「中東の現実がリアルに描かれた力作👏👏👏」ある人質 生還までの398日 映画大好きさんの映画レビュー(感想・評価)
中東の現実がリアルに描かれた力作👏👏👏
実話だけに描写がリアル👏👏👏
デンマークの通貨クローネは、今日現在
1クローネ = 17.17円とのこと。
字幕で注を入れてくれたら混乱せず済むかもと思った。
この映画だけを見れば、ISは残虐なテロ組織だという印象が強くなるだろう。
でもこれは西欧から見た世界観だから注意しないといけない。
宗教戦争はどちらも正義のためにやっているし、異宗教同志を争わせ、戦争で荒稼ぎする軍産複合体やグローバルエリートの存在があることも忘れてはならない。
特にISはシリアを解体するために陰でオバマ政権のアメリカが資金と武器を援助していたことは周知の事実となっている。
アルカイダも同じ構造でアメリカCIAとサウジがお金と武器を援助して育てていた。ビンラディンも裏ではブッシュと繋がっており、911もディープステートたちグローバルエリートによる自作自演であったことは多くの人に知られている。
これらが陰謀論だとおもっている人たちはマスメディアに洗脳されてしまっているので自分でいろいろと調べてみるとよい。
これらの事実から見てみると、この映画は人質の立場による事実は描かれているが、人質にした側の事実や背景は描かせていない。
映画として楽しむならよいが、これが世界の実態だと信じてしまうのはやめておこう。
私が感じるのは、宗教や民族紛争を政治利用して、なんの罪もない人たちの命を奪い続けているお金の亡者たちへの怒りである。
そして、メディアを使って、イスラムを悪とするプロパガンダによって世界を分断しつづける邪悪なグループも許せない。
私たちはそろそろ彼らのしてきた許し難い悪事と暴挙の事実を知り、こうした幼稚なプロパガンダにひっかからないようにする必要があるとおもう。