エターナルズのレビュー・感想・評価
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愛をめぐる神々の神話
MCU過去作、ドラマシリーズ、ホワットイフは観ています。
感想
圧巻のスケールでした。見終わった後に疲れるような圧倒的スケールと情報過多の映画で監督の個性が炸裂している作品でした。
・物語
物語は自分の予想とは全く違う方向に転がっていき驚かされました。エターナルズとディヴィアンツとの善悪の戦いかと思いきや現代社会の縮図を再現した社会派な物語で圧巻でした。いつでも人を動かすのは愛。愛故に救い、愛故に決裂する。深いテーマだと思いました。今作のメンキャラクターであるエターナルズ達の多くのメンバーは愛しあっています。愛するが故に待ち受けるクライマックスの展開は驚愕でした。今作最大の難所に新設定、新用語の連発があります。今作は地球誕生からエターナルズvsディヴィアンツまでを描く物語なので新用語がとにかく多いです。最初のファーストカットからまさかの画面で始まった直後にこの映画は覚悟してみなければと思いました。覚悟してみても新用語が続々出現するので結論一回目で全てを理解することは出来ませんでした。設定の難しさが一番の今作の壁になると思われます。
また、ヒーローチームとしてエターナルズは予想通り史上最強でした。一人一人が最強クラスの強さで戦闘シーンは開いた口が塞がりませんでした。特にイカリス、セナ、マッカリの戦闘シーンがど迫力でした。戦闘キャラでなくてもメカニック担当のファストスや幻を作り出すスプライトなど視覚的に美しいキャラクター達も魅力的でした。基本コメディに徹するキンゴが面白かったです。
・演技
演技は皆さん一流俳優さんなので素晴らしかったです。
主役ポジションのセルシの葛藤場面を見事に演じられたジェンマ・チェンさんの演技は親やすいキャラクター見事に表現していたと思います。個人的にはマ・ドソンソクさんが新感染の時と同じレベルで格闘キャラを演じられていたことが嬉しかったです。カッコいいアクションシーンと緩いコメディシーンの演じ分けが上手かったと思いました。
他のキャラだとイカリス、セナが難しい役所だったと思いますがどちらとも自然に演じられていて素晴らしかったです。
・監督の作家性
アカデミー賞を受賞された監督さんの映画なので背景描写がとても美しかったです。特に浜辺での戦闘シーンでの波の美しさには度肝を抜かれました。また、終始重苦しい雰囲気で背景も暗い場面が多い⁈のでノマドランド風味がしました。
・他作品の小ネタ
今作では思わぬ小ネタが登場し、そこは驚きました。ある意味史上初のコラボでした。
・この先の展開について
今後の活躍も期待の新ヒーローチームですが、規模が大きすぎるので今後のMCU作品たちもそれに似合う規模になってくると思うと新規MCUファンには辛い未来が待っていそうだなと今作を観て感じました。
総評
予想とは全く違っていた愛する神々の戦いの神話潭。社会派なテーマも秘めていてとても興味深い作品だと感じた。
好みが激しく分かれそうな作品ではあるのであまりオススメはし辛い印象。ちなみに私は現在混乱していて答えを出せずにいます。ひとまず、深く理解したいのでもう一度見てみたいと思いました。
宇宙スケールのドラマ映画
壮大なんだからしょぼいんだか…
MCUの中でも挑戦的な映画
7000年間人類を傍で見守ってきた万能の神たちが、人間の負の部分を悲しみ、地球滅亡の事態から人類には救う価値があるのかと問いかける 完全体であるエターナルズが見出す”人間は未完成であるからこそ成長する”という慈悲に溢れた思いと、作品全体に流れる多様性と愛をテーマに、今までにない壮大で深い美しい物語だった。
MCUとしてもセレスティアルズという宇宙を支える存在に深く切り込み、その目的と必要性が語られた。
初めてのキャラクターを10人も描き、かつ深いテーマや宇宙創成も織り交ぜてるにも関わらず2時間超に収めたのは見事
同性愛や多様な人種、歴史的な戦争を映している分、アジアや中東では上映禁止となり抑圧された国もまだまだ多いが、世界一成功しているMCUが描くのが挑戦的で素晴らしい
お決まりのクレジットシーンも広がりを想像させて期待が高まる
壮大なスケール感はあるものの一見さんには厳しい感じも、、、
にわかです。クロエ・ジャオ監督がメガホンを取ったとのことで、どちらかと言えばそちらに興味があり鑑賞。
この評価は私にはまだまだ本作の面白さに到達できずで、これは自分の知識不足とこれまでのアベンジャーズシリーズをしっかりと見ていないゆえの評価です。
感想としては、役者やアクション(少なめでしたね)ラブシーンやスプライトの心情を打ち明けるシーンにはウルっときちゃったり、アンジェリーナの安定の美しさには見惚れるはで概ね満足度は高いです。
エターナルズのメンバーが少しずつ集結していく様子を描くのもそれぞれ個性があり国も違ったりで見応えはありました。
エンドロールクレジットの後にも映像があるので最後の最後まで鑑賞しましょう!
