劇場公開日 2021年9月3日

シャン・チー テン・リングスの伝説のレビュー・感想・評価

全422件中、301~320件目を表示

2.0ジャッキーな序盤は楽しんだが。

2021年9月5日
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序盤のジャッキーなバスと足場アクション迄はCG丸出しでも楽しめたが。 物語が大きくなる程ツマラナクなって大味凡庸で幕。 マーベルは今となっては唯一の快作だったアイアンマン1のあのチマチマした物語サイズにはもう戻せないのか。

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きねまっきい

5.0東洋って、良い文化あるでしょ!!

2021年9月5日
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MCU初のアジア系ヒーローということでいい意味でも悪い意味でも話題になっていた本作。ネットで色々言われているから見ようか見るまいか迷っていらっしゃる方がいらっしゃるのならせめてこれだけは聞いてください。この映画、最高です。 まずやはりこの映画での見どころは最高のアクションですよね。序盤で予告でもあったバスでのジャッキーチェンを彷彿とさせるアクションから始まり、後半ではMCUらしいCGをふんだんに使ったド派手で楽しいアクションを魅せてくれます。特に後半で修行を行った後のカンフーはまるで踊りをしているかのように美しく、幻想的で引き込まれます。もちろん序盤の荒々しいカンフーも好きなんですけどね。 ストーリーはシンプルに家族モノです。なので完全な悪い奴は出てきません。本作のヴィランであるシャンチーの父であるマンダリンも基本的に良い奴です。魅力的で憎めないやつです。 そして個人的に一番推したいのが音楽!綺麗!幻想的!最高!東洋らしい笛などの楽器を使っているのでザ・東洋の神秘といったようで最高でした。 MCUの中でもトップレベルで面白い作品です。是非ご覧ください。

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赤だるま

4.0これから始まる物語

2021年9月5日
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楽しい

興奮

幸せ

マーベルスタジオがアジア人を主役に武術ものを作ったら・・・ そうです、こういう作品が出来上がります。 単なるカンフーものには絶対になりません。 地上戦だけでは絶対に物足りなくって、空中戦が必要になります。 スクリーンを所狭しと動き回って、迫力満点でした。 これから始まる物語を期待させる作品となりました。 主役のシャン・チーも妹のシャーリンもほぼ無名からの抜擢ですが それを名優たちが脇を固めて作品を作り上げてくれました。 名優中の名優ベン・キングスレーも再登場でニッコリですね。

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tom

4.0マーベルヒーロー異色の特殊能力を持たない最強の男と聞いていたが・・・

2021年9月5日
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映画のカンフーマスターで最強と言えば「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」のジェット・リー版ウォン・フェイフォンだと思います。なにせ他の人が手も足も出ないようなラスボスも一発も食らうことなく倒してしまうからです。今回のシャン・チーも優れた身体能力でアベンジャーズが手こずる怪物達を翻弄するのをイメージしていたのですが、実際はテン・リングスという便利な道具を使いこなす武術家で、そのテン・リングスも絶対無敵という訳でなく、あくまで強い力という物でした。 途中でそこまで無敵の主人公じゃないと気づいた時点でだいぶハードルを下げて観ました。 シャン・チーの前に立ちはだかる父親に「グランドマスター」でイップ・マンを演じたトニー・レオン。ドニー・イェンがすごいカンフーを繰り出すイップ・マンを演じている中、同時期に同じ人物を演じたことでどうしても「カンフーなるべく見せる場面減らしたのかな?」と勘ぐってしまう内容でしたが、今回そこまでひどいとは思いませんでした。テン・リングスというガジェットが今回あるのでそれも幸いしたかもしれません。 テン・リングスが結構面白い動きをしてくれるので全く壊れないと仮定すればキャプテン・アメリカのシールドの上位版ともいえるので今後アベンジャーズに参戦した時の立ち位置が楽しみになりました。今回はあくまでシャンチービギニングという感じだったのでこの位の星にします。

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ガゾーサ

4.5アクション!

2021年9月5日
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最初ということで、話はちょっとダレがち。 ただ、それを補ってあまりあるアクション。 個人的には大好き。 個の戦闘は本当にカッコいい。 集団戦はちょっとイマイチだが。 それでも、今後に期待したいキャラクターだな。

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TPO

4.5ホテル・カリフォルニア

2021年9月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

まさにプロローグ的な作品。ニューメンバーの登場です。アジア代表という感じでしょうか?今後の活躍に期待してます。 アイアンマンシリーズにてちょくちょく記憶に残らない程度に登場していたテンリングスの源流が明らかになって次世代に引き継がれたという事です。 盛り沢山で見所満載なので 是非映画館で🎦

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タイガー力石

4.0シェンロン登場からのカメハメハ!

