エターナルズのレビュー・感想・評価
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迫力満点
上映時間が長いけど長さを感じさせない映画だった。とにかく映像もストーリーも迫力があり笑いもあってアクションもすごくて楽しかった。現実の世界でも少し起きてほしいようなワクワク感が自分の中から出てくる。人間の歴史の中には争いが必ずあって悲しくなる。漫画やアニメやゲームで見たようなシーンをCGだとしても違和感なく見せてくれて感動する。宇宙にはロマンがある。こういう迫力のある壮大なストーリーの映画を見てしまうとそれが楽しすぎて日本の映画を観れなくなってしまう。
私はいつもキャストばかりに注目してしまうけどエンドロールにはたくさんの人の名前があって、たくさんの人の力が集まって映画を作っているんだなあと改めて思った。
キャストも魅力的なキャラだった。主役の女性はすごく美人で華がある感じではなかったけどいろんな人がいていいと思うので良かったと思う。
続きもやるなら観たい。
多様性の集大成
ざっくり言うと神話や歴史が実はエターナルズやディビアンツによって成り立っていたと言う話。
クロエジャオ監督はノマドランドでフロンティア時代の遊牧民のような生活を俯瞰してドライに撮り、ドキュメンタリーの様にリアルでありながら人と人の繋がりの温かさを映した力量を活かし、今回もフラットな視点で人類史を描いていた。
■感じられたオマージュ
2001年宇宙の旅
巨大な直角の有機体が太古の人間の前に現れ、道具を与えその瞬間現代になる描写は完全に2001年宇宙の旅。
自分たちが作られた存在であるという事実を知るシーン、ドームのデザインは未来世紀ブラジルの拷問部屋、自分はオリジンの一個人ではないという描写はクラウドアトラスやブレードランナー。
人命か任務遂行かを天秤にかけるという葛藤や
人は新たな生命のために命を捧げるか?という哲学的な問いが全体を占めるため消費される映画としてはあまり面白く無いものの、世界が一つの島だったら?みたいな凝縮した世界観でエターナルズを観れるので、社会問題をシンプルに考えやすいと思う。
そして存分に多様性を盛り込んでいたり(人種だけでなく鬱病なども)、セックスシーンを初めて導入したところなど、マーベルのご都合主義を少し覆してくれたのは大きな挑戦だったと思う。
普通にもう一回観に行きたい
めっっちゃ良かったですよ。行くか迷ってる方、安心して観に行ってきてください。アベンジャーズとまた全然違いましたがアクションもカッコ良さも申し分ないです。最初はアンジーが観たくて行ったんですけど終わった頃に他のメンバーも好きになってました。緊張感のある演出、盛り沢山のバトルシーン、十人十色の価値観、割り切れない中しなければならない決断。3時間でよくあれほど上手にまとめられたなって思います。早く続きが観たい!!!!
下記の方々、全力で楽しめます
・アクション大好き
・カッコいいシーンがひたすら好き
・神話や歴史に興味ある
・LGBTに理解がある
・カタカナの名前が結構出て来ても平気
・考えさせられる複雑な話も好き
面白かった
手話が言語の子、マッカリが可愛くて良かった。動きも気持ちよくて、見ててすごく良かった。
ギルガメッシュもかっこよくて、セナは綺麗で強くてかっこよかった。
ファストスが技術屋って感じですごいよかった。組み立てていく様が見てて最高に気持ちいい。息子も可愛いし、彼がパートナーの元に帰れて、本当に良かった。
キンゴと、キンゴの付き人がめっちゃ良かった。二人の信頼関係がめちゃくちゃ良かった。
エイジャックが、アリシェムにずっと従って来たのに、出現を止めようとするのが良かった。
目からビーム出す、チームで一番強いらしいイカリスが、自分達のアリシェムへの忠誠心の為に、自分達が作られたものである事を飲み込んで、自分達を作ったものに従おうとする姿は、なにかを彷彿とさせた。
セルシが、彼を憎んだりするのでなく、最後まで愛したのが良かった。
この物語のテーマは、変化では?
