シャン・チー テン・リングスの伝説のレビュー・感想・評価
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異色のMARVEL!でもやっぱりMARVEL!!
今までのMCUと多少闘いの毛色は違いますが、しっかりとMARVEL感満載の良い映画でした。 登場人物皆カッコイイし、カンフーアクションやストーリーのまとまりも良かったです。予告でも出てたあのバスシーンは映画館で観ると迫力満点なのでオススメです!!
家族ドラマとなった
ヒーローといえば「孤独」が定番だった。 アイアンマンも、ハルクも、ウルヴァリンも、ドクター・ストレンジも、バットマンも、スーパーマン…多くがそうだ。 その中で、仲間同士で「疑似家族」を形成し、アベンジャーズとなった。 でもフェーズ4はどうだろう。 「ブラックウィドウ」も今作も、「家族ドラマ」になっている。 フェーズ1とはえらい違いだ。 以降の作品も同様なのだろうか?
銀の龍の背に乗って
ラストシーンが洒落ている。世界を救ったヒーローも、バーの片隅で酒を飲みながら世間話をしていては、誰もヒーローだとは思ってくれないだろう。ヒーローが世界から称賛を浴びるには、その前に情報の伝播が不可欠だということだ。それにしてもキャプテン・マーベルは相変わらず忙しそうである。 アクションもCGも素晴らしく、とても楽しめたのだが、一点だけ気になるところがあった。それは、マカオなのに広東語ではなく普通話(プトンホァ)で話をしていた点だ。「三日後に戻ってくる(三天後我回来=サンティエンホーウォホイライ)」の発音や、広東語なら「無問題(モーマンタイ)」と言うところを「没問題(メイウェンティー)」と普通話で言っていたなどである。 広東語はジャッキー・チェンの映画などでお馴染みの、賑やかな発音の言語だから、本作品のように静かに話す場面の多い映画には不向きだと判断したのかもしれないが、であれば舞台をマカオにしなければよかった。マカオのシーンで広東語が聞けるのかと少し期待していただけに、ちょっぴり残念だった。 本作品はMARVEL作品である。ということはシャン・チーがアベンジャーズに加わる可能性が大だ。クライマックスの場面でシャン・チーが銀の龍の背に乗って登場するところを見てみたい気がする。中島みゆきはあまり喜ばないと思うけど。 戦いの場所はK2の聳えるカラコルム山脈あたりがいい。リングも進化して光速に近い速さと、月の大きさにまで巨大化する能力を持ってほしい。10個もあれば引力で海の水を空中に吸い上げられるだろう。またはブラックホールのようにスプーン一杯の質量が何十トンにもなって近づいたものを何でも引き寄せて素粒子単位に分解してしまうか。 そうなればキャプテン・マーベルの出番はない。ブリー・ラーソンにはアベンジャーズのドタバタ映画ではなく、その繊細な演技力を生かした文学作品に出てほしいのだ。
主役はトニーレオン
シャンチーがいまいち垢抜けないのはトニーレオン様の引き立て役だったのか! 特に敵討ちに乗り込む香港ノワールっぽいシーンがカッコいい。英語だと3割減になるからずっと中国語で話しててほしかった。 村の伝説の生き物たちに感動。あの生き物が!動いてる!東アジア文化圏の一員なんだと感じた。 シャンチーは優しくて思ってたよりもかっこよかった。オークワフィナもかわいい。飛行機での会話はデビュー曲オマージュかな。 移民二世あるあるネタやおばあちゃんへの敬意にグッときた。あのときのシャンチーの顔はやりすぎだと思うけど。 たまにマーベル映画なことを忘れそうになった。 村の弓名人役でユンワーが出てて嬉しかった。 トニーレオン様が真っ先に線香あげてて、ついあげちゃう気持ちわかる。 わりとベタな父子ものだったのは意外というか普通すぎ!と思った。シャンチーが人を殺してしまった…みたいな闇ノリだったけど、ビルでだいぶたくさん落としたような…。 これからも2人がMCUに出るのは楽しみ! でもトニーレオン様いないと単独映画はきびしいのでは。母と父の方が美しいって珍しい。あのふたりの出会いも良かったし生まれた赤ちゃんかわいかったなあ。
