総理の夫のレビュー・感想・評価
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「凛とした」凛子さん。
これはコメディである。史上初めての女性総理誕生、しかも若くて美人である。シリアスに展開すれば、様々な問題を真面目に取り上げなくてはならなくなるだろう。夫婦間や政界、世間で隠れていた女性差別の意識が表面化するかもしれない。ひょっとすると夫が妻に嫉妬して夫婦関係が険悪になるかもしれない。「女性だから」という理由だけで、謂われない非難を受けるかもしれない。しかしそんなありそうな問題点はすべて吹っ飛ばして笑いにしているのがこの作品のいい所である。妻が突然総理大臣になったことから起こるドタバタな騒乱を実に面白おかしく描いている。夫が鳥類学者という世俗を離れた設定なのも面白い。自分の世界(領域)を持っているのだから、妻は妻で好きにやってくれと関わらない選択もあったが、日和は全力で妻を応援することになる。ラストシーンでは、男女には最初から決まった役割があるわけではなく、唯一大切なのはお互いの信頼関係だと気づかせてくれる。夫が妻を支えるという物語はあまり知らないが、これからの時代、普通の事になっていくのかもしれない。女性リーダーも今後映画で見かけることが多くなるだろう。熟年なら黒木瞳や天海祐希など、若手では菜々緒や杏などがリーダー役に似合っていると思う。中谷美紀は、まさに「凛とした」美しい女性リーダーを示してくれた。
予告動画通り単純だけどウルッときた
予告で思っていた通りのストーリー。
やっぱりそうなるよね。
捻りがないけど、今の日本ではファンタジーですね。
正直、なよなよする田中圭は苦手だけど、今回のはハマり役。弱々しい甘えん坊と、強い部分のギャップが良い。
中谷美紀も、強い女性像と、弱い部分のギャップが素晴らしい。
最後のシーンはウルっと来たけど、予測動画みてると、あのシーンね。と思ってしまう。
ちょうど総選挙が始まりますね。
なんと平凡な内閣の布陣。事実は小説よりも奇ならず。
原作には忠実
「総理の夫」というタイトルを聞けば、あらかたそのストーリーは想像でき、小説も映画もその想像内で展開していきます。
それにしても、小説と比べ(星4つ)映画の評価が低いのは、主人公の日和のキャラがただただ鬱陶しかったからです。
「わー!タコさんウインナーだー!」
みたいなかまととぶった立ち振舞いが続いて、正直見てて萎えてきた。
笑いより感動
面白いかった!
笑いだけかなと思ってたら、感動で涙、涙でした。
素晴らしいスピーチで、こんな、心からのメッセージを伝えたら、みんなついていくだろうなぁって思った。
はらくろうさんは、やなヤツ!だけだったけど、そーりんの真っ正直?さに惹かれたんだろうなぁ……
とにかく、観て良かった。
コメディかと思ったらちゃんと筋があった!
コメディだと思って鑑賞しましたが、ちゃんとストーリーになってた!
ま〜実際にはありえない場面もあったけど、日本の政治もあれぐらいの方がみんな興味を持つんだけどな〜
中谷さんの演技はやっぱりさすがだな〜と思いました。
田中圭さんが少しくすんで見えるぐらい。
中谷さんはちょっと歳をとった気はするけど、それでもやっぱり綺麗でした。
内容的にはストーリーもしっかりしていて、楽しめました!
日本の総理もあれぐらいリーダーシップをとってもらいたいですね!
密かに期待したストーリーではなかったのです。
もっと、政治的な裏話、総理大臣の知られざる1日見たいなものが見れたり、陰謀の駆け引きが見られるかなと思っていたが、一部の陰謀論があったもののその辺は、少し期待外れで、どちらかというと、普通の夫婦の物語が中心で残念ながらテレビドラマでした。
もっとコメディかと思っていたら、思いの外ヒューマンドラマ寄りだった...