2021年9月5日
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今年の夏は、オリンピック、パラリンピックを通して、世界の人々の多様性を呼びかける動きが高まった。マーベル作品にもその流れの中で、女性や黒人のヒーローが次々と誕生し、そしていよいよ、中国人のアベンジャーズ・ニュー・ヒーローを生み出した。鑑賞前は、それほど期待はせず、全編の半分が中国語のマーベル作品には違和感を持ったが、ディズニーと中国マネーの力で、なかなか見応えある大作に仕上がっていた。 内容は、且つての戦いで『テン・リングス』を奪い、永遠の命と絶対的な力を持ったウェン・ウーとその父に歯向かう息子・シャン・チーとの壮絶な親子喧嘩である。ウェンは、『テン・リングス』の力で、傍若無人な殺戮と征服を繰り返し権力を強めてきた。しかし、謎の村で一人の女性と出会い、これまでの権力争いに見切りをつけ、その女性との穏やかな生活を選択する。その2人の子供がシャン・チー。 しかし、母となった妻が殺され、再び『テン・リングス』の力を手にし、息子までもを暗殺者に仕立て、復讐を果たそうとする。そんな父との生活に嫌気がさし、父の元から去った息子に、父は暗殺者を仕向ける。そこに妹も加わる中で、骨肉の争いへ展開していく。また、母の出身地である、中国奥地の謎の村の存在も、ミステリアスさを増すアクセントとなっている。そして、クライマックスは、シェンロン登場からのラスボスへのカメハメハへと、ファンタジーな色合いが濃くなっていく(笑) アクションは、カンフー・アクションが中心に描かれている為、グロさや痛さを見せしめるアクションでなく、カンフー独特の華麗に踊る演舞のような、素早く美しい戦闘シーンが印象的である。また、謎の村の煌びやかさやそこに住む架空の生物等のファンタジー満載の映像は、ディズニーならではのお得意な描写である。 シャン役のシム・リウは、大作の主演は初めてだが、アジアを代表する新たなアクション・スターとして、これから期待していきたい。また、何といってもトニー・レオンが久しぶりに元気な姿をスクリーンに見せ、相変わらず端正な顔立ちながら、渋みも加わり、存在感ある演技で、作品を引き締めていた。個人的には憧れのヒーローものとしては、主演クラスのビジュアルが今一つであったように感じたが、これも多様性の証なのかもしれない…。 エンドロール曲に、あの12弦ギターが奏でる哀愁漂う『ホテル・カリフォルニア』が流れたのは、我々の世代からすれば嬉しいオマケ。またその後にも、マーベルではお馴染みとなった、次へと続くシーンが2回も盛り込まれているので、最後まで席を立たないように。

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bunmei21

4.5これも家族の物語

2021年9月5日
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alare

2.0やっぱドラゴンじゃなくて龍だよね。

2021年9月5日
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興奮

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カツベン二郎

3.0アメリカンなチャイナとかエイジア・・・

2021年9月5日
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楽しい

物語のほとんどを占める親子の反目とか家族の事柄が、最後の最後、カオスで全て消え去ってしまった!という印象でした。それが悪いわけではなく、むしろ長~く語られる親子関係の方が退屈に感じてしまったかも─。しかも、カンフーから始まってあれやこれやあまりにも判で押したような表現には何か偏りみたいなものを感じます。 映像・音響の質は、基本的に凄いんだろうけど、超大作という認識で見てしまうと、大劇場ではやや物足りない・・・という印象です。 エンドロール終わりまで、やはり、次への布石が流れますが、個人的にはいつもより次への期待は薄いかも─。ただ、あの名曲での締めは最高でした。

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SH

3.0碇ゲンドウと目的は同じじゃん‼️

2021年9月5日
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面白いけど、 いい加減、人間離れした跳んだり廻ったりする誤魔化しアクションではなく、 ちゃんと地に足がついたアクション作品が見たい。

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ムーラン

3.5広げたなぁ

2021年9月5日
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新ヒーローの紹介作品としては、とてもよかった。 トニーとミシェルが出るとシーンがずっしり来ますね。 アジア人ばかりなのでどうかとも思ったけと、しっかりマーベル要素がありましたね。 そして、二回のアフターエンドがしびれました。 1回目はあの人たちが出てびっくり。 2回目のは、えっ?これどうなるの?どう絡むの?って感じ。 ブラックウィンドウといい、ドラマといい、広げまくってるけど、次のアベンジャーズに向けてどのようにまとまってくかワクワク。 とりあえず、11月のエターナルズに向けて気持ちを高めていきます!