って思った。
世の中が良い方向へ変化して欲しい。セルシのように、優しい眼差しを持っていて欲しい。
物語の力はすごい。
と、思った。
次回作も絶対に観たい。なんて安心して観れる映画なんだろう。と、思った。泣きそうだ。
スプライトのこと、
最初少年なのかと思って見てた。
だから、彼女が、少女だと途中で気付いて驚いた。
成長したい、恋がしたい、自分の人生を生きたい。と叫ぶ彼女に、
涙が出た。
「アンジェリーナ・ジョリー"Hello"」
今年87本目。
予告でアンジェリーナ・ジョリーの"Hello"が一番見たくて行きたかった作品。2019年6月の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」がミステリオが登場して、「エンドゲーム」で一旦終わったと思ったら面白い映画だったので、今作も続きとしては見応えのある作品。
10人のヒーローが敵を倒した後、人間社会に溶け込み、どうなって行くかと言う内容。
"壮大"がぴったりな表現。
続きも面白そう。
思ってたよりも面白い
ヒーロー・ヒロイン総出演のエンドゲームがつまらなくて全く性に合わず、マーベル物はもう観ないと思っていたのに、やはりウズウズして観ることに。だったら、封切り直後でも良かったのに、ハハ。
なんとまあ壮大なストーリー。宇宙から派遣されて、最古の四大文明以前から人類とをずっと怪獣みたいなのから守ってくれていたのね、エターナルズは。でも、これは私の想定内。当然、正義の味方だよね、ま、そんな話でしょう、なにせ人類のために戦っていたアベンジャーズ亡き後だもの、アベンジャーズの代わりだものね。見守ってくれてありがとうさん。
ただ、アベンジャーズと違って出自は同じなのに、エターナルズそれぞれが使える能力が違う、しかも世界各地に散らばってしまったメンバーを探していく?んで、集結して再び出現した怪獣みたいなのそれぞれの能力を生かして戦うのね。これ、石ノ森章太郎のサイボーグ009じゃないか。んー、中には再集結を渋るメンバーもいるし、009を丸々参考にしてない?もしかしてパクリかなどと思いながら鑑賞。で、敵との戦いのシーン、よく出来てる。VFXプログラミングに金がかかっているわ。ただ、セレスティアルズの姿かたちはなんとかならなかったものかなぁ。ま、ストーリーは置いといて、見どころはその戦いの場面の映画なんだね、はいはい、と思わせといて・・・。
正義からエターナルズみんなで協力して、悪から地球を守る・進化する人間を暖かく見守るのだとばかり思ってたが、中盤以降で明かされる人類を守っていたその理由に口をあんぐり。はぁ?地球は卵?そんな理由で?ありゃあ、009とは全く違うストーリーだったわ。あと、第一話のはずなのにもう死んじゃうのも居るし。このあたりからが意外な展開。想像していたのと全く違うストーリーで面白かったな。
10人の新キャラを好きになれた!
見た目からファンタジー感強めな本作。しかも全員新キャラでかつ10人も描くなんて、正直大丈夫かなと心配していました。結果、私はとても楽しめました。
観賞後、好き…!ありがとう!と語彙力低下しながら大満足でエターナルズのボールペン買って帰りました。
いやーやっぱり掴みがいいですね。ドラマ部分に力を入れている印象で、作品全体のアクション量は少なめでしたが、最初にアクション入れてみんなで共闘してたらそりゃあテンション上がります。特にアンジェリーナジョリー扮するセナ。美しくて格好良くて、身のこなしと表情に魅入ってしまいました。さすがのアクションスター。その後精神面が不安定になっちゃうのも個人的にはツボでした。強い人が弱ってるのって良くないですか?