そして、この物語は続いていくんですね。
次回作にも期待しています!
日本の広島の原爆のシーンはわたしがお手洗いに立ったもので丁度見れず残念。二回目観れそうなら観賞して理解を深めます。
実は観賞後にエレベーターの中で「観終わってどうでしたか?」と声をかけてくださった男性がいらして、アベンジャーズシリーズの大ファンとのこと。目をキラキラさせながら昂揚感抑えられない様子で話しかけて下さったのですが、私があまりにも無知なためトークで盛り上がれず残念でした😅(もしこのレビュー読んでくださってると嬉しいです。お声かけありがとうございました)
セット販売故の大味
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は始まりに過ぎない。
なら『エターナルズ』は別物の後日談ですよ。
お時間があれば是非!って。
各々にスポットを充てて物語を形成してきた『アベンジャーズ』とは違いキャラを一気出しして物語を観せる『エターナルズ』はどうしても割愛して鑑賞者の判断に任せる!って場面が出てくる。ちょっと勿体ない。
後半『鉄腕アトム』?ってあのシーン居るか?
作中『アベンジャーズ』の名前出てくるけど絡み全くないんだよね。
あれだけ派手にドンぱちやってれば誰かかしら顔突っ込みそうなものだろうに…
『テンリングスー』続きで『ドクター・ストレンジ』くらい出てくれてもいいよね⁈
続くようだけどどんなものでしょう?
個人的には『ブラック・ウィドウ』の続きの方が早く観たいなぁ…
散漫な作品になってました
説明する要素が多すぎて
いささか疲れる映画になっていました
予備知識なしに、観るのはややつらい映画です
CGとかアクションのみ楽しめばいいかといえば
そこは監督があの人、悪役にも説得性をもたせています
もういっかい観なくちゃいけないかな
アベンジャーズより下作。
隣の人はイビキかいて寝てた
最初は良かった。けど、これから物語はどう進むのだろうと思っていると
何度も過去に戻ったり、面白くもないワードを入れてみたり、インド映画まで出て来て、
途中私も少し睡魔に襲われて
隣のイビキでハッとした。
正義ってだれを中心に見るかで変わって来る。
人間に置くかエターナルズの誰かに置くかでも変わる。
その中心らしき人物に魅力が無くて
心がソワソワする。
2時間でまとめた方が面白かったのでは
ノマドランドも期待した割には自分には苦手な映画だった。今回もアベンジャーズのその後っていうのには期待しないで、別もんだと思って見に行った。
ブラックウィドーもそうだけど、女監督のヒーロー物は面白くないような気がする。
次は面白くなりそうなフリもあったけど…
もう何から話してよいか
さらに大規模な話に。
マーベルが新たに放つ神話
初日、モーニングショーにて鑑賞。
鑑賞前に参考にする米のトマトメーターが酷かったので、残念な気持ちで観に行ったのですが、流石マーベル!
