劇場公開日 2021年8月20日

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ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全786件中、381~400件目を表示

4.5原作を再読しないと

2022年2月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

村上春樹の作品なのか、チェーホフの作品なのか、不思議な展開。でも2度と取り返せない世界で生きていくしかない人々のの思いがとても心に迫った。サーブかっこいいなあ。

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morick

5.0上質な小説

2022年2月20日
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ドライブ・マイ・カー観てよかった。
映像空間、語られない台詞、後の余韻全てが心地よい。

原作を読んだ時「主人公の悲哀に満ちた作品」と感じていたけれど、映画には希望のエッセンスが付加されていて、観終わった後に前向きな気持ちになれた。

後に監督が文学部を卒業されたていたことを知って、
「なるほど、だからか。」と納得しました。

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Toru

2.0映画は虚構、リアルを求める必要はない、だけど…

2022年2月20日
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やすゆき

4.0見ごたえはあるが、ギクシャクした場面あり物足りない処もありで秀作とは呼べない。人間関係や自省に関する含蓄ある話ではあるが、一人の男のグズグズした自分探しに180分付き合わされたという印象もあり。

2022年2月20日
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鑑賞方法:映画館

①重要なモチーフである「ワーニャ伯父さん」を劇中劇にしたり(台詞が刷り込まれるように頻繁に出てくる)、劇中劇も手話も交えた多言語での芝居にしたところは確かに上手い構成だと思うのでカンヌで脚本賞を取れたのだとは思う。②180分持たせる演出は確かにしっかりしているが監督賞にノミネートされる程ではないと思う。③終始無表情で運転する三浦透子が宜しい。西島秀俊や舞台俳優・関係者たちのために運転しているうちに少しずつ自分の過去を語り始め悲惨な少女時代を過ごしたことや心に癒せようのない傷を負っていることがわかってくる自然な流れが良い。頬の傷を直し明るい顔で韓国の道を西島秀俊(から貰ったのだろう)の車で走っていくラストは爽やか。③あと、出演者の中ではジャニス役のソニア・ユアンが魅力的。まあ自分の好みですけど。北京語の発音がとてもキレイ。演劇蔡の担当者役の安部聡子は台詞のあまりの棒読みに素人さんかと思ってました。④岡田将生演じる高槻というのも感情移入しにくい役だ。家福夫婦の夫婦関係の実態に光を当てる重要な役どころかも知れないが、自分で応募しておきながら本番近くになって舞台に穴を開ける事を引き起こすなんて舞台人の風上にも置けない。その暴力性を示す兆候が描かれていたり、「分別を持て」とか「社会人としては失格だが」とかの台詞はあるが、それでも唐突感と不自然さとは拭えない。そういう人間であると見抜きながら選んだとすれば、家福の舞台演出家としての分別も疑わざるを得ない。⑥クライマックス。みさきの生まれ故郷に帰るシーン。廃村に続く未舗装の道路を走るとき結構ガタンガタンととてもスムースとは言えぬ母親が乗っていたら座席を蹴られそうな運転だったのが気になった。こういう細部が却って気になるのだ。⑦みさきの倒壊した家の前で二人が対峙し家福が初めて泣きながら自分の弱さを吐露するシーン。映像が硬直してまるで舞台の立ち稽古を観ているような絵。西島秀俊は熱演だが子供のように亡き妻への思慕を吐露したあと余韻もなくみさきを抱きしめて「大丈夫だよ」という流れが拙速過ぎて感心出来なかった。

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もーさん

2.0長くて、淡々としているわりに‥

2022年2月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ストーリーが難解な訳では無いが
淡々としているわりに、その台詞、普段使う❔など
淡々としているのに、最もらしい、深い意味を持つ様に言われている感じが苦手。

褒めるとすれば
意外と岡田将生が良かった。

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マイメロラブ

4.0淡々と、でもあっという間に終わってしまった

2022年2月19日
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鑑賞方法:映画館

夏に観たいと思っていた作品。
アカデミー賞にノミネートされたせいなのか、一番大きなスクリーンで
上映されてた。
淡々としたストーリーなのに、長いと感じることなく観終わってしまった。
自動車事故がスイッチになっていたように感じたし、自分の車を運転するというタイトルにも意味を感じて…考えさせられました。
自分に向き合っていますか?
大切な人に真っ直ぐ向き合っていますか?

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mina

4.0休日出勤が速攻終了したので劇場直行。3時間という長さに怖気づいたが...

2022年2月19日
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鑑賞方法:映画館

休日出勤が速攻終了したので劇場直行。3時間という長さに怖気づいたが、さすがは話題作、その長さを全く感じさせなかった。

なんやねん、このやば綺麗な妻からスタート。岡田将生が肝となり、徐々に明らかになる主人公とドライバーの真実。

私のツッコミポイント
・どこか落ち着いて考えられる場所へ…広島から◯◯◯へ。それはないやろ(笑)
・劇中劇が私には無理。あんな多国語(まさかの手話まで)でセリフ言われてもわかるかい!
・セックスすると閃くらしい