映像も凄い。広大な美しい風景がたくさん出てくるのですが、CGではなく、ほとんどロケしているらしいです。光と影の表現が美しかった。登場人物を影にしてシルエットを浮かび上がらせる演出が何度かあったのですが、どれも格好良く、印象的でした。
びっくりしたのは広島。人の愚かさ、過ちとして描かれていて、心苦しくなりながらも私は良いシーンだったと思います。
キャラクターが新規で10人も出てくるなんて不安でしかなかったですが、上手く描いていたと思います。みんな能力も性格も個性的でしたし、それぞれの関係性が素晴らしい。特にセナとギルガメッシュ。もうね、好き。
イカリスとセルシとスプライトも切なくてよかったですね。あと地味にキンゴがイカリスを信頼してるところとかも好きでしたね。マッカリも動きと表情がとってもキュートでちゃっかり盗んじゃうとこもお茶目でかわいい。
あとキンゴのマネージャーさんも人間代表のいい人で良かったですね。癒し枠。
今作はシリアス寄りになるのかなと感じていましたが、ちゃんとMCUらしいコミカルな会話もあって良かったです。特にギルガメッシュがスプライトの幻で赤ちゃんにされるところはニヤニヤしちゃいました。あとはファストスが設計した蒸気機関は早すぎる、みたいな会話シーンもお気に入り。設計してるシーンはトニーを思い出して勝手にグッときちゃいました。格好いいですよね、設計シーン。
目からビームはやっぱりギャグっぽくなっちゃいますね。作中ではイカリスが最強みたいにみんなから言われていましたが、あまり強そうに見えない…。
そしてその最強といわれるイカリスを、頭脳派だと思ってたファストスが地面に縫いとめる場面、格好良すぎませんでした?大好きなシーンです。
わかりづらかったところは、最後ティアマトが力を貸してくれたところ。セレスティアルも個々で意思を持っているってことですかね。あとはセルシが急にディヴィアンツを木にできた理由とか。セナのマード・ウィリーは治ったのか、とか。今後の展開で説明してくれるのかなあ。
それと今回亡くなったエターナルズは復活できないんですかね…作られた存在で記憶もストックがあるならできそうな気がしちゃいますが。
私は人間じゃない存在が心を持つ系の話が大好きなので、今作でも人間じゃない、作られた存在でありながら、とても人間らしい感情を持った彼らに感動しました。でもイカリスはあれだけ人間好きなセルシと一緒にいたのにアリシェムの意思には背けんかったのかな、っていうのが気になりましたね。セルシと一緒にいたら真実を話しちゃうから離れたとか、葛藤もあったのは伝わりましたけど。とは言え、結局はセレスティアルを生まないと宇宙、人類も滅びるわけですよね…どうしたらいいのか…この辺りの問題に対するイカリスの行動は『インフィニティ・ウォー』のサノスの信念に通ずるものを感じました。
エンドクレジットで今後に対するワクワク感が燃え上がりましたね。エロス…気になる!エロスとドワーフみたいな子は登場時のbgm的にもガーディアンズオブギャラクシーのメンバーと合いそうな雰囲気を感じました。というかサノスの弟?ですか?どういう立ち位置になるのか今後が楽しみすぎます!
