総理の夫のレビュー・感想・評価
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直進党というネーミングがマッチしている
中谷美紀さんの総理役
ハマってましたねえ
今の日本の総理と違って
スピーチに熱があって
その熱意がビンビンに伝わってきて
とても好感が持てました
田中圭さんとの
相性もバッチリです
私的には
そんな総理には
やめてほしくなかったなあ
総理大臣が産休、育休を取る
という設定を望んでました
しかしながら
いったん羽休めしてから
再び飛び立てれば
それはそれで良いのか☺️
未来に明るさが持てるエンディングで
良かったです‼️
脇役陣もみんな個性があって良かった☺️
田中圭の
母親役の余さんの
存在感とパンチの効いたセリフ
お兄さん役の愛之助さんの
お茶目さ
最高でした😆
今では小学校六年の社会でも学習するはずだ。内閣総理大臣は行政の長。
原作は図書館の本借りて詠んだが、どうせそんなもんだろう。って思って映画も見た。言うまでもなく、そんな以下だった。
増税だけが彼女の公約!?
そんな事は誰でも言える。この党首のどこにそんな魅力があると言うのか?
『女性総理』と言って世界的に取り上げられる。『日本ではありえない事』と世界からディスられている事を先ずは理解しよう。
『マニフェストは内閣総理大臣としての使命』ではない。『直進党から国民に対するお願いと約束』なのだ。
民主主義は複数政党があって、全く逆の考えを持つ者(党)もいる。内閣総理大臣使命と言うならば、その反対意見も含めて、『行政を司る機関の長』でなければならないのだ。
さて、
『ソウマノミクス』だけを主張する『女性総理』に聞きたい。
1.『PLAN75』はどうする?
2.防衛をどうする?
3.原発をどうする?
4.消費税は5%、若しくは無しにしないのか?
そして、
5.女性の地位向上の対策は?
少なくとも、現状の経済状況では、増税していたらおしまいだったはずだ。『ソウマノミクス』は見当違いだったのた。
物価高に増税って世界的に注目されるだろう。まぁ、だから、世界的に注目♥
兎に角、総理大臣とは行政の長であり、立法の権力者ではない。一人の独裁者が日本を変える訳では無い。
『主権在民』と『三権分立』そんな事も知らないで『PLAN75』可決されていたら、大変な事になる。日本国は住み良くて、良い国だけれども、その憲法改正は100年早いと思う。
この映画の演出家も含めて、もう一度、中学校3年までの公民を勉強してもらいたい。
最後の会見も総理大臣がしゃしゃり出る会見ではない。なんのために官房長官がいるのだ。
追記
コメディーらしいが、時の権力をあざ笑うのが、コメディーのナリワイ。この映画は時の権力を権力として忖度していると思う。コメディーじゃなくて、プロパガンダ映画と言える。
一人でも納得する女性がいるのか?日本は世界から50年遅れていますね
足を引っ張ってばかり、愛情は口先ばかりで実際に助けになることは何もしない3歳児のような夫にイライラしっぱなし。最後に何か切り返しがあるのかと期待して早送りを我慢してみたが、結局最後は女性が諦めるという内容。男女問わず一人でもこんなあり方に納得するのだろうか?
モヤモヤ
社会派にも振り切れず
コメディーにも振り切れず、
なんかモヤモヤしてるうちにエンディング。
テレビドラマを見ているような軽い感覚で見られた。
総理の夫というタイトルだら
総理のほうが印象強く、
妊娠したから辞任するとの決断は
先例があると言っていた凛子の決断として
どうも納得がいかないし、民意も反映されてなさそう。
そういった点も含めて、なんかモヤモヤ。
日本初の女性総理と、その夫の物語。
「日本の未来、先取りしちゃった。」が、
この映画のキャッチコピー。
なのに、総理やめてしまうんだ。なぜ??
未来というのなら、産休とって、復帰して、夫が育児を
バリバリこなす、というストーリーの方がいいんじゃないの?