ラストシーンが象徴してるが、「なぜか分かるか?さあ考えよ」的部分あり。◯◯賞を受賞する作品、そんなの多いですよね。

シアター4 E-7 神戸国際松竹で見る最後の作品となりました。相応しい良き作品でした。

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はむひろみ

4.0村上ワールド全開

2022年2月19日
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鑑賞方法:映画館

原作を先に読んでるとガッカリする作品多い中、これは口調やテンポ、空気感が村上ワールド全開な感じだった
まるで原作を再読しているかのようで心地よい時間…

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moonsing

4.5小説のような

2022年2月19日
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ハンバーグ

4.5叙述的な150分、全ての展開が収束するラスト30分

2022年2月19日
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鑑賞方法:映画館

難しい

まず、起承転結のあるエンターテインメント作品ではありません。そこんところ注意な。

鑑賞中、「実に叙述的だな〜!実に村上春樹だ〜!」と思いながら観ていました。

同じ様な演出を、時には巻き戻して、時には再度演じ直すといつ形で、ストーリーをゆっくりゆっくりと紡いでゆきます。
分かりやすくポンポンと話が進んでいくのではなく、何度もなぞらせることで観る側に「なんとなくこう?」みたいな事を思わせる。

かと思えば、突然思いもしない展開が待っていたりする。でもそれは、そこまでにばら撒いてきた脚本のベースがあったりするので、おおよそ想定内かなと思わせる。

そしてラストの30分にもっていく。
ある登場人物が、その人に縁のある思い出の地で許しを請うたり、そうする事で自分の楔の様な何かから解放されたりする、というのは寓話にはよくある展開ですが、そんなありきたりな演出にも関わらず納得させるのはお見事。

個人的にはラストのその後も少し見てみたかったですね。
SAABいいなぁ。

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たくっち

4.0決して難解ではないが、集中力を要する。

2022年2月18日
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といぼ:レビューが長い人

4.0ひとりひとりの人生そのものが、ドラマなんだと気付く作品

2022年2月18日
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鑑賞方法:試写会、映画館

ドラマチックな展開もなければスリルもサスペンスもない。
やっぱ、村上春樹の小説は難しくてよくわからん
…と、思いながら観ていたが、途中から気が付いた。
そうか、登場人物それぞれの人生の歩みこそが、
「ドラマ」そのものなんだ!

まず、家福の妻・音。幼い娘を亡くした悲しみと、脚本家というプレッシャーから、セックス依存症(だと私は思った)。夫を愛するがゆえに、そんな自分に苦しんでいる。
ドライバーみさきの壮絶な人生。
話せない妻とともに広島へとたどり着いた、韓国人夫婦。
最後にようやく自分の封印してきた感情と向き合うことができた家福。
そして、そのきっかけとなった高瀬の空虚さを抱えた人生。

劇中劇「ワーニャ伯父さん」のストーリーと家福夫婦のストーリーをベースに、
登場人物たちそれぞれの人生が縦糸、横糸となって、織り込まれてゆく。
まるで映画全体が、1枚のタペストリーを紡いでゆくかのよう。
最後にそれが見事に1つの作品として完成したとき、ようやく見えてくる。
ひとりの人間として、「生きる」とはどういうことなのか。
そこには人種も言語も必要ではなく、
ただいつも「感情」が存在している。

…深い!さすが村上春樹。

ラストシーンでは、
家福とみさきのこれからの人生を、想像の余地を残すように終わり、そこもよかった。

このエンタメ度の低い、日本の芥川賞的な映画が、海外でウケるとは正直驚き。
村上春樹作品への愛情と理解は、日本人以上なのかも⁉

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ぴーちぱい

1.0吐き気します

2022年2月18日
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車エビ太郎

4.0最後は??!

2022年2月18日
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kaji

4.0ドライブ マイ ボディー

2022年2月18日
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配信にて視聴しました
演出家の演劇を登場人物と
比喩しながらそれぞれの内面と
行動を表現した大作ですね
映画タイトルはサーブ900の
17年超の古さと主人公の自身
とを重ねているように思えます

自分自身で肉体と頭脳をドライブして生きて行く
とても良い映画でした。

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クーパーフォックス

2.0面白くは無い

2022年2月18日
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何故作品賞の候補に成った?
率直な感想は
無駄に長い映画です。

お勧めはしません。

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sambalsoton

2.0何故、こんなに評価が高いのか?

2022年2月17日
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わだっこ

5.0人間が生きる、という普遍的なテーマを上手く捌いた作品

2022年2月17日
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m t

4.0美味そうにタバコ吸うなぁ~♪

2022年2月16日
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知的

難しい

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リオウリオウ

4.0男女のディスタンスは測れない

2022年2月16日
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村上春樹の短編を大幅に脚色したドラマで、どこかフランス映画のような味わいがある作品で、淡々とした展開なのに妙に惹きつけられ、3時間の長尺も苦になりませんでした。亡妻の隠された男性関係を知ったことから、心身共に強い絆で結ばれていたはずの彼女との関係性に主人公が疑問を持つのは、ある意味普遍的なテーマです。多言語に手話すら交えた演劇は、しょせん言葉も肉体ですらも相手の深部には到達し得ない、分かり合えない男女の関係のすれ違いのメタファーのように感じ、劇中劇を通じて主人公の内面に迫る演出は見事です。それでも他人との測れない距離感を全て受け止めた上で、前を見て生きていくポジティブなスタンスを、女性ドライバーの崩壊した実家を前にした二人のやり取りを通じ、手話演技によるワーニャ叔父さんへの語りかけで昇華する、舞台でのクライマックスは素晴らしいです。役者では、西島秀俊、三浦透子の二人の静かな存在感が圧倒的でした。岡田将生の車内でのシーンでの演技も素晴らしい。

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シネマディクト