愛してるって言っておくねのレビュー・感想・評価
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失っても子は鎹
子を亡くした夫婦の離婚率は高いと別の映画で見たことがある。
そうだろうな、と思わされる作品。
仲の良い夫婦ほど会話を沢山している。当然その話題には子供がばんばん登場し、愛情かけて子供を育てその子供の少しの成長が延々と肴になるような毎日だ。
そこから一転して子供が突然亡くなった時、
話せば話すほど、子供がもう2度と戻らない事実、楽しい記憶が想い出に変わってしまった辛い気持ちを突き付けられるのだ。
家の中には子供との思い出の欠片があちこちに残っている。忘れたくないから、向き合っても子は戻らないナイフを毎日突き刺されながら思い出し、親に不備がなくても一体どうすれば避けられたのか、保護者として自責の念に駆られ続ける。
考えただけで辛い。
影となった子供は、夫婦の様子を今も見守っていて、私のせいでごめんね、仲良くして楽しく生きてと、仲を取り持とうと動き回るのがまた辛い。
天災、交通事故、誘拐拉致、などなど不慮のことは日本でも色々ある。
何にも巻き込まれずに我が子が一生を終えられる奇跡を、自分が生きている限り祈るしかない。
強い悲しみの中から明日への勇気を
日本人のような顔立ちの夫婦
影の表現が秀逸。実体は抜け殻
台詞無し
食卓のテーブル
左側に夫
右側に妻
遠く離れてる
心も離れてる
つまらないことで夫婦喧嘩でもしたのか
夫婦は抜け殻
影には躍動感
影が実体のよう
夫婦の最愛の娘
娘との思い出
重苦しい雰囲気も娘が登場しエンジンがかかる
学校に行かないでと必死に阻止する悲痛な叫びに台詞は必要ない
小学校に登校する娘
星条旗
何発もの銃声
銃乱射事件
10歳あまりで娘は亡くなった
夫婦は立ち直れるのか
思い出があたためてくれるだろうか
ブラックジャックが子供を亡くした夫婦に「また作れば良いでしょ」みたいなことを言った回があった
あのときはびっくりした
たしかにそうかもしれないがいやいやそういうことではないでしょ
アメリカの銃規制はまず無理だろう
イスラエル批判が駄目なようにそういう国なんだアメリカは
日本とは歩んできた歴史が違う
考え方がまるで違う
日本に生まれてきて良かった
銃社会が嫌ならアメリカを捨てて銃の規制が厳しい国に移住すれば良いのに
泣ける
タイトルの和訳が素晴らしい
Netflixで映画を観る際、当たり前の話だがタイトルとサムネイルの画像でイメージし興味を持たなければならない。劇場公開している映画であれば予告編を見ていることも多いのでなんとなくイメージできているが、オリジナルだとそうはいかない。本作はサムネイルにNの文字がある(オリジナルである)ってこととタイトルでなんとなく観始めた映画。もちろん短いからすぐ観れるって要素も強い。
日本に住んでいる人間にしたら、かなり想像力を試される。ましてや子どもがいない人間にしたら。でも、想像せざるを得ない。世界のすべてが色を失い、食事がエネルギー補給でしかなくなり、家のどこを見ても子どもを思い出してしまうという辛さ。
セリフがないまま進む短編アニメでもこれだけ心を揺さぶることができるってことが驚きだ。銃を規制したくない人たちはこの映画を観てどうコメントするのだろう。案外涙を流すのかもしれない。ただ、それでも銃は必要と言うのだろう。
日本では銃乱射事件なんて起こり得ない。そう思っていたが、最近はそんな常識を覆す事件が起きている。この映画をあくまで他人事として観ることのできる社会であってほしい。
感度ポルノと紙一重
何が起きたとしても愛しているよ
こんなとき、誰に愛を伝えますか
何も考えずに短い映画だな
と思って見始めました。
言葉は無く、
イラストのみが動く映画
独特なイラストで
でも全てに意味があって
壁に付いた青色だったり
青いTシャツ
サッカーボール
10歳で恋人
うさぎの携帯カバー
その子の趣味や人生が伝わったあとの
"happens"
あの瞬間に送るメッセージ
自分だったら誰に送るだろうか
ほんとに伝えれるだろうか
これが最後だと、思うだろうか
伝えたいことは、伝えれるうちに
伝えなくてはいけないな
と、思った映画でした。
個人的には
重苦しくなる程ではありませんでした。
泣けると言うより、
悲しさ、伝えることの大事さを感じた。
イラストで少し気持ちを悲しさに持っていかれた
あのシーンの両親の影のイラストは
泣ける。
だめだ!だめだ!とついセリフを言ってしまいそうな程でした。
とても悲しい
三宅隆太さんが今年の第一位に推していらしたので、見る。セリフはないのだが音楽はあり、歌詞の字幕があるといい。子どもを亡くした夫婦の様子が悲痛で、次第に死因が明らかになると、スクールシューティングの被害というあまりに悲惨な出来事でずっしり思い気分になる。もし自分があのお父さんの立場だったらと思うと発狂してしまうかもしれない。映画自体すごい作品なのだけど受け止められない。
誰もが一度は見るべき名作
12分間の愛のアニメーション
心に響きました。
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