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ノリリス

3.5カンフーとファンタジー風味をプラス

2021年9月5日
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単純

興奮

マーベルの新作ということで、かなり期待ていた本作。当然のことながら公開初日に鑑賞してきました。率直な感想としては、おもしろかったのですが、期待していたほどではなかったというか、期待していたものとは違ったかなという印象です。 原作の有無は知らないのでなんともいえませんが、とにかく全編にわたってこれまでのマーベルシリーズとは大きく異なるテイストで描かれています。感覚的に言えば、カンフーとファンタジーの融合といった感じです。 ストーリーは、絶大な力を得られる腕輪「テン・リングス」を手に入れた父から、後継者として育てられたシャン・チーが、父の命に背いて一度は逃げ出すものの、父の暴走の秘密を知り、それを阻止するために父とその背後にいる者と戦うというもの。伏線回収的な要素がほぼないのは寂しいですが、比較的シンプルなストーリーでわかりやすく、新ヒーロー誕生話としては悪くないと思います。 序盤は、新ヒーロー爆誕を思わせる、アメリカンなダイナミックバトルでテンションが上がります。連結バス内のカンフーを駆使したトリッキーな動き、ビルの足場を縦横無尽に飛び回る立体的なバトルなど、キレッキレのアクションにメチャメチャ期待値が上がりました。 しかし、その後、舞台がテン・リングス本部に移ってからは、シャン・チーやシャーリンの背景がしだいに明らかになってくるとはいえ、ややテンポが落ちてちょっと退屈でした。クライマックスも、映像的には迫力もスピード感もあるのですが、ファンタジー色が強すぎて、コレジャナイ感が拭えなかったです。 また、キャストに今ひとつ魅力がないのも残念でした。シャン・チー役のシム・リウは、ストーリー進行に合わせてしだいにかっこよく見えるかと思ったのですが、最後まで印象は変わりませんでした。ケイティ役のオークワフィナも、シャーリン役のメンガー・チャンも、いい味を出しているとは思うのですが、もう少し華のある女優さんのほうがよかったような気がします。今後の作品で、このキャスティングで間違いなかったと思わせてくれることを期待します。 というわけで、これまでのマーベル作品とは異なるテイストの本作ですが、エンドロール後のオマケはいつもどおりありますので、最後まで席を立たないようにご注意ください。

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おじゃる

4.0面白かったが好みが分かれそうな作品

2021年9月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

まず、予告編を見て、カンフー映画をイメージした人は多いはずだが、その感覚で行くと途中の展開から付いて行けなくなる可能性が高い。序盤は「キャプテンアメリカ」シリーズにも通ずるような、純粋なアクション映画といった雰囲気だが、中盤以降は神話がベースの「マイティ・ソー」シリーズに通ずるような、民話を題材としたファンタジーな世界観となっている。 この変化に付いていければ、シャンチー家族の関係の変化に心を打たれる事は間違いない。 特にウェン・ウーの、常に無表情なようで、その奥に垣間見える感情の変化には注目して欲しい。 しかし、この雰囲気の変化に付いていけなければ、勢いに圧倒され、ただ呆気に取られてストーリーを追えなくなるだろう。 中盤以降のファンタジーな世界観はMCUっぽさが薄く、それに馴染めなかった人もいるだろうが、ファンタジーは苦手じゃないけど「何となくつまらなかった」と感じた人はもう一度見に行ってみて欲しい。 個人的には星5でも良いくらい楽しめたが、好みが分かれそうなので星4にさせていただきました。

