劇場公開日 2021年8月20日

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ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全593件中、381~400件目を表示

3.0普通《村上ワールドにハマらなかった》

2022年1月20日
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鑑賞方法:映画館

観て良かった→2
映像・音楽 →3
テンポ →3
ストーリー →3
心に残る →3

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茶々の葉

4.5引き込まれて魅せる3時間

2022年1月19日
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物語は淡々と過ぎて、派手な事件もショーアップされたシーンも無く展開するのですが、それでもグイグイと映画世界に引き込まれる3時間で、最後まで目を離せず、胸に迫る様な台詞に心が揺すぶられます。
物語の主軸とは別に、世俗的メディアやそれに共鳴する現代社会、最近の国際社会の動向へのアンチテーゼも含まれて、それがさりげなく心に問いかけるエッセンスの妙味。音楽は控えめで沈黙と対比され、自然で美しい映像が綴られ、ロードムービー的展開で観客は一緒に旅する。舞台で繰り広げられる劇と映画の物語がシンクロしながら、いつしか観客は、物語と舞台の区別が無い世界に導かれていく…これは凄い。
そして、それぞれの役者の静謐だが迫真の演技は見所だろう。西島秀俊が妻役・霧島れいかとのベッドシーンで描く官能的で内省的な演技、終盤の舞台での虚実混沌とした世界で無言での表現など胸を打たれる場面の数々。岡田将生のオーディションシーンや車の中で西島演じる家福に語る長回しの演技は彼の白眉では無いかと思う。ドライバー役・三浦透子のミステリアスな演技と、そして最後のシーン…。
虚構と現実をシニカルにどこかで捉えているクールさは村上文学のエッセンスを見事に表現していて感服。
非常に文学的で知的な作品だが、決して取り澄まさず、映画的面白さが漂う品格のある作品に仕上がっていて、鑑賞した後にこの作品と出会いに心が楽しくなりました。

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Hrsh

3.5何故だか観入ってしまう3.6

2022年1月18日
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遠い昔に村上春樹を何冊か読んだが、こんな雰囲気だったかもとか想いつつも、主要4人の心理描写にはまって、何だかしっくり収まっていた様に感じた😅
何気に長かったが、気にならなかった。

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asgy213

4.0村上春樹は嫌いです

2022年1月18日
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鑑賞方法:映画館

知的

彼の作品は興味深いものがあるのだが、どうも文体と台詞が鼻に付く。知性的ではあっても、不細工な男が目一杯カッコ付けている感じがして、どうにも好きになれない。全く妙な作家だと思う。彼の原作だということで全く気にも留めていなかったのだが、アカデミー賞の前哨戦にあたる賞を取ったということで、ミーハー気分に乗っかって鑑賞した。台詞は村上春樹丸出しで食傷気味ではあったが、チェーホフの戯曲が自然とまとわりつきストーリーが進み行く様は中々面白い演出だった。役者が西島秀俊と岡田将生を除いてはほぼ無名と言って良いキャスティングが功を奏したようで、3時間という上映時間も気にすることなく鑑賞出来た。脚本は間違いなく素晴らしい。さすがに、アメリカの映画界もキチンと内容を見ているようだ。

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shanti

3.0満員でした

2022年1月17日
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三宮のシネリーブルの再上映でみました。海外の映画賞の影響か満員でした。西島さんはクリーピーと同じような役柄で最後に遠いとこに行って覚醒するところも同じでした。そういう意味では普遍的なテーマということでしょうか。この映画小説の台詞を登場人物が棒読みする、という演出になっていて個人的にはちょっと苦手でした。主要キャラクターのセリフを全部なくしたら傑作になったかもしれないです。あ、だから海外で評価されてるのか!

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どめ

2.5良くも悪くも村上春樹

2022年1月16日
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西島秀俊よりも岡田将生の方がとても印象に残った。3時間はさすがにいらない、編集できる部分はかなりあったような印象でした。ドライバーの女の子が無機質な人のようで内面がにじみでてくる、切ない生い立ちも淡々と演じてくれた。

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チャイ

2.0179分要る?

