劇場公開日 2020年11月20日

「配信向きかも」Mank マンク コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5配信向きかも

2020年12月13日
iPhoneアプリから投稿

ずいぶん昔に『市民ケーン』は観たものの、うろ覚えだったから色んな資料やwikiまで読んでから劇場へ観に行きました。

ドキュメンタリーではなく物語になっていて、オーソン・ウエルズとマンクの対決シーンは最後の方にわずかだけ。
ケーンのモデルになったハーストはもちろん、MGM創始者ルイス・B・メイヤー やウエルズの盟友ハウスマンまで登場し、1930年代ハリウッドの妖怪たちのえげつないキャラクター性や、映画制作の闇の部分を描いていく。

基本的にフィンチャーらしい会話劇。
すごい出来なのは間違いないが、会話の内容を理解しきる間がなく次のシーンへ移るため、確認のためにもう一度観たくなる。
配信やビデオ向きかも……ってネトフリ作品だった。

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コージィ日本犬