「Time to Dance！！！」ザ・プロム　MARさんの映画レビュー（感想・評価）

手掛けたミュージカルが大爆死し、窮地に立たされた役者たちが、ある女子高生のツイートを偶然発見したことから、とんでもない名誉挽回を図り…といった物語。

主人公、ディーディー達が思いついたのは、自身のレズビアンが原因で、高校で予定されていたプロムが中止になってしまったという女子高生を助けること。
ある意味売名行為ともいえるが、本気で悩むエマと関わっていく中で、彼らの心にも火が付き…。

超豪華キャストで描かれるミュージカル作品。
ストーリーも、笑いを取り入れつつホロリとさせる場面もあったりして良いのですが、やっぱり盛り上がるミュージカルシーンが良いですね。
あんなに踊れたらさぞ楽しいだろうな…やってみたい（笑）

まぁ本作みたいに、気になる女の子を誘って踊るとか自分にはハードルが高すぎますが（笑）

当人のエマは勿論、味方として奮闘する校長先生もグッドキャラだし、本作では敵役でえげつないことをするPTA母さんも、娘の幸せを本気で願うからこそですしね。
不純な動機で計画を始めた4人にも、それぞれ背景に大きなストーリーがあって良かった。

話は逸れますが、そもそもワタクシ、映画は2年に1回くらいしか見ない人だったのに、なんか流行っているらしいということでたまたま観に行ったグレイテストショーマンがとても良かったから、それまで見向きもしなかったジャンルでもとにかく映画館に行くようになった背景があったりします。

来年もハッピーオーラに包まれたミュージカル作品を見られれば良いなぁ。。