2022年1月16日
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鑑賞方法:映画館

全体的に観て悪い話ではなかった。
最後近くにエモい場面もあった。
でも、179分も要るとは思えなかった。
劇場では寝てる人もいました。この内容を120分に納めるのも監督の技量なのではないかと思う。
まぁ私ごときよりアメリカの批評家の皆さんの方が端々に思うところがあるんでしょうが、一観客としてレンタルDVDで充分だと思いました。

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はらこ

3.0メッセージ性は素晴らしいけど、、、

2022年1月16日
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非常に退屈な3時間でした。
村上春樹のファンじゃない限り見る必要ないです。
これ見るぐらいならスパイダーマン(最初から)を見たほうがいいと思います。

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映画主義者

0.5観る価値無し

2022年1月16日
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なぜ評価されてるのが解りません。

村上春樹を普段読まない人間には、おもしろく無いのかな?

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にるばな

4.0おもしろい!…けど

Aさん
2022年1月16日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりに欧米に評価された邦画なので見ました。面白かったです。
原作未読にも関わらず原作小説の匂いが伝わってきそうな素晴らしい映画化だと勘違いしています。邪推出来る幅がちょうどいいくらいで1人で見て、1人で考えるのがおすすめです。えっちなシーンも結構あるのでね。
演技は西島秀俊さんと岡田将生さんが素晴らしいと思いました。
西島さんは役の職業との関連性があり、パブリックイメージにも合っていて、下手にキャラ付け、肉付けせずとも配役バッチリだなと。自然な演技でした。
驚いたのが岡田さんの演技であの甘い表情が全て仮面で内心の葛藤、苦悩、闇、苛立ち、嫉妬、優越。人間が放つ醜く美しい澱みが垣間見える演技は特に素晴らしいと思いました。
ただ、不幸のオンパレードすぎて現実味がなく創作物臭がきついと感じました。

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A

5.0文学的な味わいの傑作

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

見逃していたのですがゴールデングローブ賞の最優秀非英語作品賞を受賞したということで慌てて映画館へ(品川の館内はほぼ満席でした)。なるほど、村上春樹さんの原作もいうこともあってか文学的な味わいの素敵な映画でした。脚本がとても練られていて素晴らしい。
最初はちょっと退屈な映画かなと思ったのですが、どんどん引き込まれていきました。振り返れば3時間すべてのシーンに意味があったように思います。
人は誰しも弱さや脆さを抱えながら生きているからこそ、この映画は心に響くのかもしれません。余韻がものすごく残る映画でした。

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光陽

1.5アダルト動画へのオマージュ?