原作があるので、それに従ったのかもしれませんが、
なんか違和感。
設定はおもしろいし、コメディということで
期待したのですが、笑えるシーンはほとんどなかったです。
政治や政治家をテーマにするんだったら、
もっともっと過激な笑いを追求しても
良かったんじゃないでしょうか。
悪い意味で日本映画
Amazonプライムにて鑑賞
cmの時からそんな爆発はせんだろうなあと思って鑑賞は避けていた
あらすじは妻が総理大臣になり日本で始めてのファーストジェントルマンになるという内容。
現代の女性の働きたかの問題などがテーマになってる
妊娠して辞職するところとかもそこらへんを考えさせらる
だが展開が乏しく感じる
週刊誌に売られそうになる時などもコメディ要素なのか分かりやすすぎるし笑
奥さんが完璧人間すぎるもう少し弱点があってもよかったかも
また主人公の設定がなかなかアブノーマルなのは何故だろう?相馬グループの息子で鳥類学者にはなかなか共感しづらい笑
というか田中圭のファンには悪いけど演技全部一緒に見えるなあ。別に嫌いではないんやけど
最後のスピーチが見せ場でそこ以外はあんまり
悪い意味で日本映画って感じ
感動系の映画や田中圭が好きな人にはおすすめかなあ
面白かったし、ちょっと泣けた
妻として、夫に色仕掛けの罠をしかけた女と対峙するシーンが、まずとても良かった。
責めない。どうしてそうなったのかを問いかける。
そういう負のループのない社会を作ることを目指す総理の目線で、聴く。
あんなことはその辺の妻には到底できっこないが、あの器の大きさと、優しさとゆとりは、目指したいところ。
今作みたいに人を惹きつける力がある総理、見たいなぁ。いないなぁ。
いつかこんな風に真っ直ぐな女性総理が誕生することが、現実にもあるといいなぁ。
最後のエールが良い!
女性が総理大臣になったら、、、
そんな未だかつて、この日本という国では起こってはいない架空のお話。
中谷美紀演じる凛子さん。
男性優位なこの国で、周りの男性に媚びることなく、
かといって、フェミニストを押して押して、女性を強調するわけでもなく。
とてもスマートに政治家として、情熱を持った熱い人間で、見ているこちらもファンになりそうに笑
凛子さんが総理大臣になったのは必然。
その凛子さんが女性だったというのは偶然。
と、凛子の夫である日和くんの台詞がとても印象に残った。世の中まだまだ、男性〜女性〜と区別をしたり、グループに分け違ったり、はたまた差別したり。なかなかこの枠と言うのを飛び越えて自由になるには時間がかかりそうだが,日和くんの言うように物事を捉えられたら、きっともっと自由な発想がうまれるだろうなー。
コメディの要素もありながら、見ていてシャンとさせてくれるような台詞も多々あり。
政治家とは何ぞやを教えていて、本当に国民目線っていうのはこういうことよ!と共感をしてしまう。
己の夢を諦めない。未来を諦めない。
例え、ふとしたことで予定していたこととは違うことが
あったとしても、それは後退ではなく、勇気ある前進だ!と思えたらきっと次にまた繋がる。
あまり期待せずに鑑賞したけれど、なかなか良い映画だなぁと思います。
うーむ、
女性総理として男連中の議員らを翻弄し快活に国を仕切るような内容を個人的には期待してたとこはあった。
妊娠がきっかけでもそれを乗り越えて国を変えるような流れを期待はしていた。
だいぶ前のキムタクが深津絵里と出てた総理になるドラマみたいに、総理になって具体的に「仕事」ができないまま終わってしまう展開。
そのドラマとこの映画は、総理辞任の理由は違えど、なかなかに「総理の仕事」を具体的に描くのは難しいんだろうなあ。
最後のドタバタの記者会見で「夫」が独演する展開も、、、あんなこと、ありえるか?(笑)
国会答弁でも外交でも、「総理の仕事」として描ける要素はたくさんあろうけど、この作品もそういうのではなかったな、と。
わざとらしいようなドラマか茶番か、なんであれ、あまり心には響くかんじでもなかったかなあ。
美しいものがそろった絵空事(皮肉)
花も実もある女性初の内閣総理大臣の誕生からこの突飛な物語ははじまる。
飛ぶ鳥を落とす勢いで国民の支持を集めていく総理とその「ファースト・ジェントルマン」。
風雲急を告げるようなことがあってもただまっすぐに進む総理とそれを必死に支える夫。
月が満ちるその時まで飛び続けることはできなかったが、
羽を休めたおしどりの夫婦はまた高みを目指し、理想郷へと導いてくれることだろう。
メスが派手なのは今が女系の時代なのか?それともジェンダーニュートラルの新しい時代だからなのか?