思ってたのと全く予想を裏切るストーリーに心が奪われました。
これは、愛、生命、人間讃歌というとても大きなテーマを扱っていて、単なる勧善懲悪モノ、アクションアドベンチャーを期待している人にはつまらない映画になると思います。
この切り口は今までに無いもので、マーベル映画を好きなお子様にはまるっきり響かないかもしれません。
もちろん、物語の背景にあるものですので、観ている方の感じ方、受け止め方次第ですが…
さて、地球は新たな巨大な敵を迎えました、ここから、どの様な展開があるのか今後のマーベルユニバースから目が離せません。
どうか、自分の鑑賞眼を持ってエターナルズを観に行って欲しいです。
今の気持ちは、「うーん…」なところもありますが、新しいストーリーを魅せてくれてありがとう!です。
曖昧かつ壮大な方向を打ち立てるMCU新機軸
一番のサプライズは一番カッコイイ役どころが若手演技派・個性派俳優バリー・コーガンくんだってこと!
コメディ畑クメイル・ナンジアニや、作家主義アート系で活躍してきたバリー・コーガンの二の腕がこんなにムキムキになるなんて誰が想像できたか!また、大好きブライアン・タイリー・ヘンリーの役が見ていて一番ホッコリできるし、身近に感じられる存在。…と個人的に見る前から楽しみにしていた好きな推しメン3人がしっかり活躍していたのが嬉しかった。
さっきからバリー・コーガンのことばっかり書いていてアレですが、今までといったら汚っいパスタの食べ方(というより貪り方)で見る者に強烈な印象を刻んだ『聖なる鹿殺し』や、郊外で何不自由なく平凡に生きることに表現者として不安を覚える『アメリカン・アニマルズ』等でやっぱり顔が記憶に残る唯一無二な存在だった。そんな彼が、これまでとは別ベクトルで謎めいたイケメンポジションになったことが本当に感慨深い……。寝起き悪いスーパーマン状態リチャード・マッデンより、剣から逃れられない隠し玉キット・ハリントンより、そして浦飯幽助オマージュに霊丸撃ちまくるクメイル・ナンジアニより。
映画オジサンも若い女性もみんな夢中にさせてしまう愛すべきマブリーこと我らがマ・ドンソクが、スクリーン読者・海外ドラマ好きならきっとリチャード・マッデン&キット・ハリントンが、話題作を広く見る多くの人にとってはアンジー(&サルマ・ハエック)がいて……と、すべての人が見る前から応援できる・期待を寄せられる人がいる、それぞれ作品を代表する顔がある豪華キャスト!!
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(予告の断片からもう)なんだかスゴそうな息を呑むビジュアル!今やオスカー監督となったクロエ・ジャオ監督の時に神々しいほどの自然光撮影・リアル路線と、超大作MCUと言ったらコレなバッキバキなCG/VFXが果たしてマッチするのだろうか?公開前から何かと話題性多く、世間の期待も明らかに他の同時期MCU作品から頭一つ出た特別枠スペシャル感あった本作がいよいよ満を持して登場。
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今や10年以上続く世界的シリーズ/一大ブランドとなったMCUの新たな次なる一手として興味深い作品。MCUを形作る個性といったら、それまでアクション映画はおろか小規模な映画しか撮ったことのないような(けど才能は確かにある)インディーズ畑の監督を起用しても作品間に大きな出来不出来の無い徹底したクオリティー管理と、作品間を股にかける世界観の構築、そしてマーベルフォーマットとも言えそうな --- 故に昨今の氾濫するヒーロー映画史上筆頭MCU否定派なアート系監督などからは"コピペ"と槍玉に挙げられる --- 黄金比率な勝ちの方程式。本作は良くも悪くもそこから逸脱しようという気概の伝わる意欲作だった!
そして次なる伏線もスペシャル…?
P.S. アジアは踏み台なのか
素晴らしい
前夜祭鑑賞! 個人的に、想像通りの大傑作以上
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