ウィットマンも新しいヒーローみたいですね。ただの当て馬かと…笑
お前だったのか‥ 暇を持て余した 巨人の 遊び
久しぶりに劇場へと足を運びました。
レイトで客は自分の他1名のみでしたが、やっぱり暗闇の中の
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🔊 █ █ 🔊
🔊 █ 巨 大 な ス ク リ ー ン █ 🔊
🔊 █ █ 🔊
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👤 (←ワタクシ 後方に陣取る派)
って良いですねぇ、セレスティアル級で🗿
普段の色んな面倒な思いはシアターの外に置いておき、人をワクワクさせるために誰かが一生懸命創作した物語に没入できる💺
でも、このお話の示唆する内容なんぞは特に、これまでや現在の地球の状況や、この世の人の生に照らし合わせたりして、だから我々のこうなってるところもこうなんだろうな‥と勝手に自分の人生とシンクロさせて捉えたりして、行き詰まりそうな自らの今後の先行きを見通すための何らかのヒントにしようと、鑑賞中の脳内活動はかなり活発気味でした。
フムフム🧠ウムウム
(映画と現実の境目が曖昧で夢見がちな私)
一部 BTSやメンズ同士が👨❤️💋👨キッスする興醒めなシーンや、お話の流れの中にもツッコミどころは色々あれど、退屈な流れは前半の一部くらいで、他の大半は私は食い付いて観られましたので、まあ良かったです😌
巨人が おんぎゃ〜🌋と産声を上げるシーンとか、とにかく無駄にスケールがデカいのは私は大歓迎で👍🏼、適度に派手な演出も良く、今後の展開に期待も込めて+0.5⭐️
教室でセルシらを冷やかした最初の女子児童がめちゃ可愛かったね😻
ちなみにサノスはディビアンツ症候群のエターナルということになるんですな。
愛し、見護る者たち
キャップやアイアンマンはもう居ないアベンジャーズ。
もし、再び地球を未曾有の危機を襲ったら…?
“見護る者たち”が居た。
7000年前。捕食者の頂点、“ディヴィアンツ”が地球を襲った。
宇宙の絶対的存在である“セレスティアルズ”は“彼ら”を派遣。
長き闘いの末、遂にディヴィアンツを殲滅。各々、地球の暮らしに溶け込んでいた。
長い長い歳月が流れ、そして現在。
地球規模の巨大地震、殲滅したと思ったディヴィアンツの襲撃&復活…。
再び地球に危機が…。
アベンジャーズでは到底無理。
彼らでなければ。
宇宙の不死身の種族、エターナルズ!
今年公開のMCU3本の中でもダントツの大作。
それ故『アベンジャーズ』級のメガヒットと期待を!…ところが、MCU初の鈍い評価。ロッテントマトでこれまでどんなに低くても70%台だったのに、初めて50%を下回り…。
実際、見た人からも賛否両論。
なのでいつものMCUよりちと不安だったが、いやいや、やっぱり安定のMCU。フツーに面白かったよ。
(もはやお馴染み、別アカウントを作って知能指数の低いクソレビューを投稿し続けているアホ同一人物はどーでもいいとして)
確かにこれまでのMCUとは毛色が違う。
ヒーロー映画ではある。
その一方、神話のような世界観。
それならばソーだって同じ。
しかし、ソーが赤ちゃんレベルに思えるスケール。
7000年もの遥か太古から人類を守り、時に人類に知恵を授け導いてもきた。
“THEヒーロー”なアベンジャーズとは違う、“神々”に近い存在のエターナルズ。
その10人の戦士。
セルシ。物質を操る能力を持つ。現在は博物館で働き、デインという男性と交際。
イカリス。浮遊能力を持ち目からビームを放つ、戦闘時はリーダー的な存在になる最強戦士の一人。セルシとはかつて恋人同士。
スプライト。見た目は少女だが、幻影を見せ変身能力を持つ。現在はセルシと暮らしている。
キンゴ。指からエネルギー弾を放つ。現在は人気ボリウッドスターとして活躍。
