「前半はちょっとしたサイコサスペンス、後半はガチホラー」ダニエル サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
前半はちょっとしたサイコサスペンス、後半はガチホラー
空想上の友達であるダニエルを持つルーク。ルークは幼いころにダニエルを封印したが、大学生になったルークはダニエルを開放してしまう。はじめの方こそルークはダニエルのアドバイスを受け入れながらうまくやっていたが、次第にルークはダニエルに反発するようになって…という話。
サイコにあるような二重人格者のサイコサスペンスかとおもいきや、途中からはエクソシストを彷彿とさせるホラーへと変容する。しかし、ダニエルは徹底的に悪として描かれ、ルークは弱者から段々と成長してダニエルを消し去ろうとする点はどちらでも変わらない。
だからテーマは一貫していて良いとも言えるし、前半と後半で話が全く違うと残念に思うこともできる。特にサイコサスペンスを求めてこれを観た人は残念がるのではないか。私はデビルクエストみたいで楽しんだが。
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