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やさCF

4.0ケイティというアバター

2021年9月5日
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鑑賞方法:映画館

1 本作はカンフーアクションが見せ所であるが、ファンタジー要素も強いのでカンフーファンタジーといったところである。 アクション主眼とはいえ、ディズニーなので女性が見ても楽しめるように配慮されている。暴力的ではあるが残酷さはない。 主人公の友人、妹、母、叔母など重要な役どころを女性が占めている。何より父親の「剛」の技を上回るために主人公が習得するのが女性から伝授される「柔」の技なのである。父親は千年生きてきたにもかかわらず、女性によって生き方を変えるし、またその喪失によって自制心を失ってしまうほど嘆く。果ては、魔界の罠にかかってしまう。人生を女性に左右される弱い者とされる。 父親が作った組織は男ばかりだったが、後継者となった娘が再興した組織は戦士として女性が半数を、女性の存在感が高くなっている。 2 主人公の友人にケイティがいる。足手まといになるはずのケイティに主人公は引っ張られる形で行動を共にする。ケイティはなぜ興味本位でついていったのか。ケイティは私たち観客のアバターである。超人たちに混じってその活躍を普通の人の感覚を通して伝えてくれる役目を果たす。ケイティはただの傍観者ではない。始めの方でいささか唐突に披露される走り屋としての性格は、そのあとでバスの運転や竹林での運転で伏線となって回収される。また、弓矢を射ってモンスターを倒すことにも一役買っている。観客はケイティとなって映画に参加しているのだ。 3 『ブラックウィドウ』もそうだったが、似たような境遇で育ち離ればなれになったきょうだいが出てくる。はじめはいがみあうが、そのうち有力な仲間となる。本作も『ブラックウィドウ』も主人公を理解し助けてくれる仲間がいない(ケイティは微力だ)。そうしたとき同等の力を持った仲間としてきょうだいが召喚されるのである。一つの中心を持った円が回転する物語ではなく、二つの中心を持った円がお互いを周り、物語が複雑になる。 4 構成的には未知の武具、異界探訪、魔界からの侵略という三つをめぐる物語である。これらはストーリー上相互に絡み合っているが、原理的に直接の繋がりはない。たまたま相関しあっただけだ。未知の武具(テンリングス)は異界(ターロー村)からもたらされたものというわけではない。テンリングスの歴史と異界の村の歴史は全く別のものである。 また、異界は魔界から俗世を守っているとされ、異界特有の武器や風変わりな生物は魔界の性質を分与された歪みにより生じたものとも受けとれるが、物語の文法上、異界と魔界は異なる存在である。異界は人の世と地つづきでありつつ切断されているが(異界はカンフーものとしては少林寺の比喩である)、魔界は別次元にある。フィクションの程度が違う。 そして、それら不思議な経験の顛末を現代アメリカで語るという枠物語になっている。主人公はホテルのドアマンという平凡な仕事から、一気に世界の救済という非日常に接続される。 よくある伝奇物語なら、テンリングスはターロー村の秘宝で、武器庫から盗まれたものだとでもいうことにされるだろう。それなら同じ理屈で貫かれていることになる。だが本作はそういう一元論には収まらないようになっている。テンリングスは未知の物質とされる。たとえ異界の村の秘密が暴かれても、テンリングスの原理はわからない。テンリングスはもっと広い世界と繋がっている。それはアベンジャーズの世界である。複数の世界にまたがっているものが統合されるのがアベンジャーズ的である。 5 本作を見た人は、ああこれは『ブラックパンサー』のアジア版なのね、という感想を持つでしょう。『ブラックパンサー』では未知の金属をベースにした超科学に基づく超ハイテク社会なのだが、こちらは龍のウロコで作られた物質や禅の不思議さに依拠する東洋的ファンタジーであるという点で陳腐で、『ブラックパンサー』のようなギャップ(意外性)は小さい。 主役のコスチュームもアベンジャーズに準じているとはいえ、中途半端である。上半身だけだし、材質も普通の布っぽい。ただこれはブラックパンサーのようにアーマースーツを必要としない強さを持っているというアピールかもしれない。 異界訪問への境界が深い竹林というのは文化史的に面白いが、そこを文明の利器である自動車で簡単に抜けてしまうというのは物足りない。自分の手足で克服して欲しかった。異界の生物が導き手になるのは昔話や伝説の常套だが、もっと主人公たちが努力して行く方がよかった。探検というのは秘境を近代の陽のもとに晒すことだ。隠れ里を暴きそれを壊滅させようと父親は企むが、父親がやっていることは探検者と同じである。 6 ケイティはピンチのとき相手を混乱させるために「ホテルカリフォルニア」を歌うという。エンディングではカラオケでこの歌を歌い、そのまま本家の歌につながっていく。70年代にヒットした懐メロと70年代にヒットしたカンフー映画(燃えよドラゴンは73年公開)の結びつきに頬が緩む。70年代はいいが、なぜ「ホテルカリフォルニア」なのか。それはケイティがサンフランシスコのホテルマンだからだろう。 7 主人公が龍に乗っているのは『まんが日本昔ばなし』と似ていると思った人も多いだろう。だが『まんが〜』の龍は緑色なのに、本作の龍は白銀であることに違和感を抱いたのではないか。日本の龍が緑色なのは苔に覆われているからである。中国の龍はお祭りなどを見ると金や銀と派手である。縁起物だからだろう。『ネバーエンディング・ストーリー』のファルコンは白い龍ですが犬にも見えます。この白さは聖性でしょうか。 『まんが〜』で龍に乗っているのは龍の小太郎(たつのこたろう)。異界の村はタロという名前であるという一致も面白い。 8 母親はターロー村の長(おさ)に拒絶されたようだが、現在のターロー村の長は誰なのか。叔母さんなのか。それにしては長として扱われていないように見える。村の中心が不在だ。ライオンに似た生物の活躍も少ない。