ファストス。発明家。現在は息子と恋人と共に平穏に暮らしている。MCU最初の同性愛ヒーロー。
マッカリ。超高速の持ち主だが、聴覚障害の少女。MCU最初の聴覚障害ヒーロー。
ドルイグ。他人の心を操る能力を持つ。何処か陰のある性格で、現在はアマゾンで暮らしている。
ギルガメッシュ。パンチ一発でディヴィアンツをKOするほどの最強戦士。心優しき性格でもある。
セナ。宇宙エネルギーを武器に形成して闘う、最強戦士の一人。ギルガメッシュと組む事が多く、現在はある理由から彼と人里離れた荒野で暮らしている。
エイジャック。エターナルズのリーダー。治癒能力を持つ。現在も人類や仲間たちを見守ってきた…が、
『X-MEN』や『アベンジャーズ』同様、ヒーローが多く登場する作品は各々が個性や能力を発揮してこそが、醍醐味。
話題の一つのキャスティング。
中国系、イギリス人、パキスタン人、アメリカ人、黒人、アイルランド人、韓国人、メキシコ人…と、グローバルな人種が集った。
話的にはジェンマ・チャン演じるセルシが実質の主人公。女性メンバーは彼女を含め計5人、(見た目が)子供は2人。同性愛者に聴覚障害者。
今のハリウッドをあざとく反映した多様性と陰口叩く声が聞こえてきそうだが、個人的には改めて世界には多くの人たちが居ると思った。
同時に、もはや白人アメリカ男性だけじゃない。誰もがヒーローになれる時代。
これだけ多くヒーローが登場すると“推し”が出てくる。
特に日本なんかでは、アンジー!アンジー!!アンジー!!!だろう。(ポスターでもセンター取りだし)
私の推しは、マ・ドンソク!マ・ドンソク!!マ・ドンソク!!!
遂に我らアジアの兄貴にして漢、マ・ドンソクがハリウッド・デビュー! しかもMCU参戦というニュースを聞いた時からワクワクしていた。
役柄もぴったり。超タフでパワフルで、頼れる。愛する人をずっと支えるほど優しい。
ハリウッドに行ってもやっぱり兄貴は漢だぜ!
にしても、マ・ドンソクがあのアンジーと同じ画面に映って共演する日が来るとは…。何だか、チョウ・ユンファが『アンナと王様』でジョディ・フォスターと共演した時の事を思い出した。
話題その2。こちらが一番の話題であろう。
この異色のヒーロー作品のメガホンを撮ったのは、驚き!の抜擢。
『ノマドランド』で今年のアカデミー賞の覇者である、クロエ・ジャオ!
彼女のこれまでの作風は元より、スケールや予算だって180度…いや、全くの別世界。
これまでの作風は詩的なアート系。中国人でありながらアメリカ大西部への郷愁を感じさせるロードムービー。
そんな彼女が何故何故どうして、MCU大作を…?
実はMCU作品のファンだというジャオ。
全くの畑違いの監督を抜擢するのは、MCUでは珍しい事ではない。
驚くべきは、抜擢したのは『ノマドランド』の前の『ザ・ライダー』で注目された後だという。これもある意味、目利きだろう。
初ジャンルではあるが、セナとギルガメッシュが暮らす荒野は、ジャオの作品の舞台設定を彷彿。
また、エモーショナルな濃密なドラマやアクション面ではこれまでの作品で出来なかった事をたっぷり詰め込んだという。
キンゴが指から放つエネルギー弾。これ、大ファンを公言する我が日本の『幽遊白書』の浦飯幽助の“霊丸”を意識したという。アジア人初の女性オスカー監督が少女の頃、日本のコミックの大ファンだったなんて嬉しい限り…。
ネタバレになるのでちと控えるが、クライマックスに登場する超バカデカイ“手”と“顔”。何だかうっすら、『エヴァ』の世界観を感じた。
そのクライマックスや要所要所、たっぷりCGを駆使したディヴィアンツとの能力バトルは迫力満点。
だって彼らは不死身の戦士。闘いのスケールも比ではない。
作風はMCUの中でもシリアス寄り。しかし、ちょいちょいユーモアも挟む。アベンジャーズ雑談やライバル会社ネタにはウケた。
アクションの見せ場はあるし、ちょいちょいのユーモア。
