劇場公開日 2021年8月20日

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「村上春樹ってだけで海外でも受けるんですね 僕はまっぴらごめんだけど」ドライブ・マイ・カー nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0村上春樹ってだけで海外でも受けるんですね 僕はまっぴらごめんだけど

2022年2月21日
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なんの知識もなかったんで何が起こったのかわからないうちに話が進み、終わってみれば3時間
後で知ったんですが、”ハッピーアワー”の監督じゃないですか
あの5時間越えのインディーズ映画を元町映画館でイッキ観した苦痛を思い出したよ
あの映画よりましだったけど、カットする事を知らないのかな
いや、疲れました
テーマは1つなのに、まあ延々とよくやる

これはエンディングで知った
村上春樹の短編なのか
どうりで内容が薄い
短編を3時間ひっぱったのか

ノーベル賞でいつも話題になる村上春樹
実は一つも読んでない
”ノルウェーの森”を映画で見たくらい
自分には合わなかったなあ
まあ、春樹オタクには楽しかったんだろうなあ
カンヌで評判が良かったのは村上春樹のおかげでしょう

最初から文学臭いセリフ回しがくさいくさい
知らないものには西島秀俊がベッドシーンでそんなセリフを吐くもんだから心配になってたら、いつのまにかいつもの西島君になっとるやん
どうなってんの

演劇の多言語はなんなん?
いきなりで理解するのに時間がかかったしね
なるほどなるほど、手話まで言語として取り入れるのかぁ・・・まではわかる
で、なんの意味があんのかな?
原作読んでる文学オタクがしたり顔で高評価しそうです

村上春樹の文学って、この映画だけしかわかりませんが、生きることとか愛とか個人的な事が多いんでしょうかね
えらい真剣に生きてる特別な人に焦点をあててもね、人それぞれだから
真剣すぎるとしんどいだけだと思うんだけどね
人間なんて、そんな特別な物ですか
生まれて生きて死ぬだけの泡みたいな物ですよ
知らないことは知らないままでいいし、勘違いも思い込めば強い
時間とともに記憶も薄れる
そのうち順番が来ればなにもかも放り出して自分が死にますよ
自分が納得いくまで突き詰めたり、整理しないと気が済まないのが文学なら
僕はまっぴら御免です

とりあえず
文学の評価はわかりませんが、映画としてどうなん?
て考えると・・・
あかんやろ、こんなん

nakaji