2022年1月13日
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鑑賞方法:映画館

久々に退屈映画が登場した

これを絶賛する人は村上ワールドの信者なのか
それとも過剰なアニメ映画絶賛への反動なのか知らんが
とてもじゃないが誰にも勧められない映画だ

村上小説が嫌いだけど評判が良いから観たが
最初の中途半端な官能シーンや卑猥言語の乱用で幻滅

そして延々と見させられる稽古と舞台にショットバー

これらは雰囲気を大事にする村上作品だからこその
小道具と化しているのは分かるが
それでも安易すぎるのでは

そして西島秀俊がいい役者なのは否定しないが
どの作品も常に100%西島秀俊を演じている
多少は髪型を変えるとか太る痩せるとか
何かをしてくれよ

タイトルはビートルズの楽曲からだと思うが
曲からの陽気な雰囲気は皆無で
ただひたすら暗くて重い

そしてスケベな人妻も序盤で死んだ後は
一切登場しない(多分)
せめて回想シーンぐらいあっても良いのでは

大半の村上ファンはこの人妻が登場すると
鼻息を荒くしていると思うが
残りは個性的な外国の女性陣が何人か登場するが
揃いも揃って思わせぶりに暗くて暗くて

それはこんな映画があっても良いが
大勢に受け入れられる作品ではないし
外国で絶賛するほどの何かを秘めているとは
到底思えない

散々はっきりしない展開が続き
最後も思わせぶりで終了する

そう言えばビートルズのラバーソウル1曲目が今作で
2曲目も村上作品だと思い出してしまった
それしか印象に残らん

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テニー

3.5哲学的文学的

2022年1月13日
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映像には行間がある

でもセリフには行間がない

棒読みのセリフ

違和感だらけの映像

でもなんだか見てしまう

ただ行間が多すぎて
大事なシーンを逃してしまった
(屋外での演者とのあいだに起こったこと)

何が大切なシーンなのかわからないから
目がはなせないところもあるのかな

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りょう

1.5何も感じない

2022年1月13日
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評価が高いと聞いて真剣にみたけど、さっぱり面白くなく、退屈で苦痛さえ感じる3時間でした。
ただ、演技力が高いことは間違いない。

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榛名ナレオ

3.0吉田大八監督!?!?!?

2022年1月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

幸せ

アカデミー賞、4部門ノミネートおめでとうございます!!!!!!
日本人として誇らしい!!本当にすごい!!!
もう、大興奮です。まさかノミネートするなんて。
大快挙。作品賞、監督賞、脚色賞、長編国際映画賞。。。
ハマったハマらなかった関係なしに本当に嬉しいです。世界に認められた日本映画。もう、邦画なんて...とか言えませんよ。素晴らしいです!改めて、おめでとうございます!

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2つ謝りたいことがあります。
1つ目は、映画ファンであるにも関わらず数々の賞レースを総ナメしている本作を見逃してしまったこと。再上映にて今更劇場鑑賞です。
2つ目は、ここまで賞レースを総ナメしている理由が私には理解できなかったということ。文学的要素が強い映画は改めて苦手なんだなと感じさせられました。

雰囲気良し、役者良し、ロードムービーとしての質高し。これは間違いないです。西島秀俊好きとしてはたまらない映画でしたし、179分あるとは感じさせられないほどあっという間でなんだかクセになる作品でした。

車の見せ方が上手い。
どんなキャラクターよりもあの赤いクルマが好きになりました。マンションで呼び出し、颯爽と高速を走り、雪の中でゆっくりとブレーキをかける。いやぁ、渋くてカッコイイ。というか、西島秀俊と三浦透子がこのクルマにマッチしすぎている。無音の20秒間は超良かったです。

ただ、色んなところで違和感を感じる。
まず、普段の会話まで舞台っぽい。もっと嫌な風にいえば、日本語が気持ち悪かったです。日本語と外国語の交わりでいつもの何倍もしっかりと聞かないといけないのに、日本語が聞き取りずらいと余計に神経使わないといけなくて、なんだかすごく疲れてしまいました笑

そして、舞台に面白さを感じない。
いや、これは決して元となっている舞台をバカにしたり貶している訳では無いのですが、なんというか断面的にしか物語が映し出されておらず、これと現実で起こっていることをすり合わせながら読み取ってくださいと監督の意図していることは分かるけど、あまり舞台の世界観に溶け込めなかったです。これに関してはどうしたら魅力的に舞台を描けたのかという提案みたいなのは出来ないんですが、微妙だなと思ってしまいました。

ストーリー展開は上手いなぁと思う一方、肝心のストーリーがあまり響かず少し自分に苛立ちを覚えてしまいました。皆さんが面白いと思った作品をどうしていつもこうハマらないのか!共感できず悔しいあまりです。これは一度、村上春樹の原作を読んで出直した方がいいのかもしれません。

という訳で、期待値かなり高めで行ったせいか★3.0というなんとも言えない結果になってしまいました。でも、再上映してくれた映画館には感謝でしかないです。

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サプライズ

3.5三人の人生のドライブなのかな!?

2022年1月12日
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ドライバー各々の、加速・減速・車線変更の違和感があるのと無いのと違いが人生を変えていったのかな!?