が、その合間合間のドラマ。何分、2時間半の長尺。
長い、退屈、眠たくなった…の声、声、声。
確かにこれまでのMCUの快テンポよりかはスローテンポ。
でも、それが何処か神のような存在の彼らに合っていた気もするし、今回初めましての面々なのだから各々のドラマや描写はじっくり描いてくれて寧ろ有難い。
彼らは何者で、何処から来たのか。
その使命。何の為に闘うのか。我々人類との関係。
ディヴィアンツを殲滅し、解散。しかし本当は…。
再びディヴィアンツとの闘いに備え結集した時、自分たちの衝撃の事実を知る。
これもネタバレになるが、触れないと筆が進まないので、ネタバレチェックを付けるとして。
自分たちエターナルズとディヴィアンツはセレスティアルズによって“造られた”存在。
ディヴィアンツが星を襲い、エターナルズが闘う。その際放出したエネルギーで新たなセレスティアルズを生み出す。
終焉、誕生の繰り返し。
自分たちは“神”どころか何者でもない。良く言えば有能なロボットかクローン、悪く言えば使い棄てのただの道具に過ぎなかった…。
(見てたら、あれ、これってちょっと『まどマギ』っぽいぞと思った)
7000年も生きてる割りに根暗な恋愛関係や苦悩のドラマばかりとの辛辣な声も。
それでいいじゃないか。人類だっておそらく太古の昔からそう。
それに、事実を知った彼らを思えば尚更。
今感じているのは、何なのか…?
偽の感情なのか…?
そんな事は断じてない。
悲しみ。
憎しみ。
怒り。
ある者の裏切り…。
その反面、
喜び。
幸せ。
愛。
彼らとて我々人間と同じ。この感情は、本物。
だから闘う。
愛し、護る為に。
犠牲や悲劇の末、危機を回避したエターナルズ。
また彼らに平穏な時が…。
が、思わぬ“存在”が脅威に…!
新たな危機。
“リターン”も気になるが、それ以上に、恒例のエンディングのオマケ映像。
アノ人物の弟…!?
セルシの恋人の正体。その時の謎の声の主は何と…!
MCUワールドはまだまだ拡がっていく!
ポリコレ映画はもう飽きた
黒人のゲイ、聾唖者、アジア人、子供…etcと言ったポリコレ臭さを死ぬ程詰め込んだ映画がこれ。
ストーリーもこれと言った敵らしい敵もなく、ロケをするのに莫大な金額がかかっていそうな世界巡りと薄っぺらい戦闘で終わる。
ディズニーにポリコレで潰されたスターウォーズと同じ道をMARVELが歩んでると思うともう絶望しかない。
スターウォーズの時点で嫌いだったディズニーを余計嫌いになった。
多様性という大義名分の元に創作の自由を奪い映画界を衰退させようとするディズニーを許すな。
爆イケ戦闘シーンに悶絶
話のポイントが多く伏線なども少し複雑でした。内容が厚い分、大切なシーンが一瞬で過ぎ去ってしまう所も少しもったいなかったかなと、
細かい設定でいくつか気になるところもあって、7000年の時をかける新境地の作品を作る中で制作陣も模索していたのかなと素人目で見ていました。(筆者ド素人です)
また作中で5000年の付き合いがあると言っていたのですが、100年しか生きられない地球人の視点からすると長い長い時間の情が後半の行動によってあまりに薄く感じてしまいました。人と人が繋がる上での葛藤を描いていた点は従来のマーベル映画と同じく考えさせられることが多かったです。
しかし、なんと言っても最初のイケイケな戦闘シーンが文句なしにカッコ良い。
自分の信念を貫こうとするイカリスや他人を思うセルシだけでなく全てのキャラクターに魅力があって続編がとても楽しみな作品です。
良いも悪いも含めて好き‼️
背景だとか効果だとか、
ワクワクするし、ドキドキしたし、
ぐわーってくるものがあった!
設定や内容には少しツッコミどころもあったけど、
約3時間、すごく楽しめました!
映像美に加え、戦闘シーンのアングルが
個人的にゾクゾクしました‼️
今後のエターナルズの展開に期待です!