理想の夫?
原作者の原田マハさんは執筆の動機を「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった。凜子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和は何があっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語です。」
としている。 今どき珍しいくらい、そのまんまの映画、それにしても2時間はちと長い・・。
普通、映画製作陣は政界を題材にすれば権謀術数うずまく血生臭い権力闘争劇に関心が向くだろう、アメリカの政治ものやサッチャーの伝記など硬派なサスペンス調のものが多い中、本作は極めてゆるくてお伽噺のようですね。出生、学歴、暮らしぶりからして恵まれ過ぎ、これで庶民感情が分かるのだろうかと嘘っぽいくらい美化した一本調子。
凜子が掲げる社会福祉と増税のビジョンなど改革と言うには程遠い感、望月さんの「新聞記者」ほどの政界風刺や山崎豊子さんほどの人間ドラマも無く、原作本の推薦の帯は安倍昭恵さん、出版元も実業之日本社だから作者の立ち位置、日和見感が察しられる・・。
日本で硬派な政治ものはタブーなのだろうか、よくて三谷さんの「記憶にございません!」のような笑いのオブラート仕立てがせいぜい、もっともイデオロギーを前面に押し出すよりほのぼの路線を貫く方が万人向けのような気はします、その点ではブレない河合監督は潔いとも言えるでしょうか・・。
田中圭さん演じる夫は頼りない反面、余計な口出しもせず優しい心の持ち主、キャリアウーマンの妻からみると都合の良い夫像なのかもしれません。
映画「20センチュリー・ウーマン」の中で母が息子に言うセリフ、「男って難題にぶつかると解決に躍起になるが、できないと分かると何もしない、解決できない時に寄り添うってことが下手なのよね」というのがありました。まさに女性が求めるのはこの夫君のように寄り添うことが上手な人なのでしょう・・。
総理の夫は理想の夫
出張に行く前、妻からヘンな事を言われた。
もし、私が総理大臣になったら困る事ある?
…まあ、困る事あるんじゃないの。色々と。
出張先はろくに電波も入らず、情報遮断。
で、帰って来たら、びっくり!と言うより、ポッカ~ン…。
あれは冗談などではなく、本当に妻が“日本初の女性総理大臣”になりました。
そしてその日から、僕も“日本初のファーストジェントルマン”になりました。
設定を大まかにするとこんな感じ。
日本初の“女性総理大臣”と“ファーストジェントルマン”を題材にした政界コメディ。
予告編なんかからも。自宅に帰ると警備員に止められて、「僕は総理の夫です!」。
コメディの定番のようなシーン。普通、直属警備員が“総理の夫”の顔を知らない訳ないよ。
レビューを見ると、“不支持”声もちらほら。三谷作品のようなもっと笑えるコメディかと思ってた。
実は意外とドラマ性もしっかり。単なる爆笑コメディではない。
私的にはこれでちょうどいいと思った。
コミカルさは勿論、しっかりとした政界ドラマ。女性と社会。夫婦愛。
コメディとシリアスのバランス加減も悪くない。
『大怪獣のあとしまつ』に必要だったのはこれじゃなかろうか。
基本は“総理の夫”となった主人公・日和に降り掛かる珍騒動、大騒動。
現実社会でも新総理共々ファーストレディも注目を集め、それが日本初のファーストジェントルマンなのだから、大変さもお察しを。
自由な行動も限定される。予定に無い行動はNG。広報官から厳しいお達し。
仕事で出張にも行けない。何日も家を空けたら別居説が噂されるから。
住み慣れた家から総理公邸へお引っ越し。ゴージャスなさすが総理公邸だが、あちこちに監視カメラ。テロ警戒だって…。
妻とすれ違い続く。もう自分一人だけの“愛妻”じゃない。一国の“総理”。
気の休まる時も無いほどの激務。国の為に働く君は美しいけど、でも凛子、身体は大丈夫…?
