エターナルズのレビュー・感想・評価
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評価は割れると思いますが、特殊な事情もあるのも事実…。
今年163本目(合計227本目)。
※ 私は18歳まで広島市に住んでいました。
私は原作は見ていないほうです。よって、ストーリーが理解しにくいという点は、ある程度は仕方がないと思います。とはいえ、満足できるほどではないにせよ、ある程度の導入はあるので、前作などを見ていないと置いてけぼりにされるということはないと思います(ただ、完全に差を埋めることはできない)。
ここの評価サイトの評価が割れているいるのは、結局のところ2つあり、1つは「ストーリーが理解できない」(登場人物が多すぎる)ということと、「日本での公開を考えたとき、不穏当な描写がある(広島の原爆の描写)」という点に尽きるのだと思います。
ところでこの映画、あってもなくても構わない過去の歴史の描写があります。それこそ猿人類時代と思われるところから、グプタ朝(インド)から、色々存在します。その中で、20世紀の出来事として、上記に書いた広島(長崎にしても結局は同じ)の原爆の描写が登場します(ほか、イラクとの戦闘を想定したと思われるイラクも登場する)。
ただ、20世紀前半の歴史上の描写を描くとすると、色々考えられますが、本映画はそもそもアメリカ作の作品であることを考えると、自国(アメリカ)にとって不利になるような描写は避けるはずです。また、他国の法律(憲法が最たる例)を考慮して、「最もトラブルになりにくい」描写を選んだ結果、日本の広島の原爆の描写が登場したものと思います。
描写として描くだけなら、朝鮮戦争(現在も停戦状態)もあり得ますが、北朝鮮からの抗議もあり得ますし、ベトナム戦争はアメリカにとっては不都合な描写になります。そのようなことを考えると、消去法的に広島の原爆の描写が描かれたと考えられるのが自然で、確かに「日本での公開に際して配慮が足りない」というのも理解はしうるものの、日本のみ作り替えることもできませんし、もうそれは仕方がない(日本における、言論の自由と、北朝鮮における言論の自由を考慮すれば、前者を優先するのはやむを得ない)のではないか…と思えます。
(※) 韓国はともかくも、北朝鮮を敵に回すと、それこそミサイルが飛んでくるので。
評価に際しては、、とはいえは、上記の点は気になったものの、別の点も気になったので、下記のような評価にしました。
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(減点0.3) この系統の映画は、最後に「最後にお楽しみがあるので最後まで見て下さい」と表示されるものが多いです。とはいえ、公式も日本(というより、世界各国)のコロナ事情は知っているはずです。
現在は大阪市も含め全て緊急事態宣言は解除されていますが、それをもって「好き勝手にしてもよい」ということは意味せず、各自で防衛しているのが実情です。そうであれば、そのような事情(さっと入って、さっと出る)は考慮されるべきであり、コロナ事情に配慮が足りないかな…というのは明確に思えました。
(※) タイトルを忘れましたが、「モロッコでパンを作って女性がパンを売る」趣旨の映画は、三密回避の観点から、最初に「評価を入れていただければ抽選でアマゾンカードプレゼント」など、最初にQRコードとクリアファイルを配っており、そのような配慮は当然あってもおかしくはなく(このことは、著作権表示を省略しても良い、ということを意味しない)、そのような例がある以上、そこは配慮が欲しかったです。
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ただの恋愛ドラマ
映像とアクションだけ❓は凄いぞ‼️
大人向けに再構築された神話
マーベルが『エターナルズ』の監督としてクロエ・ジャオに白羽の矢を立てた理由がよくわかった。スクリーンいっぱい広がる自然の美しさに陶酔してしまう。『ノマドランド』でもそうだったが、映像が何かを語っている。
それに加えて、人間の内面も丁寧に描かれている。過剰なセリフもなく、予備知識がなくても登場人物のパーソナリティが自然と理解できる物語仕立てになっている。10人もメンバーがいるのに全然こんがらないのは不思議。
