「曽根圭介節」藁にもすがる獣たち KinAさんの映画レビュー(感想・評価)
曽根圭介節
曽根圭介はこういう繋がり方をするのです。
複数のエピソードが並行して進み、少しずつ繋がるうちに高まる緊張感。
そして映画のつくりの上手いこと。章の絵やニュースの音声、チラッと映るあの人、凄いわ。ハイテンションになりすぎない演出もクセになる。好き。
藁にでもなんでも縋って欲しい人、あまりの強かさに唖然としつつ逆に応援してしまう人、上手いことかわして欲しいけど危なっかしい人、幸の薄さをひっくり返して欲しい人。全員良いキャラしてて良かった。
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