総理は総理で大変だが、ファーストジェントルマンもファーストジェントルマンで大変。
総理の夫はつらいよ。
せっかくの題材。女性総理奮闘記としても見応えあり。
注目や期待は男性総理の比じゃない。
何か変えてくれる。皆、そう思ってる。
だけど、一度失敗見せれば…。持て囃しからの国民の手のひら返しほどの脅威は無い。最初はあんなに騒いでたくせに…。政界に限った事ではないが。
それに、彼女は“女性”。政治家としてはまだまだ若い40代。
何か失敗した時の叩く材料は揃っている。
若手故の大胆なマニフェスト。“増税”。
劇中でもそれが度々槍玉に上げられる。
増税は正直、イヤだ。どんだけ国民から摂取するんだ…?
だけど、世界から見れば日本の税金は低い方なのは有名。海外では、30%とかもざら。さ、30%も取られるなんて…。
でも、そういう国々は税金の使い道がはっきりしている。全て、国や国民の為。取られる額は大きいが、その分医療や学費に保障される。
そういう使い道だったら、断固として反対ではない。
日本だとそういう所、不透明なんだよなぁ…。
それをはっきりさせてくれるリーダー不在なのも問題。
もし、劇中の凛子のようなリーダーだったら…?
現実の男性総理でも病や過労に倒れる事もある。我々国民はそんな事意に介さず、あれこれ難癖付けるが。
それが40代女性だったら…? 過度のプレッシャーを課せられたら…?
どれほどの心労か、想像も出来ない。
想像出来る事は一つ。国民の反応。
期待の割りに…。これだから女は…。
100%間違いなく、この現実社会では上がる声だろう。
凛子の場合、最も大事な時に倒れた。
原因は、妊娠。
忘れてはならない。一国の総理であると同時に、新たな生命を授かる母体なのだ。
海外では、女性リーダーの妊娠/出産/育休は珍しい事ではないらしい。
が、やはりこれまた日本では…。そもそも日本では、男性の育休すら満足に取れない。…いや、取れるのは取れるのだ。が、社会全体がそういう空気にさせない。
皆が身を粉にして仕事してるのに、呑気に育休なんて…。
間違っちゃいけない。子育てだって立派な“仕事”だ。男は外に出たら戦場と言うが、息抜きの飲み会などの場もある。
が、家に留まる女性は…。24時間子供を見てなくてはいけない。その僅かな間に、家事。帰って来た夫はろくに手伝ってくれない。自由の時間など無い。男の仕事より寧ろハード。
もし、これが女性総理だったら…?
どっちを取るかじゃない。どっちもやらねばならないのだ。一国の総理として、母として、さらに妻として。
過労で倒れて当たり前。それほど過酷なのだから。
国の事も考えなきゃならない。我が子の事も、家庭の事も考えなきゃならない。
男みたいに家の事は女性に丸投げという訳にはいかない。だって、真の大黒柱。
凛子はまだ妊娠中。本来なら安静にしなければならない時。
しかし凛子は、この時も総理の仕事をしようとする。
日和くん、お願いだから私に頑張ってって言って。
そう過剰なまでに自分を追い込む。いつも冷静な凛子がこの時ばかりは取り乱し、見てて痛々しかった。
重要ポストに居る女性なら誰もが通る茨の道なのだろう。
その時、男には何が出来るか…?