聖林功夫映画
この映画を観たのはMCUの新作だからという理由ばかりでは無い。 ハリウッドの大作映画にトニー・レオンが出演しているからだ。 そして素晴らしい暴れっぷりを見せてくれた。それだけで満足だ。 で、主人公のシャン・チーだが、シム・リウって誰?状態だったので調べてみると中国系カナダ人でこれまではTVドラマの脇役ばかりだった人らしい。 苦労したんだろうなあ。 しかし、あんな美男美女のパパとママから生まれた役にしてはちょっとブサ、、。 …いや、それは当人も分かっているらしく、容姿については散々言われているようだ。グッドシェイプでスタントマン出身を活かしたキレッキレのアクションは、アクション映画の主人公としては充分合格点なんで、アメリカンドリームを掴んだアジア系を素直に応援しようじゃないか。 ダニエル・クレイグだって当初は「ボンド役?敵役じゃなくて?」なんて言われてたくらいだしな。 そしてもうひとつのお楽しみだったのがミシェール・ヨー姐さんの出演。 相変わらずアクションは華麗だし演技は素晴らしいし、ハリウッド進出大成功ですね。 けど「GotG2」にも出演してたと思うんだがどうすんだろ? この方の中国語の演技も英語の演技も全く差が無いというのは地味に凄い事だよ。地頭の良さも有ると思うが、相当な努力家なんでしょうね。 で、そんなキャストに恵まれた本作。 ハリウッド製のカンフー映画としては充分楽しめるし、原作では指輪だったリングを「こっちのほうがカンフー映画っぽいじゃん!」という理由で腕輪に変更したアイデアも素晴らしい。 が、あのクライマックスはいただけない。 何故か? 最近の中国映画あんなのばっかりだからだよ! アイドル俳優がキャッキャウフフと戯れ最後はCG任せで大団円。マジでこんなんばっか。 これは検閲を躱す為やむ無しな製作事情の為らしいが、ハリウッド大作で、しかもMCUでやってどうする!? このクライマックスのせいで星3つだな。 と、思っていた。エンドロールの最後まで。 アクションコーディネーターが誰なのか気になって、エンドロールまで観ていたのだが、(おまけ映像などどうでもよい)スクロールが速くて文字が小さくてよく分からなかった。 が、最後の最後。 "この映画をブラッド・アランの思い出に捧ぐ" の文字が!(これは読めた) この瞬間鳥肌が立って涙が溢れてきた。どうでもいいオマケ映像を観ながら、正直ちょっと泣いた。 そうか、この映画にも携わってたんだ。仕方ない、星4つだ…。 誰?と思った方は自身で検索してください。凄い人です。 普通こういった部分には字幕を付けるもんだが、それをしなかった日本ディズニーは校庭2万周!
食わず嫌いするな
中国人主役の映画が好きじゃないとか言ったやつ誰だよ!私だよ! 一応見ておこうと思って見てきました! めちゃくちゃ物語重要じゃねぇか! めちゃくちゃネタ盛り沢山じゃねぇか! めちゃくちゃ伏線モリモリじゃねぇか! アイアンマンからMCUを好きになった人は絶対に見た方がいい! 最初 テンリングスって聞いて なーんか聞いたことあるなぁ 程度だったが、見てみて思い出した! あれって!トニーの!あの時の! 映像キレイだし、アクション興奮する。 色んなキャラでてきた!まさかあの人も! どうりでこんなに評価高いわけだわ! 絶対見た方がいいですよ!
