あの夏のルカのレビュー・感想・評価
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エモい
あえて若者言葉で言わせてください。 エモい映画でした。 少年達が抱く素敵な夢。 彼らの無限の想像力。 何も考えず走り抜けられる行動力。 利益など考えず友の為だけに尽くせる純粋な気持ち。 大人になった私には、持っていないものが詰まっていました。 映像もキレイで、魅力的でした。 このファンタジー映画を観て、 「これは現実的に考えると、、」なんて考えてしまう自分がいて、ファンタジーを楽しめなくなりつつある自分がなにより悲しいです、、、 彼らのような純粋な気持ちが無くなることが大人なのかもしれないけれども、、、 今は感じることのできない、子供の時の気持ちを体験できたようで、色々な気持ちが込み上げてきて、、、 やはり一言でまとめるとするなら、 「エモい」映画でした。
登場人物と一緒にイタリアの街を駆け抜けた気分!
海と空の間の私達。手紙や電話で繋がれる時代。 喧嘩した事もあるけど大切な友達に「元気?」と連絡したくなるような作品でした。 恋愛や恋人要素が全くないので自分も登場人物の友達の気持ちになれました。 CMが青春感満載で私の好きなピクサー映画の作風では無いかな?と思ってましたが、そんな事なかったです! 夏の海と太陽の眩しさなのか青春の眩しさなのか分からなかなるくらい素敵な作品で、一緒に自転車レースを走った気分。 ピクサー映画は当初大人向けの映画を目指したかったと言うように、今回もリアルな感情や裏切りや嫉妬が鋭かったです。 これといった大きな見せ場山場はありませんが、終始ハラハラドキドキさせるポイントがあります。 観ている私たちもハッと息を呑んだり、危ない!見つかる!と声が出てしまいました。 もし映画館での上映も有れば映画館で観ていたと思いますが、映画館でも同じように声を出す人続出だったのではないでしょうか?
良かった、んですけどね
爽やかな夏の映画で、水の表現と色彩に魅せられる。 ストーリーの前半はワクワクしたけど... 泣いた赤鬼感がすごい。 観て損することはないし、 嫌われる作品でもないと思う。 ただ、他のディズニー作品と比べると ギリギリの4点かなぁ 作品としての完成度は高いと思うのに、 何度も観たい!とはならなかった。 誰かにオススメするにも弱い。 すべてはディズニー作品が好きすぎる故の期待値の所為 でも、もう少し子どもが大きくなったら一緒に観ます。
かつて少年だった大人達へ。
ビジュアルに騙される事なかれ。 「あの夏のルカ」、こう見えて大人の鑑賞にしっかり耐える名作でした。 ヨーロッパの美しい街並み。 半魚人の少年と現地の少女との青春。 心に染み入るビターなドラマ。 どれも本当に素晴らしかった。 これほどのクオリティ、スクリーンで見れなかったのが残念だ。 外観や人種を超えて心を通わせるストーリーは、ノスタルジックなファンタジーとして魅力的だ。 更に、これらの隔たりが現実の人種問題に対するアンチテーゼとして上手く機能しているのが見事。 90分という尺も的確で、長すぎず短すぎず、ダレることなく展開が続き最後まで心地よく鑑賞することができた。 ソウルフルワールドといい本作といい、近年のピクサー映画は大人に向けて本気で作っているのが好印象。 ピクサー作品を子供向けだと思っている人にこそ、ぜひ見てほしい。
謝罪レビュー
ディズニーファンの方、申し訳ありません。 私のレビューは無視して下さい。しかしながら世の中、皆が皆、ディズニー映画を好きではありません。私の場合、リメンバーにしろ、この映画にしろキャラクターが好きではありません。背景のクオリティー、特に水の表情など半端ないです。 でもキャラクターが嫌いなのでどうしても評価をつけれません。ディズニーを好きな人に悪者はいないと思います。もっとも悪者はディズニーを見ないと思いますけど、そう思うと全世界の人がディズニーを好きになると戦争もなくなるのでは・・・・是非、子供にはスプラッター映画ではなくディズニー映画を推薦します。私も早くディズニー映画を楽しめる人間になれる様に日々精進いたしますので今回の評価1はお許し下さい。変なキャラクター、物語が台無しです。
男の子は夏に成長する
素晴らしい物語を素晴らしいキャラクターたちが 素晴らしいスピード感で駆け抜けた。 舞台はイタリアだけどどこか懐かしく、 自分の小学生時代なんかを思い出したりしました。 男の子は夏にグッと成長するものだと思う。 それは親ではなく友だちによって経験して成長するんだと 思う。 それはどこの国でも一緒なんだな。 友だちと出会って、一緒に何かを経験して、 ケンカして仲直りして友情を深める。 単純な物語だけど、王道が一番グッと来ます。 脇を固める親やおばあちゃん、片腕のおじさんそして敵役 みんなキャラクターがあってとても良かった。 女の子を入れて最強の3人組だけど、 男の子2人組はやっぱり最高! 居なくなったお父さんの話を続編で是非やってほしい。 季節はまた夏でお願いします。
最近のピクサー作品はジブリに匹敵!?