もっとコメディかと思っていたら、思いの外ヒューマンドラマ寄りだった。
最後の愛の告白みたいなところが如何にも芝居がかってて冷めたけど、隣の席の人も泣いていたので多分感動する所なんだと思う。
理想の総理
どこかのモリカケやパンケーキに観せたい映画でした。記憶にございませんという映画を観たモリカケは全く響いていなかったです。
描かれていなかったのは政治とカネの問題ですかね。
映画中のように国民に夢を語れる総理大臣を渇望しています。
最後は泣けたけど流石にあり得ない
夫のラストの見せ場は泣けるしけど、全体的には想定内の事しか起きないし、安い感じは否めない。
総理官邸のセキュリティと公私混同はさすがにないデス。総理が会見に臨む直前でやればいいだけ。残念。。
結局みんなイイ人。
女性のサクセスストーリー。
まず、インコがかわいい!
ピンク×白でとってもキュートです。
そして聡明でカッコよく、キュートな凛子、
平和主義であらゆる人の尻に敷かれるけれど優しく、キュートな日和、
皆愛らしくていいヤツです。
出てくる悪役も結果いいヤツです。
凛子の、余裕の振る舞いで突き進んでいく姿は爽快!
そして字がとっても綺麗で、女性として憧れてしまいます。
きっといつか、そうなって欲しいと思わせる、平和にガンガン突き進むサクセスストーリー。
安心してみれる作品でした。
理想すぎる総理大臣とそれを支える夫の素敵なお話。
凛子は本当に理想とする政治家であり総理大臣でした。
凛子の政治に対する考え方も、日和のスピーチも素晴らしかった。
ただ残念な点が2点。
1つは、女性の社会進出を自分で体現するリーダーであって欲しかったので、妊娠出産でも産休・育休を取りながら総理大臣を全うして欲しがった。
もう1つは、消費税増税が党の最大の政策なのがツラすぎる。増税はいいけど消費税増税すると所得が低い世帯の方が厳しくなるので凛子が取る政策ではないと思う。
そこは変えて欲しかったですね…
「化学反応」
今年69本目。
「おっさんずラブ」「哀愁シンデレラ」と田中圭の演技が好きで、中谷美紀とこの2人の化学反応が凄い。夫婦の人間ドラマが深いのと共に、松井愛莉さんのエピソードが良かった。彼女はEテレの「沼にハマってきいてみた」のMCもやられていて好きな番組で、映画ではこんな役も出来ると嬉しくなりました。
無茶な設定だが、主演の二人が憎めない
中谷美紀の凛とした気品ある美しさ、田中圭のやんちゃな可愛さがなんとも愛すべきで、正直なところ、ストーリーが幾ら現実離れしたものでも、この二人が好きだからいいかと思ってしまう。娯楽作品とは言え、夫が大企業の次男坊という設定が都合良すぎるが、残念だったのは、どうせやるなら最後はもっとぶっ飛んだ別の展開もあり得たのではないかと思うのである。ネタバレにならないように慎重に言えば、途中に「ロールモデルがある」という発言があるので、某国の首相に実例があるが今の日本ではあり得ない展開を映画では見せてくれるのかと思ったが、最後だけは極めて日本的だった。
せめてもう2年前に公開していれば~~
原作未読なので映画のみの感想です。
コメディータッチから始まって
最後は今どきの重大問題へと着地する。
その話の流れは観ていて楽しいし政治やジェンダーの問題を
小難しいモノにするのではなくサラッと解り易く
感動的に演出されていて観やすい映画になってます。
総理の妻も大変そうだけど、総理の夫はきっと数倍大変!!
なかなか観てて楽しい作品です。
何よりも中谷美紀が美しく役名の通り凛々しい!
貫地谷しほりが相変わらず巧い!実在感がある。
特にこれから子供を持とうとするご夫婦は
ぜひぜひ観て頂きたい。
で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては
原田マハの小説「総理の夫 First Gentleman」は
2016年12月に発刊された小説とのこと。
この映画2021年に封切りされました。
コロナで上映が遅れた部分もあったとは思うのですが
もうあと2年早くこの映画を観たかった!
まもなく予定されている総選挙!
なかなか政治に興味が持てない一般の方々が
ちょっとでも興味を持って貰いたい。
そんな気持ちが表れてる気もします。
2021年9月、運よくと言うかなんと言うか
自民党の総裁選に二人の女性候補が立候補中ですが
女性だからって、
同じ女性が無条件に応援するとは思わないでくれたまえ!!
「女性が応援したい女性」と「男にとって都合の良い女性」は
違うのだよ!!安倍君!!
な~~んてね!!
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