おもいで写眞のレビュー・感想・評価
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行政サービスと個人情報を理解せよ!
行政によるサービスとは、行政が企画して、その地域に住む人に公平に行き渡らせねばならないサービス。だから「アルバイトで歩合制」って、そんな事はない!
例えば、僕が遺影撮影するなら「南極大陸でペンギンと撮りたい」って言ったら撮ってくれるのだろうか?
「行政によるサービス」をこの映画を作った脚本家が全く理解していない証拠。
映画の主旨は分かるが、表現方法が稚拙でリテラシーに欠ける。
全体的な流れは偽善的な内容に感じる。
2021年の映画。65歳以上の老人にはスマート・フォンを渡し、自撮りを教えて、連絡も役場から定期的に送ったり、グループを作るとかした方が良いと思うけどね。経費もかからないと思う。
さて、遺影も撮ったんだから、75歳になったら早くあっちへ行ってね事ですか?
まいまい天然過ぎw
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ヘアメイクアーティストを目指して東京に出たまいまい。
技術には自信があったが、向いてないと言われクビ。
で田舎に戻るが、育ててくれた祖母は死んだところだった。
葬式では遺影がピンボケしてたのがショックだった。
集合写真しかないためそれを拡大するから、そうなる人は多いらしい。
で幼馴染で役場勤めの高良の薦めで、老人の遺影を取る仕事を始める。
老人の多く住む団地を直接回るが最初は誰も乗って来ない。
そんな折、和子が乗ってくれて、思い出の場所での撮影となった。
これを機に、遺影を撮るのでなく、思い出写真を撮るってことにした。
和子が老人仲間に薦めてくれたのもあり何十人もの人から依頼される。
ただこのまいまい、一般人には優しいのだが高良に異常に厳しい。
それは高校で付き合った当日に約束をすっぽかされ別れたからだった。
しかも待ち合わせ場所にずっといたと嘘をつかれたため。
まいまいは母に捨てられ、祖母は自分を気遣っていつも嘘をついてた。
母はアナタによく子守唄を歌って上げてただの何だのと。
そして心から嘘を嫌うようになり、高良のことも許せないのだった。
そんなお世辞ひとつ言えない融通の利かなさを高良に怒られる。
だから東京でうまく行かんかったんやろがと・・・。
で何とまいまい、初気付き。それまで気付いてなかったらしい(場)
また高校時代の件は互いの「最高の鯛焼き店」の認識違いからと判明。
つまり高良は嘘などついてなかったのだった。ようやく誤解が解けた。
高良は東京での仕事の採用が決まったが、やっぱりやめることにした。
お似合いの二人、その先のご多幸をお祈り致します(場)
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まいまいこと深川麻衣が乃木坂時代から好きなんで、劇場で見た。
いやー、やっぱりいいね。この人ホンマに好きやわあ。
聖母・深川もいいが、嘘を嫌い過ぎるせいで厳しく不器用な深川もいい。
日々楽しむこともなかった老人達が楽しんだり喜ぶのも良かった。
それをきっかけに交流の場に出て来る人も多かった。
高良と深川のやってることって本当に素晴らしい活動だと思う。
ただこの役の深川さん、アナタちょっと天然が過ぎますよ?w
「技術には自信があるのにすぐクビになる。何故だか分からない」
ホントに全く分からんまま田舎に戻って来たの?そんな奴おらへんわ。
鯛焼き店のフレーズも、ちょっと天然が過ぎますよ、お二人さんw
いくら何でも10年以上そのまま誤解が続くなんてあらへんがな。
あんなに誠実で思いやりのある高良くんが、そんな嘘つかんやろ。
まあそういうツッコミどころはあったが、
それを楽しむだけでそんなに気になる方ではないので、
映画としてはかなり楽しかったし、時々涙したな。かなり良かったわ。
好きやよ
見えないけどそこにあるもの
被写体になる人の数だけある おもいで
遺影と共に写し込むなんて素敵な発想
いくらなんだろう?と思っていると無料ときた
これはもう撮ってもらわねば
和菓子屋店のおもいで写眞について考える
認知症でもないのにその店で働いていたとは一体なぜ?しかも腕も立つ
想像するにこの人は新しくおもいでを作りたかったのではないかと今この瞬間をおもいでにしたかったのではないかとそう感じた
次に、この世にはもういないはずの旦那さんと一緒に写眞を撮る人 結子のカメラのピントが最初は奥さんのみに合っていたが後に二人のピントに合わさるといった見せ方が上手い
また、結子のおもいでとリンクして置き去りにされた人もいた…やりすぎ(苦笑)
でもその心中は結子が発見しなかったら気づかず仕舞いだったはずお手柄!