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コウキ8888

4.0サーブとタバコが作る流れ

2022年1月12日
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鑑賞方法:映画館

だいぶ前から話題にはなってたけど、私の苦手な村上春樹原作だし3時間あるし、ずっと二の足を踏んでいた。
でもゴールデングローブ賞も受賞、今後混みあうなら今しかないと観に行った。

まず、3時間は決して長くはなかった。まさにずっとゆったりドライブしているような映画の流れ。
亡き妻が語った話とチェーホフの演劇両方が、まるで劇中劇のように進んで行く。
走るサーブの個性とタバコが作る時間が作品の重要な芯となっている。
ただ多くの受賞作がそうであるように、エンターテイメント作品では無いので、気軽に人に薦められるものでもない。

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キブン

4.5小説の臨場感

2022年1月11日
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設定の通りなのですが、初めから終わりまで小説を読んでいる感覚でした。3時間は長くは感じませんでした。私は読書が得意でなく一冊に何日も掛かってしまいますが、こんな感じで一冊の小説を読めたらと思いました。この映画が欧米等海外でも評価が高いことは大変嬉しく思います。私とは違う観点からかもですが。日本の、私が一番良かったと思ったところはネタバレになるので控えます。あと、逆にインターナショナルな言語感が良かったです。言葉を超えて思いは伝わるし伝えたい。

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shima_shima_88

1.0物凄~く退屈

2022年1月11日
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実は最後まで見ていません。一本調子のセリフ、覇気のない人達、1時間も我慢出来ずに退場。アカデミー賞候補とか?カンヌ等は元々超退屈な映画しか観ない人達向けの映画祭だったが最近はアカデミーもカンヌ化して来ており今後受賞目的の為の作品が増え映画が全体的に面白くなくなる予感がする。

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jess

4.5ドライバーとの旅の行方

2022年1月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

レビューしたときのアカウントが不明のため、履歴保管のため再レビューしました、

1 家族を亡くし失意の演劇俳優が、地方での演劇公演をきっかけに、自己再生を図るまでを描いた人間ドラマ。
2 映画は、全編を通じ主人公と周囲の人との関係性が面白い。 先ずは脚本家の妻との関係性。変わった方法で互いの仕事を手助けする良きパ−トナ−。その一方で不貞する妻、主人公は妻の背信を知っても夫婦の破綻を恐れ素知らぬ顔。妻もバレたことがわかっている。そんな奇妙な関係。そして、妻は話があると言ったその日に急逝。主人公には失意と謎が残る。 二年後、主人公は地方公演で、演出を担う。アジア人による演劇。オ−ディションから始める長期間の遠征。そこでは、演劇の主役に抜擢した若者との関係性がスリリング。また、公演を主催する韓国人夫妻の純愛ぶりが清々しい。
3 そして、主人公専属の寡黙な女性運転手との関係が重要となる。二人が言葉を交わし、互いに身の上の一端を知る。彼女の不幸な生い立ちと運転を覚えた悲惨な経緯。彼の妻との生活や亡くした娘のこと。そして、運転手が亡き娘と同じ歳だと判り、両者の心が同調し合う。公演の実施に危機を迎えたとき、二人はある場所を目指す。そこで覆い隠していた秘密や想いをさらけ出し、二人は囚われていたこれまでの呪縛から解き放たれる。 映画は失意の淵から立ち上がり公演で熱演する主人公を写し暗転する。直後、韓国人夫妻の犬を連れ、主人公の車に乗る女性運転手の晴れやかな顔のアップで終わる。傷の癒えた主人公と彼女が自己再生し、疑似家族としての繋がりや交流の継続を感じた。
4 濱口の演出は終始緩むことがない。多言語と手話による演劇の制作過程を中心に据え、主人公と周囲の人との人間関係を巧みに配置しながら、終局までの起承転結が絶妙であった。また、西島の抑えた演技と声のト−ンが作品に安定感をもたらした。

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コショワイ
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