カンフーアクション特に初めの方がとても面白かった。
ドルビーシネマで観ました。4Dで観たらもっと面白かっただろうなと感じました。 カンフーアクション特に初めの方がとても面白かった。 シャン・チー強い。 ヒーローと友達がもっとかっこよかったらよかった。
古今東西の映画へのリスペクトとMCU過去作へのマニアックなトリビュートに満ちたクンフー版『クレイジー・リッチ!』
サンフランシスコにあるホテルの駐車係ショーンとケイティは高校時代からの親友同士。二人とも自分達の仕事と生活に満足しているが、学生時代のノリの延長で気ままに暮らす二人は同級生から心配される始末。いつものように深夜まで遊び倒した二人は翌朝出勤途上のバスの車内で不審な男達に因縁をつけられる。彼らの目当てはショーンが肌身離さず身につけているペンダント。突然目にも止まらぬ速さで男達に対峙するショーン。彼にはケイティにまだ打ち明けていない凄惨な過去があるのだった。 というツカミの部分は『ザ・ロック』ミーツ『スピード』。ショーンの部屋に貼ってあるのは『ゴッドファーザー』と『ウォリアーズ』と『カンフーハッスル』。ここだけ切り取っても解る通り古今東西の名作へのリスペクトに溢れています。MCU作品なので当然過去作への目配せも当然ありますがそのチョイスがマニアックで、『インクレディブル・ハルク』のアボミネーションが出てくるのにもビックリしましたが、“テン・リングス“という組織名が気になっていた人に対するサプライズに思わず大爆笑。まさかのアノ人が『キングスマン: ゴールデン・サークル』でのエルトン・ジョンくらい大活躍します。 悪党が雨垂れのように降ってくるマカオの高層ビルに架けられた竹足場上でのアクションは『ラッシュアワー2』、ショーンの母イン・リーの故郷の村ター・ローでの特訓シーンは『酔拳』とジャッキーリスペクトが漲っていますが、それもそのはずアクションコーディネーターのアンディ・チェンはジャッキーのスタントチームで活躍していた人。その他にもショーンの母イン・リーの演舞には『グリーン・デスティニー』の優雅さもあるし、ター・ローでケイティに弓の使い方を教える老人グアン・ボーを演じているのは『カンフーハッスル』で豚小屋砦の家主を演じていたユン・ワー。そもそもオークワフィナとミシェル・ヨーが出ていることからも解る通りこれでもかと中華テイストをブチまけたクンフー版『クレイジー・リッチ!』。監督のデスティン・ダニエル・クレットンにはアクション映画が撮れる印象がこれっぽっちもありませんでしたが、これを観る限りそういう映画を浴びるように観てきた人なんだろうなと勝手に想像してしまいますし、やりたい放題のクライマックスを観る限り『ドラゴンボール』好きであることも間違いないでしょう。 劇中でもチョイチョイ頭出しされていますが、お腹いっぱい出てくるMCUのお約束デザートをニヤニヤしながら観ているところにドーンと出てくるアノ名曲中の名曲でアラフィフ、アラカンは今まで観てきたものとは全く関係のない感情が突然揺さぶられて号泣してしまいますのでハンカチは必携。観終わった後にカラオケに行きたくなりますがそれはもうちょっとガマンしましょう。
エンタメ度は高目だったけど後半の展開に付いて行けず....
久し振りに寝落ちしてしまった所もあって少し残念だった感じ。 前半のバスや高層ビルの足場でのアクションはなかなか良かった。 テンリングスもかっこ良い! 竹藪の中を激走するシーンもスリルがあって良かった! その後に登場する生き物達が思っても見なくて迫力はあるんだけど付いて行けず。 終わってみれば、皆を親子喧嘩の巻き添えにされてしまった感じ( ´∀`)
控えめに言うと最高
今作の発表を知ったとき、私は期待と不安が半々だった。期待していたのはマーベルヒーローとカンフーが合わさるとどんなアクションになるのか?そして不安だったのは近年ディズニーが関わる映画作品に過剰とも思われるほどに押し出されているジェンダーや人種という問題提起、すなわちポリコレがエンターテイメント性を阻害してしまうのではないか、という2点である。誤解されないように言っておくと、ポリコレという考えには賛成している。ただし、しつこくて興醒めしてしまう映画が多いということだ。 そういった点を踏まえて個人的な感想を述べていきたい。 まず、マーベル×カンフーについては非常に、心の底から楽しめた。