結子は親切の押し売りでなく人としてちゃんと人と向き合ってるところに好感が持てた
嘘がつけなくてお世辞も言えないことがマイナスに働く社会もあるけれどそんな不器用な結子だからこそ撮れる写眞がある気がした
相手を思う嘘やお世辞であるならば臨機応変にいきたいものでもある上手くなる必要はないけれど
結子の祖母がついた嘘も優しさからのもの祖母の歌声だったことに気付いた時そこには深い愛情しかない
誤解ですれ違ってまた巡り会った一郎 高良さんが演じる好青年には惹きつけられる何かがある果たしてそれが何なのかはまだ答えが出ていない
ラストで好きやよとかお互いにいろいろ言わなかったのは作品的に良かった それがあったら全てが台無しになる気がするから
見えないけどそこにあるもの が、やわらかく温かく伝わってきた
この作品 私はかなり好きやよ
おもいで写真とは人生の一コマを写し出したもの。たまには自分の人生を振り返るのも悪くない、そんなことを感じられた作品です。
ヒロインを演じた深川麻衣さんの出演した
前観た作品が割と好印象だったので
この作品でどんな内容か気になり鑑賞です。
◇
メイクアップアーティストになる。
その夢を追いかけ、東京に出たヒロイン(結子)。
仕事を失い、また時を同じく祖母を亡くす。
葬儀の場で目にしたのは、祖母のピンボケの遺影…
「これしか無かったのよ」
そう伝えられ、やるせない気分に沈む結子。
そんな彼女に幼なじみの一郎(高良健吾)が声をかける
「お年寄りたちの遺影を撮影しないか」
市役所勤務の一郎は、福祉活動に携わっている。
自分の担当する古い団地に住む高齢者たちに声をかけ
写真を撮影して回ってほしいと言うのだが…
「遺影だなんて、縁起でもない」
嫌がられ避けられる中出会った一人のお婆さん。
「自分の希望する場所でなら撮影しても良いわ」
昔働いていた懐かしい場所での写真を見て
「これは遺影というより”おもいで写真”だわね」
この一言に、撮影の新たな意味を見いだし
写真撮影の声かけやチラシ配りに励むヒロインだが
彼女自身にも触れられたくない過去が…
◇
この作品、観る人によって、心への響き方が違うような気がしました。
・年齢 (若い方、高齢の方)
・生まれ育った環境 (核家族、祖父母と暮らした方 など)
・故郷を離れて暮らす人、そうでない人
中でも「年齢」でしょうか
思い出が自分の中にある人というのは、年配の方が多いでしょうし
若い世代にとっては「一番の思い出なんて、まだまだ先のこと」
と考えているでしょう …というか考えたことも無いかも。
ところどころ、トゲが刺さるような会話や状況もあり
ほっこりするだけの内容では無かったのですが
私にとっては、充分心に響く作品でした。
自分自身が色々と考えさせられたという意味でも
見て良かったと思える作品です。
※それにしても遺影写真 って
・飾られる側
・お参りに来る側
選択肢が異なったりした場合、どちらの希望が
生かされるべきなのでしょうね う~ん
◇ あれこれ
出演者の平均年齢
集計した訳ではありませんが、高そう(汗) …とても
10代以下の出演者居なかった気がするのですが…
団地の高齢化
地方の話に限らない気がします。
明日は自分の町の話 …かも。
それにしても、部屋番号の体系が良く分かりませんでした…
(いったい何人が住んでいるのでしょ)
タイ焼き
田舎屋 田中屋。 確かに紛らわしい…
「あそこのタイ焼き屋で○時に」
こんな感じで待ち合わせていたのかな。
※ 誤解が解けて良かったね。
深川麻衣さん
出演作品を観るのが3作目。前の作品は
「パンとバスと2度目のハツコイ」
「愛がなんだ」
演じる女性の性格が、徐々にキツくなっている気がしますが
作品の監督も違うし、きっと気のせい。
※彼女の上目づかいのときの表情(目元)が
ハスキー犬みたいで可愛いと思ったのはナイショです
井浦新さん
どこに出演していたのかと思ったら 居酒屋のオヤジ …。
横顔での出演なので良く分かりませんでした。
「ステップ」の中川大志君といい、
こういう隠れキャラのような出演、全体的に増えていませんか?
