「しあわせの香りとは」パリの調香師 しあわせの香りを探して SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
しあわせの香りとは
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調香師というと日本での企業に属して芳香剤などを作るイメージだったが、さすが香りの大国フランス、フリーランスの調香師という仕事があって、香水作り以外にもあらゆる匂いに関わる仕事をすることをこの映画で知って、お仕事ドラマとしても面白かった。
主人公のアンヌがHSP体質というか、鋭い嗅覚を持つ一方、感覚が繊細過ぎるために社交も苦手で仕事の営業はエージェント任せで来てしまっており、嗅覚が衰えてしまってからは特に嫌な仕事ばかりでさらにストレスを溜める毎日を過ごしているという設定がリアル。
ギョームとアンヌが結ばれるのかなと思ったら違うハッピーエンドが用意されていて、アンヌにとってはギョームは恋人というよりもバディになったのかな、はっきりとは提示されないところがフランス映画も今時の雰囲気。
ともあれ、分かりやすい邦題。
みんな幸せの香りが見つかって良かった^ ^
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