日和の苦悩も計り知れない。
女性総理。
それを演じる事の出来る女優も限られてくる。
気品、聡明さ、芯の強さ、演技力…。
なるほど、中谷美紀になら一票投じたくなる。
凛とした美しさ、立ち振舞い、喋り方…いずれを取っても“パーフェクトレディ”。
時折見せる妻の顔、弱さ脆さも人間味を感じさせる。
未だ誕生しない女性総理。“大国”と呼ばれる国々で、未だ女性がトップに立ってないのは、アメリカと日本くらい。どんだけ男女格差が深刻なんだ…? 一体、いつの未来になる事やら…。
もし晴れて誕生した時、果たして凛子総理を超える支持を得る事が出来るか…? 誰やっても同じ男性総理もそうだが。
あくまでフィクションの理想像だが、フィクションの世界だけ理想のリーダーを見ていいではないか。
貫地谷しほり演じる広報官も“働くママ”。好サポート。それだけに、彼女がしてしまった“過ち”は…。辛かったのだ。尊敬する総理へ、同じ女性として。
イケメン秘書、実直な官房長官、ゴシップ狙う巨漢フリーライター、一癖二癖ある日和の母親と兄、個性的な日和の同僚…。
中でもインパクト残すは、政界の大物。味方なら非常に心強く、敵なら非常に厄介。女性総理誕生に一役買ったが、実は虎視眈々と総理の椅子を狙っている…。その名も、腹黒い原九郎。だって、岸部一徳が演じるのだから、何かあるに決まってる。
だけどやはり、“総理の夫”を見る作品。
田中圭のズッコケ鈍直ぶりがハマってる。
硬軟様々な役を演じるけど、何だかこういう役こそ彼の持ち味が活かされてる気がする。
ちょっと頼りなさげだけど、温かく真面目。
同僚の隠れ美人の誘惑に、動揺しつつよく耐えた!
お金で解決しようとせず、頭を下げ、誠心誠意頼み込む潔さ。
いいキャラしてる日和だけど、ちと残念だったのは、キャラ設定。
実は、財政界の大物の母を持つ“いい所のお坊っちゃん”。
それだけに、ズレやとんちんかんが笑えるのだけど…
結局は女性総理の夫は、上流階級者。日和の性格自体は一般人レベルと何ら変わり無いのだが、その設定だけ、何だか突然敷居が高くなったような…。
日和がただの“鳥オタク”のごくごくありふれた一般人だったら面白かったのだが…。
政界コメディや政治ドラマとして、良質のエンタメ。
最後は夫婦愛のドラマとして締め括られる。
悩みに悩んだ末、総理の座を辞する事に決めた凛子。あっという間の短任期だった…。
会見に臨む。
悩んでいたのは日和もそうだった。
自分に何が出来るか…?
映画的だが、会見上に飛び入り現れる。
そこで彼が放った言葉は…
ベタな作品だったらここで、
諦めるな!
向かい風に向かって飛ぶんじゃなかったのか…!?(凛子の所属党のシンボルマークは、向かい風に向かって飛ぶ鳥)
辞任を思い留まらせるだろう。
しかし日和は、
後悔は無いのか。
一度羽を止めた鳥がもう飛べないなんて、誰が決めた?
一見同じような事を言ってる気もするが、微妙にニュアンスが違う。
妻の意を尊重し、労い、また羽ばたく日へのエール。
これが自分に出来る事。夫して。
ラストシーンも愉快。
アレ、どっかで見たシーンと台詞…?
しかしその時の日和の顔に、“困り事”は無かった。寧ろ、
凛子、頑張って!
