「日本に生まれて良かったと思える作品」息子の面影 Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)
日本に生まれて良かったと思える作品
国境を越えてアメリカへ職を求めて旅立った息子が行方知れずになり2か月して、母親が息子の足取りを求めて旅を続けるというストーリー。
メキシコ・スペイン合作映画なので多分リアルな状況を描いている気はしますがあまりに過酷で残酷なシーンが続きます。
あまりに治安の悪さで不安を避ける為にアメリカに移住を希望する人たちの気持ちも理解できる作品です。
周りの人が悪魔に殺されたと証言する老人の姿が胸に刺さります。母親の体験するラストも衝撃的。
娯楽作品ではないので誰でもお勧めできる映画ではないですが今の学校や会社の現状に不満がある人にはお勧めします。
現代の日本に生まれて良かったと実感できます。
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