「全くおもしろくなかった」ミッドナイト・スカイ Levi01さんの映画レビュー(感想・評価)
全くおもしろくなかった
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この映画を簡単に説明すると、北極の天文台に残った老科学者と木星往還船のクルーの女性は実は親子で、老科学者はその女性の幼い頃の幻覚を見ていましたって話。女の子が出てきた瞬間に直感的に幻覚なんだろうなとわかるが、途中、老科学者不在のシーンでも女の子が行動しているので、「あれ?」と思うが、結局は幻覚だったというどうしようもないオチが待っている。
地球に何が起きたのか説明はない。放射能汚染に言及するシーンがあるので、核戦争でも起きたのだろうけど、そこは視聴者のご想像にお任せしますっていうスタンスをとっている。
人物を掘り下げていないので、別の女性クルーが事故死するシーンや、家族思いの男性クルーが死ぬのを覚悟で地球に還るシーン、別の同僚の男性クルーがそれに付き合うシーン、果ては老科学者と女性クルーが実は親子であると判明する終盤の無線通信のシーンを見ても何の感興も起きなかった。ただただ冗長で、途中から見るのが苦痛になる映画だった。
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