MCU映画「エターナルズ」エピソード1は低空スタート
上映時間170分
映画作品では完全に新しいヒーロー達が登場した。十人の宇宙からやって来た生命体が
エターナルズとして、地球を舞台に戦う。
鑑賞後の感想としては、MCUの中では凡作、もしくはそれ以下の作品だと感じた。
まずはじめに、これまでのマーベル映画の醍醐味とも言える、スーパーヒーローの
ド派手でイカすアクションシーンが他の作品と比べ、少ないことが、凡作に留まると言える理由の一つである。
170分という長尺に対し、アクションが少ないため、どうしても退屈してしまう。
アクションが少ない理由としては、
・紀元前から現在までの時間を描いている
ため、設定の説明や過去を語るシーンが多め
・2015年に長編映画を初めて監督した監督の初のアクション作品であること
などがあるのではないかと思う。しかし、アクションが少ないだけで、実際の戦闘シーンは申し分なく、素晴らしい。
ゲームオブスローンズでロブを演じた、マッデンや、新感染のマ・ドンソク、マレフィセントのアンジー等々、名優によるアクションは見る価値がある。
ただし、それぞれのヒーローの能力は少し斬新さにかけるところはある。
例えば、高速移動系の能力。
クイック・シルバーやDCのフラッシュがいる
その他にもスーパーマンやワンダーウーマン
ブラックパンサーのティ・チャラの妹に似たのもあり、目新しさはないのは残念だった。
また、映像が暗めなことが多く、自然光をよく使う監督であることもあってか、臨場感はあっても、見づらいこともあり、目が疲れる
そして、もう一つ凡作と言える点としては、
敵は地球外生命体、地球を守る側も地球外生命体。地球が危機に陥った原因も地球外生命体。人類は完全にモブ、背景として扱われており、人類がどう対応していくのか、
アベンジャーズがエターナルズを「味方とみなしているのか」それ以前に、「認知しているのか」などの内容があまり描かれておらず、話についていきにくかった。
これからに期待である。
ストーリーに関しても、結末に違和感を覚えた。決戦バトル!!で決着ではなく、なんとなく締まらずに終わった。次回に続いているから致し方ないのだが、頂上決戦といえるバトルがないのが残念。
悪い点は正直これ以外にもあるが、劇場や
配信などでそれも含めて鑑賞してみて欲しい
あくまでMCU作品として凡作なので、楽しめないことはないはずだ。
良い点を付け加えておくと、
エターナルズの能力は全員が最強クラスに戦えるように設定されておらず、戦闘要員として攻撃に特化したメンバーも居れば、
マインドコントロールや幻想創造、物質変換、治癒などの能力の戦いには不向きなメンバーもいるため、バトルシーンは単純な殴り合いではなく、頭脳的な面でも多様性が生まれていて面白い。
また、個人的には、キット・ハリントンがマッデンよりもいい役をもらっているのが嬉しかった。(本作では脇)
そして、今回一番カッコ良かったのは、
バリーコーガンだと思う。嫌な奴の役が彼にはとても似合うと思うが、それかと思ったら実は聡明で優しい。戦闘服姿が一番カッコいいのも彼だと思った。是非見てみてほしい。
アジア出身の監督というだけあって、ドンソクを始めとして、アジアにルーツのある俳優や描写があり、マーベル作品には目新しい点もある。また、人種や性的マイノリティーにおける社会的差別や不理解へのアンチテーゼとしても強い信念を感じる。インディアンの居住区で撮影を行ったことがある。など、社会的な不利益を抱える人々に対して理解があるのだろう。
おわりに、本作エターナルズは、これから成長していくことは間違いない。第一作が自身を持って高評価と言えないのは残念だが、次回作は、キット・ハリントンやスタイルズらが活躍すると思われ、きっと、次回は良い作品になる。そこで個人的には、アベンジャーズとの関わりや人類との繋がりを描いていってほしい。
MCU作品として受け入れがたい人は多いだろうが、続編がある以上成長を期待したいし、
MCUファンなら見るしかない!