チームがまとまって人類の危機に立ち向かう単純な展開を予想していたが、500年の空白期間があったために個々の考え方に多様性が生じ、思いもよらないドラマを生み出している。意表をつく展開に、思いっきり引き込まれた。
バラエティに富んだ人種で構成されるヒーローチームというのは定番になってしまったが、エターナルズには、手話を使う聴覚障害者も含まれている。そして同性愛者も。
クロエ・ジャオ監督が描く多様性は、押し売り感が全然なく、物語に自然に溶け込んでいるところが素晴らしい。そして、人類の悪行の象徴として原爆で破壊し尽くされた広島を映し出す勇気を褒め称えたい。
メンバーの名前が神話由来であるのは、一目瞭然だが、この『エターナルルズ』は大人向けの神話として見事に再構築されている。ラストで見せるイカリスの行動は、神話にふさわしい。
スケールの大きさが違う
新たに送り出すヒーローチーム「エターナルズ」の始まりを描いたアクション大作。ストーリーは平凡で協調するような内容はないがスケールの大きさが違う。シリーズ化を前提としている作品のようなので今後の続編にも注目したい。
2021-171
マーベルの異。
MARVEL x 人類 x 愛(情)に、"多様性"を加えたMCU26作目。
人種、障害、LGBTなど様々な多様性を含んだ10人のエターナルズを紹介しつつ、余りにも壮大過ぎるストーリーを進めるには、2時間半は短か過ぎたか。
サノスの"指パッチン"の辻褄合わせも含めて、全体的にかなり上手くまとめていたと思うが、それぞれの"個性"の魅力が伝わりにくく、説明が冗長になってしまいどちらかと言うとテンポは悪い。
【アベンジャーズ】に比べて、個々が持っている能力に派手さは無く、全体的にアクションも抑えめ。その分見た目のインパクトも弱め。信じる正義と愛する家族という倫理的・哲学的な観点がメインの為、予告編の流れからド派手なバトルの連続を期待していると肩透かしを喰らう。
ディヴィアンツの設定がどうにも勿体なく、醜い化け物な分、共感しにくく薄っぺらく感じてしまった。後半の展開を考えれば、もう少しディヴィアンツをストーリーに深く絡めさせられた気もする。
と、期待が大き過ぎて、つい厳しめに書き出てしまったが、個人的にギルガメッシュとファスティスのエピソードが好き。哀しくもあり、人を愛する形が明確で人間らしくて○。セルシ演じるジェンマ・チャンの神秘的な雰囲気も素晴らしく、引き込まれる様な魅力が良かった。アンジー演じるセナの精神的な不安定さと、裏返しの強さ、アクションもさすが。マ・ドンソク演じるギルガメッシュの一撃が、IMAXで身体の芯に響くのも心地良く、クセになる。
エターナルズ含めて、ただ長く生きるだけでなく、それぞれの考え方で成長する意味を考えさせられる。セレスティアルズ、ティアマトなどかなりの大風呂敷を広げてしまった感はあるが、エンドロール後に衝撃の展開、驚きの登場人物、これからどうなるのかが楽しみ。落ち着いた大人のMARVELに仕上がっている本作、今後の続編に期待。
「エターナルズ」の物語は始まったばかり
幻魔大戦やサイボーグ009に思いを馳せながら楽しむ
絶滅させたはずのディヴィアンツが再び出現、長い期間地球を見守ってきたエターナルズが再結集するという話。しかも彼らの持つ特殊能力がそれぞれ異なるとなると、幻魔大戦とかサイボーグ009とかを連想してしまう(なぜかどちらも石ノ森章太郎が絡んでいる)。こういう連想してしまうのはオジサンだけだろうね。しかも登場するキャラの人種・民族が多様であることも若干似ているかも。個人的にこういう個性豊かな能力者たちが戦う物語に目がない。
石ノ森章太郎の両作品も、こんなの戦闘に役立つの?と思う能力があったが、そこはストーリー展開次第。なるほど!こういうところで役立つのかと思う瞬間があった。本作も戦闘での能力の使い方でなるほど!と思うシーンがいくつかあった。なかなかうまい。
さらに、ディヴィアンツとエターナルズの戦いだけでなく、エターナルズ同士の関係性が描かれることで物語に深みが増したんじゃないか。散らばっていた仲間が集まる過程で過去のことが徐々に明らかになっていく流れはとてもよかった。前半の地球の歴史とエターナルズがどう関わってきたかのくだりは少し長い気がしたが、あれだけの上映時間なのにまったく飽きは来なかった。
本編だけでなく、さらなるラストでエターナルズの世界観の風呂敷が一気に広げられた。ここにアヴェンジャーズの仲間たちがどう絡んでいくのだろう(絡むんだよね!?)。続編が楽しみだ!
