「老いと死と家族と孤独の、薄口で深い話。」83歳のやさしいスパイ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
老いと死と家族と孤独の、薄口で深い話。
死ぬ時は一人。何も持って行けないし、持って行く場所も無い。ただ生まれる前に戻るだけ。
生死感の違いはあれど、世界中の老人は同じ孤独を抱えている。家族と過ごしたい、って思うのはどうしてなんだろか。血縁者への依存なんかねぇ。家族は自分が生きた歴史そのものだからかねぇ。などなど。
微笑ましくも死の寂しさをコミカルで撹拌する、緩く刺さるドキュメンタリーは5カ国の合作。
老いと死と家族は、やはり普遍的なテーマの様で。
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