豪華メンバーに大満足
マーベルはまったく触れてこなかっただけに楽しめるのか?と思いながら観たが大正解だった。
そして事前情報を入れなかったので、キャスティングにも驚く。
シリコンバレーやビックシック、宗教ネタで笑わせてくれたクメイル・ナンジアニ、もう出てるだけで大満足なマ・ドンソク。
2人とも、期待を裏切らないイメージ通りの役で安心感と満足感に包まれた。
2人に限らず、彼らの痛快な会話にも始終ニヤニヤしながら楽しませてもらった。
細かい設定なんて見てればわかるし、これならシリーズについていけるな!!
悪い例、残念…
今回ばかりは、
"インディーズ監督に大作撮らせた典型的な悪い例"
って感じがしまして、とても残念…
アクションシーン(暗い背景ばかり)もドラマシーンもとにかくテンポが悪く感じ、多過ぎる各キャラクターには深みが無く、特殊能力も目新しさが無い。
各国シーンもその土地のランドマークほぼ無視なので、地球規模の壮大感が伝わって来ませんね…
やはり、この監督にはまだ小ぢんまりした話を撮らせてた方が良いんじゃないのでしょうかねぇ
エターナルズ世界観設定ムービー
#エターナルズ はダイバーシティ。セルシは何人にも見える。ストーリーはダイナミックで堪能出来たが、基本神々の出来事で人類は背景のようであり感情移入しずらい。ボス神はレトロロボ風笑?。アベンジャーズの様に心を動かす物語に発展するか期待。ポストクレジット予告ありなのに帰っちゃう人なぜ?
目から熱線を繰り広げる
能力者チームが地球を救おうとする話。
能力の使い方が見どころか。直近のMARVELの中では一番面白いかもしれない。
物語設定は良いかな。ただしシーンの選択や切り取り方が悪いのか、みだりに長尺である。
長いくせに一部の能力が地味だったり、「適度に弱かったり」と、戦闘が冴えないことも。
良い点
・インドダンス
・登場人物を歴史上の人物などになぞらえている
悪い点
・誰がどうしたとかが多く、分かりづらい。
・ギャグの量が中途半端
・乱心していてただの爆弾女
・なぜころした
・長いくせに次回作に繋げようとする。食傷気味。
マーベルの新しい展開を楽しむ
あまり評判が良くないので見ようかどうか迷いましたが、結局見てきました。
本作品の「エターナルズ」は、見方によってはヒーロー映画ではなく、空想的ではありますが、私的には、アイデア的に大変に良いと思いました。
ただ、やっぱ本作品長い、無駄に長い、1時間50分位にまとめて貰えれば良かった思いますが、しかし、出てくる主人公達が、己の正義感に戸惑っていたり、ある意味「ウルトラセブン ノンマルトの使者」などを連想するような部分が何ともメッセージ性が有って良かったかな・・・
しかし、ロードムービー的要素が無駄に長い!
また、役柄なんだろうけど、アンジェリーナ・ジョリーの存在感が薄いかな・・・次回作品に活躍かな・・・
バリー・キオガンが、活躍してきたね・・・何とも個性的な顔立ちなんだよね、彼・・・個性的な役柄に期待出来る俳優さんだと思うね。
本作品、マーベルがアベンジャーズとは全く違う別物ヒーロー作品として考えている作品であり、内容を物凄く凝らなければ期待出来る作品なのかな・・・・「アベンジャーズ」は、もはや色々なヒーローが乱発しゲスト出演し過ぎて、どの時代なのか、どれとどれがお話が繋がっているか分からないので、一端リセットするにもいいのかもね。
しかし、毎度、エンドロールが終わりまで席を座らす手法はどうにかしてよ・・・・
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