老けないアンジーに驚く映画
これまで順調に面白さを加速させていたフェーズ4だったが、遂にここへ来てその勢いを失速させてしまった印象だ。
予告でつまらなそうな感じであっても、そこを良い意味で裏切ってくれたのがフェーズ4だったが、そのマジックは本作では起きることはなかった。
とにかく各キャラクターの魅力がとても薄いので、チームとして合わさったところで魅力の倍増が発揮されない。
これはやはり映画でやるべき題材ではなくドラマでじっくり魅せていった方が良かったのではと思わざるをえない。
10人いる登場人物の深掘りは作品全体のテンポを常に悪くしワクワク感が生まれない。
キャラクターの名前と顔を覚えるだけでも大変なのに説明も沢山あり付いていくのにだいぶ疲れる。
作品単体としても魅力が無いだけでなく、今後の他のMCU作品との絡みにもあまり期待が膨らまないあたりも残念でならない。
ただ、相変わらず他のMCU作品とはカブらない独自の世界観作りはさすがだと思ったし、むやみに他のMCUキャラに頼らない勇気は評価すべき点かもしれない。
多種多様な作品作りをしてきたMCU。まぁ個人的には本作はイマイチだったが、自分には合わなかっただけかもしれない。
期待しすぎたけど、壮大だった。
『エターナルズ』鑑賞。
*主演*
ジェンマ・チャン
*感想*
久しぶりの映画館鑑賞。正直、アンジーとマ・ドンソク目当てに観に行きましたw
思った程、アクションシーンがそんなになくて、想像と違ってましたが、ストーリーがとにかく壮大で、登場人物が多いし、用語が多くてすぐには理解できない部分とかありましたが、そこそこ面白かったです。
アクションより仲間を再び集めるくだりが多かったけど、退屈なシーンはほぼありませんでした。
エターナルズのメンバーは、それぞれ個性があって面白かったです。(^^)
もっとアクションパートがあれば良かったかなー。でも、新しく始まったばかりですから、今後に期待します!
他のマーベルヒーローと絡んでくるのかな?
そこだけが気になる!
マ・ドンソク可愛かったww
期待しすぎた
アベンジャーズは始まりにすぎないってめちゃくちゃ連呼するから期待値上がりすぎましたね。ストーリーは規模がでかすぎるのと後付設定が多すぎて逆にちょっと薄っぺらく感じた。エターナルズもキャラが多いから誰にも感情移入できなかった。一人ひとりの能力も結構地味目。戦闘シーンも中盤くらいまでほとんどなかったし今作の敵がエイリアンみたいなありきたりな敵でそこも微妙。あとたくさんの専門用語が出てくるのですがたくさん出すぎて人の名前なのか武器なのか物なのか敵の名前なのかわからんくなるくらい用語が多くて混乱した。あとなんでも開発できる黒人がわけわからん用語出しまくってようわからんぱっとでの装置でいろんなことを解決するから萎えたしかもこてこてのCGで。終わらせ方も平和過ぎてまじで普通の映画って感じ。シャンチーが個人的に素晴らしかったがまじで期待しすぎたかなー
エンドロール後もあります。
評価はイマイチ、ノマドランドの監督なので好みじゃ無いかもと期待せず鑑賞。
パッとした華は無いが、地味に面白かった。続編やスピンオフもありそうなので楽しみ。
とにかく長い。戦闘シーンも盛り上がりにかけるので、自身の眠気との戦い。後半はストーリー展開が面白くなるので、ほぉほぉと持ち直しました。
どの層をターゲットにしてるのか疑問。
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