「敵役はドイツでも、悪役はソ連。」アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5敵役はドイツでも、悪役はソ連。

2021年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

独ソ戦の中の一村落を巡る攻防を描く物語。

ロシア製作の戦争物。ヒーロー物ではなく戦争の悲惨さをしっかりと描いた佳作です。
ドイツが敵役ですが悪役ではなく、ソ連側に悪役がいる設定にこの映画の特徴を感じます。
ソ連からロシアに体制が変わった為に描ける設定なのでしょうね。

ハリウッド並みの予算があるわけではないでしょうが、一村落の攻防を描いているので、大掛かりでなくとも違和感やチープさを感じなかったことも評価ポイントでした。

最後まで救いがない展開は余り好きではありませんが、戦争の現実なのでしょうね。

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よし