「面白かった!!・・・・けど気になった点もあった」シャン・チー テン・リングスの伝説 オギヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった!!・・・・けど気になった点もあった
公開初日に鑑賞
「自分が良かったと思った点3つ」
1、アクションが高クオリティ!!
ジャッキーアクションを彷彿とさせるアクションが迫力がありユーモラスがありとても良きだった。(特に前半のバスのシーンや窓際での戦いなど)
それもそのはず。
アクション担当した人はブラッド・アランというジャッキーのスタントチームにいた人。
俳優としてはジャッキーチェンの映画「ゴージャス」に出ていて、小柄ながらもものすごいキレのあるアクションを披露していました。(残念なことに2021年8月に他界してしまったので本作が遺作になってしまいました。)
2、ヒロインのケイティが良いキャラ
ケイティは不思議なキャラクターだ。
自分の中で「こんな女友達いたら人生楽しいだろうな」キャラ1位になりましたw
しっかりと作品の中で一種の清涼剤となっていて、いいキャラだった。
3、トニー・レオンの演技
これは多分多くの人が感じたかもしれないがトニー・レオンの演技がやばかった。
父親であり、不幸であり、不器用であり、家族を愛していたり・・・・・終始もの悲しそうな表情の中に魅力的な面影もある見事な演技だと感じた。もちろん腕輪アクションも最高。
以上の点から個人的にかなり評価の高い映画となりましたが、以下気になる部分もありました。
「個人的に微妙だったと思った点2点」
1、前半と後半で色が違いすぎる。
後半は怪獣映画という意見が多くあったが、まさにそれ。
ジブリ+ディズニー+ドラゴンボール+ゴジラ+・・・・・CGも盛大に使われていて迫力や面白さはあるのだけど、「観たかったのはこれじゃない」感を感じてしまった。
印象を料理に例えるなら中華料理店に入って最初は美味しいチャーハンや餃子が出てきたのに、最後に巨大アメリカンステーキが出てきた感じ。いやすごく美味しい。美味しいいけどなんか違うな。みたいな
2、演出に荒や矛盾点が見える
・ケイティがついてきてくれるのは嬉しいし重要キャラなのはわかるけど、どこにでも強引について行き過ぎじゃない??
・シャンチーたちはターロー村に竹やぶに襲われながらあんなに頑張って到着したのに、マンダリングループあっさり到着しすぎじゃない??
・結局あの仮面武道家は何者やねんw
・シャンチー、お母さんからもらった服(コスチューム)をあっさり、さり気なく着てるんじゃないw
などなど結構気になった点が多かった。
最後に嬉しかった小ネタ↓
シャンチーの部屋に「カンフー・ハッスル」のポスターがあってテンション上がってた所に、その映画に出演しているユン・ワーが出てくれていることに感動した(ターロー村にいたおじいさん)
皆さんは他に気がついた小ネタなどありますでしょうか??もしよろしければコメントで教えて下さい^_^