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
Not Forget Pictures!!!!!????
うーーん。(笑)
タイ焼き、たい焼き、鯛焼き。
田舎や、田舎家、なのか(笑)(笑)。
田舎からの東京??なのかどうなのか。(笑)
東京って???みたいな。(笑)
東京って。(笑)みたいな。
潰されてこいてきな(笑)(笑)
まあ難しいですな。(笑)
かえって来て欲しいと、かえれないのかどうなのか??(笑)
そんなかんなな、人間??動物??模様なのか。(笑)(笑)
Remember Pictures!!!???
うーーーん。(笑)
お金がない??(笑)
お金がありすぎる???(笑)
いまいちハッピーエンドまでいかず。(笑)
花束を見習って欲しい。(笑)
いまいちばかばかしくなくて。(笑)
サクサク感もなくて。(笑)(笑)
うーーーん。
仕方がない。(笑)(笑)
【"生きていた証"を写し取る事の大切さ。 高齢者の「おもいで写真」を思い出の場所で、屈託を抱えながらも撮り続けた若き女性の成長する姿と、彼女の写真が齎した様々な小さな幸せを描いた作品。】
- 今作品は、現代日本が直面している高齢者比率の増加に伴う、数々の問題をサブテーマとしながら、
都会から、ある事情で故郷に戻った若き女性が、屈託を抱えながらも町の高齢者の方々を"思い出の場所"で写真を撮る過程で、過去、幼き自分を捨てた母への確執を乗り越え、少しづつ、成長して行く姿を描いた作品である。-
■印象的なシーン
◆高齢者の方々が、結子(深川麻衣)に写真を撮って貰う前は、嫌がっていたのに、いざ出来上がった写真を見た時の嬉しそうな顔、顔、顔。
◆古い団地で独りで住む高齢者達が、結子の写真が絆になり、集会所に頻繁に集まり団地に少しづつ、活気が戻って来るシーン。
◆結子を支えようとする、”高校時代からの腐れ縁ある”市役所に勤める地元愛の強い星野を明るく演じる、高良健吾がしっかりと作品を支えている数々のシーン。
- 高良さん、もっと映画に出て欲しいなあ・・。-
◆ベテラン勢、吉行和子さん、古谷一行さんもとても重要な役で、存在感を発揮している。
・吉行さん演じる和子さんの
”人と話すの久しぶりだから・・”
と結子を部屋に上げるシーンや、昔働いていた糸屋さんで東京でメークアップアーティストをしていた、結子に紅をさしてもらい、撮った「おもいで写真」の少し恥ずかし気な笑顔。
・妻を捨て、失踪していた男柏葉(古谷一行)が、(その事実を隠し)その妻が経営している美容院で写真を撮って欲しいと願い出るが・・。
- 亡き妻の”私は””貴方を””待っています・・”の3枚の写真は、沁みたなあ・・。-
<人間って、幾つになっても”部屋”の外に出て、他人と交流したり、好きな事をしたりして、”人に見られている意識”を持つことが大切なんだなあ、と思った作品。>
■蛇足
・富山県を舞台にしているが、観光客誘致ムービーとしての色は薄い。
(可否は問うてはいない。)
・エンドロールで井浦新さんの名前が出て、”ええっ、どこにいた??”と思ったが、分からなかったなあ。
こんなピンボケの写真しかなかったのよ
まったくもって演出が雑すぎて台詞に説得力がなく、全然気持ちがついていかない。独居老人を訪ねたところではっきり声もかけなきゃ相手してもらえないぞ、と苛々したのが事の始まり。住民実態は民生委員と役場が把握してないのか?とか、そんな高い山にしょっちゅう子供をあやしに連れて行くかよとか、あんだけ足が悪いのに家の中じゃピンピンしてるじゃないかとか、いい表情してたから撮ったってその暗さで?それよりその距離で気付かなかった?、、、もうそんなのばっかり。「ボロ宿紀行」の深川麻衣は怒ってても可愛かったのに、この映画じゃずっと不貞腐れた顔のまま。あんな愛想もなく挨拶もちゃんとできない女性に魅力は感じなかった。老人たちだって、ノリの悪いカメラマンじゃつまらないでしょう?そこにきて吉行和子の間の悪さ。こんな下手な人じゃなかったはず。
活き活きとした写真を撮る話なら「浅田家!」のほうが格段上だった。
いいとこなし。高良健吾の一生懸命の演技がむしろ痛い。
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