とにかくスタイリッシュなのだ。序盤のバスでの戦闘シーンくらいまではまだ「大丈夫かなぁ?」と正直思っていたが、舞台をマカオに移して行こうは戦闘シーンに釘付けになってしまった。マカオの夜景も相まってカンフー×サイバーパンクな映像はこの映画でしか観られないだろう。 終盤の最終決戦においても、予想できなかった興奮を感じさせてくれる演出がたくさんあり、アジアの世界観が再現されていた。 次に、ポリコレとエンターテイメント性のバランスについて感想を述べていきたい。率直に言うと、最初は違和感があった。登場人物はほとんどがアジア系(中国系)であり、会話の端々に中国語が出てくる。ただし、この違和感はおそらく「ハリウッド映画=アメリカ人、英語」という私自身にあるバイアスの問題なのだろう。確かに以前訪れたロサンゼルスにも中華系の人はたくさんいたな、と納得はできた。そして、最初感じていた違和感は徐々に薄れていったのも事実である。それは物語の舞台をアメリカ→マカオ→中国の奥地、というように徐々に西洋から東洋に移したことが原因だと今になって思う。それによって「アジア人のアメコミヒーロー」というコンセプトも何の問題もなく受け入れることができた。よって、不安を覚えていたポリコレとエンターテイメントの両立が上手に図られていたと個人的には思う。 こんなことを長々書いていると、結局自分は今作品をなんとまとめられるのだろう?と思うが、一言で表現するなら「かっこよかった」なのだ。人種も何もそこには存在せず、ただただ憧れるヒーロー像がそこにある、そんな作品だと思う。
新生
マーベルシネマティックユニバースの始まり 最後まで見どころがあり飽きることがない。 悪役も憎みきれないところもまた良い アイアンマン3観ておくといいかと思います。 シャンチーはなんだか全部がちょうどいい。 観てて安心感がありました。 映像もしっかり迫力があって良かった これからのアベンジャーズも盛り上がりそうで楽しみです。
たのしい!
みんな大好きアジアン武術! 異世界で緑いっぱい珍獣いっぱい! 強面ガチムチ! 裸の巨デブ! 丸いモフモフ! 浅野温子に見えたミシェルヨー! モーガンフリーマンに見えた運転手! エンドロールにみんなでバンザイ! マカオで高所恐怖症は無理っ!
今までと違うマーヴェル。前半と後半でまるで違う映画
これは、スーパーヒーローを期待するマーヴェル映画だと思って見た人は、酷評するんだろうな。 そうではなく、1つの新しいジャンルだと思ってみたらいいのに。 そんな訳で、前半の夫婦対決に始まるカンフーアクションの演出は最高でバスボーイのシーンなどは、良かったのでそれからの展開に期待していたのだが、マカオに移ってからだんだん毛色が変わってくる。 そして後半は、ロードオブザ・リング、ネバーエンディングストーリー、グレートウォールともうごちゃ混ぜな予想を裏切る展開。 オイラには残念だが少しシラケタ感あり。 前半のような展開で最後まで行って欲しかった気も……。 そして「ホテルカリフォルニア」のエンドタイトルですか……。
アクションは最高峰
いやー素晴らしい作品です。アクションは映画史上最高じゃないでしょうか。ただ残念なのは、最後の龍と怪獣の戦い。せっかく良かったアクションがなんだか怪獣映画だったのかと思わせるところが残念でした。しかし、マーベルと分かって観ていれば問題無いか。 全体通して言うと素晴らしい作品です。 また、各所に出るジョークが良い。
もっとシンプルに作れよ・・・
マーベルのヒーロー作品って正直内容が凝り過ぎているよ・・・・ ヒーローモノって内容がシンプルでそのシンプルさの中で子供なり大人にメッセージがあるといいんだけど・・・・ 正直、もっとノー天気に見たいよな・・・・ 本作品見ていて初期のジャッキー映画が、如何にシンプルで面白かった事か・・・・ 本作品、アメリカ人が考えたカンフーヒーロー映画なんだろうけど、目が慣れたのか、カンフーシーンと言うのかな、戦いのシーンにぞくぞく来ません・・・・・ もうひとつ言えば、CGに頼りあ過ぎ・・・・・艇のいい、アニメーションみているような・・・・この複雑なCGには、いまだにメガ慣れません・・・・ もう少しシンプルに作りましょうよ・・・・
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