「濱口監督に感服」ドライブ・マイ・カー ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
濱口監督に感服
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濱口メソッドと言われる演出法。
感情を入れず本読みする。キネマ旬報で読んでいたので知ってはいたが、映画でこの演出法が流れる。役者は日本人、韓国人、台湾人、手話で語る人、言語が様々。なかなかこういった演劇が実際存在するかは知らないがとても引き込まれた。霧島れいかさん演ずる音の語りの後半が岡田くん演ずる高槻によって核心をつく。
このシーンの岡田くんが素晴らしい。
運転手のみさきの母とのエピソード、みさきの生い立ち、一緒にみさきの家があった北海道まで車走らせ、西島秀俊演ずる家福の妻に対する思いを吐き出すシーン。
また観たいと思わせてくれる映画です。
木曜日の食卓からの西島秀俊ファンだが、濱口監督にお礼を申し上げたいです。
素晴らしい映画、脚本です。ありがとうございます。
黒沢清監督のコメントが非常に嬉しく、少し泣きました。
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