我が友・原子力 放射能の世紀
解説
放射能による被ばくの歴史を被ばくの被害にあった犠牲者の目線で描いたドキュメンタリー。キュリー夫妻の放射線の発見から福島原発事故まで、さまざまな形で発せられる被ばくという言葉。マイナスの意味で使われる一方で、レントゲン写真やCTスキャンをとるたびに被ばくしている事実にはあまり関心は向けられていない。被ばくによって発症したとされている病気も状況証拠はあるものの、その因果関係が医学的に証明されたことはない。この被ばく環境とはどのように発生するのかを、過去の社会的、政治的な事象を掘り起こしながら考えていく。監督はフランス在住で、「核の大地 プルトニウム物語」「天皇と軍隊」といったドキュメンタリーを手がけてきた渡辺謙一。
2020年製作/57分/フランス・アメリカ・日本合作
原題または英題:Notre ami l'atome - Un siecle de radioactivite
スタッフ・キャスト
- 監督
- 渡辺謙一
- 製作
- 渡辺クリスティーヌ
- 撮影
- エマニュエル・バレット
- 編集
- テオ・リヒテンベルジェ
- 音楽
- アルチュール・ジレット
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