ピクサーといえばトイストーリー、ニモ、カーズなど素晴らしいシリーズがある一方、ちょっと前までの単体作品はイマイチなものが多い印象でした。 ところが最近はソウルフルワールド、2分の1の魔法、そしてこのあの夏のルカと素晴らしい作品を生み出しています。 ジブリってほとんどが名作で一つ一つは単体なんだけど何回も観たくなるような素晴らしい映画が多いですが、ピクサーもその域に達してきていると感じました。
配信向き、家族みんなで
夏のさわやか系ファミリー向け作品で、よくできていた。 ピクサーっぽくなくて、動き自体を楽しんで描いていたり、瞳や手足・水なんか動きが日本のアニメぽっかったり……特に宮崎アニメに似ていたような。 坂を駆け降りる自転車が途中で壊れて、自分の足で走るところなんか、まんま『未来少年コナン』や『カリオストロの城』でしょ、と突っ込みたくなったし。 物語を広げるだけ広げて、唐突感満載でいきなりまとめちゃったところも『魔女宅』や『紅の豚』などのジブリ作品っぽい。 怪物(シーモンスター)と人間というのはおそらく、難民・移民だらけの今の世界を反映させて、「人種や宗教の違いをいかに超えて理解し合えるか」「友達・隣人になれるか」みたいなことの代替表現なのかなと。 でかい画面で動きは見たいものの、内容的には家族で家でわいわい言いながら観るにはぴったりで、案外配信に適しているなという印象を受けました。
とにかく映像が綺麗
初めはすごくリトルマーメイドだけど、時代は変わり多様性を認める時代へといった感じでしょうか。 やっぱりピクサーは人間らしくて素敵だ。 悪くないんだけど、リメンバーミーと比べればインパクトが弱い気もした。 セリフはすごくいい。家で眠たい中見たせいかそこそこの星だが、もう一度見直そうと思う。
どこにでも行ける!
世の中には変わった自分のことを受け入れてくれない人もたくさんいるけど、受け入れてくれる人もいる。そんな仲間を大事に思いながらも、また明日へと踏み出すんだ。いついつまでも同じ魚の下、互いにがんばっては、心の中にいるから。ベスパのために海の上へ。何かニオう?モンスターや腕がないという設定描写。周囲になじめない象徴として。本当の多様性って? 最初の方からまっすぐな行動原理で、次第に引き込まれていく自分がいた。知らない世界が広がる。知ってるつもりだったことも新鮮に響く、見えてくる。そう、ディズニーやとりわけピクサー作品なんかは冒頭の方での主人公の望みなんかは本当に大切なもの=作品のテーマに至る前フリ・過程みたいな感じで、見る側としては予期せぬ方向へと転がっていくのに、見終わる頃にはそこに、それしかあり得ないくらいの必然性を感じるからすごい。 だから、今回も無条件におもしろく心温まる。本当に大事なことを教えてくれるみたい。うまく言えないけどやっぱり色々とうまくて子供から大人まで全世代楽しめる、等しく刺さるはず。これだけ美しい映像世界がTVで見られるなんて。と思う一方で、だからこそやっぱり映画館でも見てみたい気もする。ほんとにどうかしてる、マンマミ〜ア。同じ海の下からという意味で『リトル・マーメイド』(←ルッキズム)や『ファインディング・ニモ』なんかを勝手に思い出す瞬間もあった。涙腺崩壊鳥肌?負け犬バンザイ!行けルカ〜がんばれ〜〜 Fine
友情の必要性を改めて問われた作品。
感想 見る前はジブリ映画のポニョのような映画なのかと思っていましたが少し違うと感じました。 予告編通りルカとアルベルトの友情、シーモンスターと港町の人々との異種間交流がテーマになっていました。とにかく爽やかな映画で物語自体も大きく展開することはありませんでした。しかしそれでいいと思いました。観た後の後味が良いもの観たなぁと思えたからです。 無知ゆえに知りたがりのルカと世界の広さを伝え導く相棒のアルベルト、ルカたちが挑む自転車レース仲間のジュリアのトリオが良い味出してます。いがみあいながらも互いを認め合い、そして助け合う。友情だなぁという映画でした。シーモンスター目線の人間世界の見せ方も面白いと思いました。 しかし、所々ご都合主義な展開がある印象も受けて正直これで良かったの?と思う部分もありました。また、物語のラストが意外な形になっていて驚かされました。 総評 ピクサー作品らしからぬ日常系爽やか友情映画。夏が恋しくなる映画でした。
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