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ぽった

4.0異質感は有るが…

2021年9月5日
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今までのMCU作品からするとやはり異質感満載でしたが、ストーリーも分かりやすく、本気の香港肉弾アクションと、まさかのアカデミー大物俳優が要因となるコメディシーン(勿論オークワフィナも!)は、とても良かったですね! 主人公が最後の最後に"マイ武具"を手に入れるってMCUヒーロー初でしょうか?、トニーもキャップもソーも早い段階でマイ武具を手に入れてるので。 まあ、武装してないからこそ肉弾アクションを堪能出来たのですが。 個人的にマカオ大好きなんですけど、背景のロケ撮影(定番のグランドリスボア!)のみで俳優の芝居・竹足場アクションは別撮りっぽくてちょっと残念…、エンドゲームの日本シーンはロケ撮影すらしてなかったですが、MCUでまともに東アジアロケしたのは今の所、撮影に寛容な韓国(ウルトロンとブラックパンサー)だけですね。 ミシェル・ヨーが解説しながら主人公達に見せる異世界繁栄の歴史をつづった彫刻の中に、香港の中国銀行タワーらしき建造物が! これ、隣で大暴れしてもぶち壊さなかった(斧で引っかいただけ)「ゴジラVSコング」に続くハリウッドのチャイナマネー忖度なのか? 良作出演が続くオークワフィナは、初のロマンス(ヒロイン…と呼んで良いのか?)役でしたね! 今後、新生アベンジャーズ入りしたら、「エクスペンダブルズ」におけるジェット・リーと同じ “強いけどイヂられ立ち位置” となりそうな予感…

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ヒロ

4.5娯楽に振り切った最高の新シリーズ一作目

2021年9月5日
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トラヴィス

3.5今後、扱いが難しい感じが・・・

2021年9月5日
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楽しい

地味な印象を受けたが、作品自体は飽きもしないで楽しめた。 アクションシーンも、お笑いの要素のない昔のジャッキー・チェンみたいな、懐かしい感覚にはなれたかな。 ただし、スピード感に欠ける印象を受けたのは残念。 中国系のアクション専門スタッフを取り入れても良かったかも。 で、今作では敵が父親。 今作の内容から、もし単体で次回作制作するとなると、かなり難しいキャラになってしまうんじゃないかと。 テン・リングスをめぐる戦いか、妹との内紛くらいしか思い浮かばないし。 また、現在までに制作された他のキャラと共演させるにしても、能力考えたらパッと思い浮かばないんだよね。 オマケにホテルマンだし・・・

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案山子男

4.5今までと一味ちがって面白い!!

2021年9月5日
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楽しい

今までのマーベルと一味違ってとても面白かったです。中国の綺麗な風景も凄かったです。男女の友情や、兄弟の関係を絶妙に描いていてとても良かったです。 そして何よりもバトルシーン!!スリルと迫力が満点でとても面白かったです。キャラクターもかっこいいだけでなくちょっぴりカッコ悪いところがあって凄く愛着が湧きます。次が楽しみです。話がどんどん進み最後の30分は脳の回転が追いつかなくなりそうになりますwww

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モブ子

2.5継承

2021年9月5日
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148本目。 平たく言えば、そうなのかとは思ったけど、現在の始まりがベタ過ぎて。 ストーリーも悪くはない、中国系がメインな感じだから?いやそれも違う。 切迫感もそれ程感じず、ファンタジー感も、まあいいかなと、何か作品にのっていけず、気付くと眉間にシワ。 まあでも次もどうせ観るんだから、そっちに期待と言う事で。

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ひで