総理の夫は理想の夫。
日本の総理大臣に42歳女性という非現実的な設定の是非
2021年映画館鑑賞90作品目
10月17日(日)イオンシネマ北上
原作未読
原作は『キネマの神様』『カフーを待ちわびて』『でーれーガールズ』『星守る犬』など映像化も多い原田マハ
脚本は『ニセコイ』『青くて痛くて脆い』『ヒノマルソウル』などの杉原憲明とTVドラマ『水球ヤンキース』『明日、ママがいない』などの松田沙也
監督は『ニセコイ』『俺物語』『かぐや様は告らせたい』など傑作コメディーを多く輩出してきた河井勇人
42歳の女性代議士が総理大臣に就任し妊娠を理由に辞職する話
夫は大企業の次男坊で鳥類の研究家
ボンボンなので都内の庭つき豪邸に住み趣味と仕事を生かして自由気まま優雅に暮らしていたのに妻が総理になったので公邸に引っ越すハメになる
妻は連立政権の大物ベテラン代議士原九郎と政策を巡って対立
原九郎は彼女を利用し彼女を蹴落として次期総理を狙っていた
衆議院解散し選挙にうって出る
そんなおり妻が妊娠
絶対安静が必要のなか総理の決断は?
夫婦愛の物語
日本ではまだまだ未経験の話だが発想としてはとてもありがちな話
そろそろこの国の政治のトップも女性が就任しても良い頃だがいかんせん国会議員全体を占める女性の割合がかなり低い
男性はもちろんのこと女性有権者も女性代議士をそれほど求めていないんだろう
政治のような汚い仕事は男にやらせとけと思っているのかもしれない
女性総理という設定はともかく42歳という若さはあまりにもリアルじゃなかった
初代総理大臣伊藤博文が44歳で最も若く戦後は安倍晋三の52歳が最も若く次いで54歳の田中角栄という背景がある
40代なんて明治初期か戦争中の近衛文麿くらいじゃないか
昔に比べたらかなり形骸化したとはいえまだまだ年功序列が根強い日本でそれは現実的ではなく最初はしっくりこなかった
日和の母親役で凛子にとっては姑役を演じた余貴美子の方がよっぽど総理大臣の貫禄がある
総理大臣の妊娠を描きたかったのだろうからこの設定は必然なのだから途中から受け入れたのだが
どうせリアルな話ではないので妊娠を理由に総理を辞めてほしくなかった
産休中は官房長官や副総理とかが代理を務めればいい話じゃないか
不倫が発覚して早々と退陣する不細工な総理と違い美談にはなるがオチとしてはガッカリな展開
やっぱり女ってダメだよね、、女がリーダーじゃダメだよね、、若い女に至っては論外だよねってことになりかねない
42歳が若いかどうかは年代によって違うんだろうけど国会議員としては若造であることは間違いない
もちろんまだまだ若いから再チャレンジで第三次相馬内閣誕生の可能性は充分あるのだろうけど
そういえば再挑戦ができる日本社会を総理大臣として初めて具現化したのは安倍晋三だよね
相馬凛子第一次内閣では女性大臣は3人か4人くらいだったが第二次内閣は6人か7人くらいに増えた
連立を解消し忖度しなくて済んだからだろう
第一次内閣で真っ先にスキャンダルを起こしたのは女性大臣だったのはリアルだ
海外に比べ女性の国会議員が少ない!女性の大臣が少ない!と嘆くくせになったらなったで足を引っ張ることしか頭にない東京のマスコミ連中の人間性を疑う
日和の兄で大企業のCEO多和を演じた片岡愛之助がいい味を出していた
記者からの質問にブチギレてからのカメラマンに対する愛想笑顔の数々が特に好き
日和の職場の同僚に猫背の眼鏡女がいたが最初から最後まで不自然で生理的に嫌いなキャラだった
演じているのは山本美月かなと思ったが松井愛莉だった
事前に資料をあまり観ないのでわからなかったのだ
中谷美紀や貫地谷しほりの芝居にもらい泣き
ベタな設定だけど涙が溢れる年頃
赤ちゃんや幼少の子供とか苦労する若い母親が絡んでくると泣けてくるのはなぜだろう
現実の非自民政権もこのくらい活気があったら良かったんだけどね
