「吉田大八監督!?!?!?」ドライブ・マイ・カー サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
吉田大八監督!?!?!?
アカデミー賞、4部門ノミネートおめでとうございます!!!!!!
日本人として誇らしい!!本当にすごい!!!
もう、大興奮です。まさかノミネートするなんて。
大快挙。作品賞、監督賞、脚色賞、長編国際映画賞。。。
ハマったハマらなかった関係なしに本当に嬉しいです。世界に認められた日本映画。もう、邦画なんて...とか言えませんよ。素晴らしいです!改めて、おめでとうございます!
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2つ謝りたいことがあります。
1つ目は、映画ファンであるにも関わらず数々の賞レースを総ナメしている本作を見逃してしまったこと。再上映にて今更劇場鑑賞です。
2つ目は、ここまで賞レースを総ナメしている理由が私には理解できなかったということ。文学的要素が強い映画は改めて苦手なんだなと感じさせられました。
雰囲気良し、役者良し、ロードムービーとしての質高し。これは間違いないです。西島秀俊好きとしてはたまらない映画でしたし、179分あるとは感じさせられないほどあっという間でなんだかクセになる作品でした。
車の見せ方が上手い。
どんなキャラクターよりもあの赤いクルマが好きになりました。マンションで呼び出し、颯爽と高速を走り、雪の中でゆっくりとブレーキをかける。いやぁ、渋くてカッコイイ。というか、西島秀俊と三浦透子がこのクルマにマッチしすぎている。無音の20秒間は超良かったです。
ただ、色んなところで違和感を感じる。
まず、普段の会話まで舞台っぽい。もっと嫌な風にいえば、日本語が気持ち悪かったです。日本語と外国語の交わりでいつもの何倍もしっかりと聞かないといけないのに、日本語が聞き取りずらいと余計に神経使わないといけなくて、なんだかすごく疲れてしまいました笑
そして、舞台に面白さを感じない。
いや、これは決して元となっている舞台をバカにしたり貶している訳では無いのですが、なんというか断面的にしか物語が映し出されておらず、これと現実で起こっていることをすり合わせながら読み取ってくださいと監督の意図していることは分かるけど、あまり舞台の世界観に溶け込めなかったです。これに関してはどうしたら魅力的に舞台を描けたのかという提案みたいなのは出来ないんですが、微妙だなと思ってしまいました。
ストーリー展開は上手いなぁと思う一方、肝心のストーリーがあまり響かず少し自分に苛立ちを覚えてしまいました。皆さんが面白いと思った作品をどうしていつもこうハマらないのか!共感できず悔しいあまりです。これは一度、村上春樹の原作を読んで出直した方がいいのかもしれません。
という訳で、期待値かなり高めで行ったせいか★3.0というなんとも言えない結果になってしまいました。でも、再上映してくれた映画館には感謝でしかないです。
コメントありがとうございます!
そう言っていただけると安心します。その通りですよね。
やっぱり原作もその傾向があるんですね。古臭い演出ばかりで飽き飽きしてしまいました。
出来の悪い作品に対して、周囲に忖度して評価する必要は、ありません。
駄目なものは駄目とはっきり言うべきなのです。
村上春樹の原作も、セックス依存症、タバコのポイ捨て、精神薄弱、差別用語、古い音楽の話題の繰り返しのネタ切れ状態。下品な作家なのだから、批判をしっかりするべきです。
原作も読む価値は無いですよ。
コメントありがとうございます。村上春樹さんの作品が基であるのが皆さんの高評価や海外での受賞と関係あると思います。彼の小説はローカル日本でなくてとりあえずはユニバーサル(グローバル)なので理解できるんだと思います。それは結構大切かもしれませんが、自分が受け入れられるかどうかも大事だと私は思ってます。ある人(どんなに素晴らしくても)を自動的に無批判に「いい!」とだけは思わないようにしてます。と、長々とごめんなさい。