテはすごくうまいんだろうと思ったよ。

終盤に向かって話が思わせぶりになっていくところとか、テロップをがんがん使ってくるところとか、「庵野はずっと同じことやってたのか」と思ったね。その手法が数十年通用してるんだからすごいよ。

あと思ったのはね、アニオタがときにマイナスの側面から語られるのは、この作品のような、登場人物のお約束の単純な感情変化だけを受け入れてるからかもって気もしたの。人間は、こんなに単純じゃないんだけど、実生活にもそこを適用してるように見えるかも。人間の奥深さに触れるべく、純文学作品でも読もうと思ったよ。純文学わからないけど。

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Scott

5.0私には満点をつけることしかできない。

2020年12月3日
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このシリーズがリリースされた私の高校生時代、当時「アニメージュ」のレビューで辛口批評が定番だったあさりよしとお先生が珍しくこれに高評価を付けていたことをきっかけに、初めて『監督:庵野秀明』という名を知って以来、まさか30年以上彼の作品を待ち続ける日々を送ることになろうとは思ってもみなかった。
おそらくそんなファンは多いことだろう。

そして、シン・エヴァ新作を待つ私の前に現れた『トップをねらえ!』の劇場再公開。

あらためて観ても「エーテル宇宙論」や「ブラックホール」をはじめ、『インターステラー』『オデッセイ』など、比較的最近の作品でも物語の重要な要素となる「重力ターン」がサラッと登場するなど、国産SFとしての意義も大きい。
そのクセ、SFやロボットアニメ、スポ根モノを自虐的にイジッてくる視点もまたファンにはたまらない。

当時、作品(VHS)はもちろん関連書籍やゲーム、CD(また音楽がいいのよ)などなけなしの小遣いはたいて擦り切れるほど堪能した、そんな私のレビューなんかに客観性があるはずもない。
私にとっての『トップ』に★は5つ以外ありえないのだ。
まあ後編はほぼずっとウルウル。
ラストでは嗚咽が漏れるほど泣いていたのはさすがに我ながら過剰だなと思わざるを得ない。

前後編に分かれているので、当然一度に観る方が多いと思うが、あえて別の日程で観ると、第5話でヱクセリヲンの勇姿やガンバスターの登場シーンがよりグッと来るはず。(発売当時も5・6話は随分待たされたので、そういう演出になっているんじゃないかな。)

とにかく、私にとっては条件反射的に泣ける数少ない作品のひとつ。
カットされたシーンも少なく、(OPとED、「♪ガンバスター」のアイキャッチも話ごとに健在)当時、楽しんだ方々はあらためてあの熱い世界に、シネスコではないので是非劇場の前の方の席で浸ってみて欲しい。

35.36

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キレンジャー

4.0懐かしさが染み入る

2020年11月28日
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久々に観るといろいろ忘れてたことも多くて、新鮮。
オープニングもエンディングも懐かしい。
クレジットを見て、近年亡くなったスタッフのお名前とか、染み入りました。

劇場だと田中公平さんの曲が、すごいと改めて感じさせられます。
4話のガンバスター登場のところの曲は、今聴いても血が沸きます。

主題歌の、のりぴー最高。
この頃はたぶん、旦那に出会ってなくて、薬はやってなかったと思います。

マルシー表記がかなり変わっていたのは、言われりゃ当たり前ですが、ちと驚きました。

前後編二部に分けたのは、時間や興行面ではよい判断だと思いはしますが、2回も長い宣伝や予告を見せられたのは拷問だったかな。

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コージィ日本犬

3.0劇場に観に行って補完しましょう

2020年11月28日
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鑑賞方法:映画館

LD買って、LD-BOX買って、DVD買って、BDはまだ買ってないけど、まさか劇場の大画面でオリジナル版を観られるとは・・。
しかも音響もオリジナルの2ch !
もう言うことはありません!と言いたいが、前後編に分けなくても良かったかな。いや3時間上映は疲れるので、前後編に分けたのは妥当かも。
しかし数十年ぶりに見たのですが、30年以上前の作品とは思えない作画の数々。
CG等無い時代なので、オール手書きですよね。
当時のGAINAXの底力が見られます。
観に行って良かったです。
個人的にはOP曲より、ED曲が聴けたのが嬉しかったですね。

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はるっち