劇場公開日 2020年12月18日

  • 予告編を見る

「ちょっと悲しい気分になった。」日本独立 ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ちょっと悲しい気分になった。

2020年12月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

マッカーサーが母国上院で日本統治について語るシーンがある。その一節に

同じ敗戦国でも、ドイツは国家として成熟しており、我々アメリカ人と同じ45歳である。が、しかし、日本は違う、日本は12歳の少年に過ぎない。

要するに健康保険証の被保険者がアメリカで被扶養者が日本なのである。
そして、戦後75年たった今も何も変わりはしてないんじゃないかと思うとちょっと悲しい気分になりました。

古来よりこの国は一部の特権階級のみが国政を動かし、その他大勢はただ、ただそれに従っていれば生活が成り立つという自立心に欠ける国ができてしまったのも問題なのだが、もっと問題なのは現代日本はまだ12歳のままかもしれないということである。
菅義偉さんが12歳でないことを祈るしかない(笑)

ちゆう