自民党よりはるかに劣ることが発覚したら今の実情も仕方がない
最後は野田じゃなくてどうせなら蓮舫とか辻元清美にやらせとけば民主党も歴史的に少しは功績を残せたのに残念だ
序盤のテンポ感
序盤のテンポ感がいい。
無駄なくまとまっていて、妻が総理大臣になったことによって起こる日常の変化がよく出ていた。
そして何より中谷さんと田中圭さん夫婦の空気感が魅力的。
中谷さんの色気、夫に対する愛情、その中でも時折見せる政治家として優秀なんだろうなと思わせる迫力や人心掌握術。
本当に名演だった。
そして田中圭さんも一見頼りなさそうに見えるが妻にしっかりと寄り添っているのが魅力的。
このテンポ感が終盤まで続けば良かったのだが、最後の盛り上がりのシーンで邦画の悪い癖が出てしまった。
原作がどうなのか未読なのでわからないのだが・・・
タイトルなし(ネタバレ)
*初投稿で駄文です。申し訳ありません。
●評価
☆2以下
【理由:友人・家族にオススメしません。】
●ストーリー
自宅の玄関で、出張に行く主人公が奥さんから「私が総理になったら何か不都合がある?」
という一言から始まります。
主人公が出張から帰ったら奥さんが総理になっていました。わーお。ビックリ。
ここからは割愛しますが、
総理就任→連合与党でうまく行かない→国会解散→選挙中に妊娠→体調不良→出産or総理続投。
●意見
(1)この映画のタイトル。
「総理の夫」よりも「女性総理」と思います。
タイトルの割に、主人公がハッキリしない。
(2)ストーリーのご都合主義。
①女性総理は新党の党首&出産。
(1)新党党首で総理になれますか?
(2)実は妊娠してました。
(3)夫は財閥出身。
→見ていて、共感・没入が出来ない。
②最終局面
総理の辞任会見に夫(部外者)が突入します。
→いやいや、おかしいでしょ。
国代表の会見に部外者が突入があり得ない。
そ〜凛に1票!!
なんて!なんて!素晴らしき立ち振る舞いと重みのある言葉と説得力!
どんな政治家よりも政治家らしい凛子こそ
今の日本に必要だ!と錯覚する位役にハマった中谷美紀の邁進演技に唸った⭐️
政界で闘う凛子を懸命に支える少し気弱な鳥類学者の夫、日和…浮世離れしたお坊ちゃまだが
そんな日和に凛子は唯一心を預け安らぎを得て
居る
まさに「理想の夫」まさに「田中圭」👏
そして…愛之助さん…あなたのイヤミっキャラ最高です😁
今まで味わった事が無かった斬新かつ新鮮な政治&ラブコメディに大満足でした!
まだまだ今の日本を象徴する様な残念な結末ではありましたが近い将来女性リーダーが活躍し現職で産休を取るような未来もきっと
そう遠くは無いでしょうしそんな未来を望みます!
ジャンル:ファンタジーだと思う
田中圭はイメージと違うと思ってたけど、実際見てみたらそんなことなかった。
日和さんがお姫さまが住むような洋館に住んでたり、少し幼さが残るような雰囲気がぎすぎすした政治のシーンがあっても見やすくしてくれる。
ラストの長ゼリフは感動して涙が出ました。
今回1番良かったのは多和さんかな
現実非現実が中途半端
コメディであるようでそうでないストーリーが中途半端でした。
出張中に妻が総理大臣になるっていう非現実的な展開から始まる割に、その後は選挙戦や、結局は妊娠が理由で総理を辞任するなどリアルな展開が主軸になっている。
選挙戦の最中に妊活とかリスク全然考えてなくて有り得ないし、つわりで苦しんでるのも自業自得では?と感じた。
会見中に夫が乱入するのも事件レベルだし、妻も記者も感動してるし、それでも総理辞めちゃうし、何なのこれ?と思った。
女性が総理になることの大変さを描くのであれば、もっとシリアスに描いた方が良かったし、コメディにするならもっとハチャメチャな展開でよかった。
中途半端な作品でした。
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