「#70 ラスト近くまではほぼ完璧」ドライブ・マイ・カー chicaricaさんの映画レビュー(感想・評価)
#70 ラスト近くまではほぼ完璧
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普通の映画ならなんでやんねんってツッコミたくなるところがいっぱいあるけど、この映画はラスト近くまでどんなことが起きようともツッコミどころがなくてほぼ完璧に私の心を鷲掴み❣️
仲良さそうな夫婦に実はドロドロした側面があっても、一つの舞台で色んな言語が飛び交っても、若い女の子がドライバーさんやろうとも、全てこの自然な流れですんなり受け入れられる。
他の男と寝ててもダンナのことを愛してる奥さんの気持ちも、それを見て見ぬふりをするダンナさんの気持ちもわかる。
でも、でも、主人公達がドライバーの故郷に向かうあたりから、だんだん理解不能なことが起きてきた。
ゆっくり下道の国道8号線通って2日間で北海道に行って帰って来れるのか不安になってきたが、なんとか目をつぶって物語に入り込む。
こんなに夜暗くなってもフェリーにチェックインできるのか?ってところもなんとかスルーできた。
しかし北海道到着後スタッドレスタイヤ無しで雪道走るのはどうしても納得行きませんでした。
いや、途中のオートバックスでタイヤ履き替えたのかもしれんけど。それとも多摩ナンバーだから元々スタッドレス持ってた?
こんなイケズなことばっかり考えちゃってごめんなさい🙇♀️
それをさらにスルーしてメガマートで買い物する彼女の顔を見たら、終わりはめでたしめでたしで一安心。左ハンドルで良かったね。
欲を言えば空き巣の女の子の話、好きな男の子のお家がどうなったのかもっと知りたかったなあ。
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