「出会いが人を変える」パリの調香師 しあわせの香りを探して ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
出会いが人を変える
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調香師のアンヌは、ホントイヤな女だね。
高慢な感じが全開なんだけど、人を見る目はあるんだな。
どうして、ギヨームを再指名したんだろ?
ストレートに自分にぶつかってくれたからなのか、彼の真面目なところを見抜いたのか。
この二人が、どこかで恋に落ちてハッピーエンドになるんだろうなって、そう思いながら見ていたのに、そうならなかったところが、とても好感が持てました。
人生のこと、キャリアのことに焦点を定めてブレなかったところ。
人って、仕事に助けられる。
家族とうまくいかなくても、友達がいなくても、好きな仕事に出会えたら、今ある仕事を好きだと思えたら、何とか前を向いていけるのかな。
わたし的にはアロマ派だけど、ケミカルな匂いでも、香りって人をハッピーにする力があるんですよ。
イランイラン、ベルガモット、ペッパー、香りの元となる言葉だけで、何だかいい香りがしてきそうな、芳醇な映画でした。
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