キャリー(1976)のレビュー・感想・評価
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超能力による大量殺人の主犯‼️
キャンパスのいじめられっ娘が、超能力で復讐を開始するパラサイコロジー映画の傑作ですね‼️やはり私は70年代から80年代初頭のデ・パルマ作品が大好き‼️当時のデ・パルマ監督はたくさんの必殺技を持ってた‼️スローモーションしたり、画面分割したり、カメラを360度回転させたり、ワンカットの長回ししたり、ホントにカメラの向こうではしゃぎ回りながら演出してるデ・パルマ監督の姿が目に浮かぶ‼️超能力で会場の出入り口のドアを塞ぎ、全員を閉じ込め、電気をショートさせて火災を起こしてからのサスペンスの盛り上げ方もホントに上手い‼️そんな数々の技巧と、すべてを焼き尽くす炎や十字架への磔のシーン、住宅に石の雨が降り注ぐシーンといった宗教的なシーンで醸し出されるのは、キャリーの心情を反映するかのような地獄絵図、それとも黙示録の世界でしょうか⁉️あーホント恐ろしい‼️そして同時に悲しい物語ですね‼️当時26歳で高校生キャリーに扮したシシー・スペイセク‼️あのプロムの壇上で、ブタの血を浴びせられた時のあの表情‼️オスカー・ノミネートも納得の恐ろしさ&素晴らしさ‼️彼女には是非キャリー役で「スキャナーズ」に出演して欲しかった‼️
キャリーの初潮に対するパニック、 それをバカにする同級生のいじめ、...
キャリーの初潮に対するパニック、
それをバカにする同級生のいじめ、
見ていてしんどいシーンだけど、
いじめのシーンにいくまでだけど
監督さん、かなりエロを意識して撮っている気がするのは
僕だけか? f(^ ^;)
自分も普段の仕事、生活で、
心無い言葉に傷つくことあるし、
嫌がらせを受けたこともあるが、
豚の血を浴びせられたことはない。
豚の血を浴びせられないだけ、
僕はまだましな方なんだろうな、
なんとか自制心は保っているつもりだ。
なるべくトラブルは話し合いで解決したい。
どんなに憎くても、
どんなに復讐したいと思っても、
キャリーのような悲劇を起こさないためにも、
なるべく超能力は使わないようにしよう。
静かな絶望が、火炎地獄に変わる時
※とても感情的な文章です、
ご不快になるかもしれません。
申し訳ありません…。
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「待って!先生!お願い聞いて!あそこに!
キャリーが…!!」
おそらくそう叫んでいたであろう
スーの訴えも虚しく、
卑劣な魔の手にかかったキャリーは
激しい怒りと憎しみに飲まれ、
真実を見据える目が濁り、
善人であろうと悪人であろうと無関係に地獄に送る
魔女と化しました。
そうさせたのは、他でもない一部の彼らですが、
プロムの惨劇の場面が終わった後
とんでもない頭痛に見舞われました……。
悲しい、つらい…。
まだあどけなさの残る少女が
ただ内気なだけの
痩せっぽっちの少女が
笑うと実は花が綻ぶような可愛らしさのある少女が
特別な力を持っていただけの少女が
なぜこんな仕打ちを受けなければならないのか。
いつもそうなのですが、
ある時ふと、観たくなるのがこの映画なのです…。
そして必ず後悔する…もう観たくない…。
まだ頭が痛い……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)キャリー…、スー…。
絶妙に後味が悪い
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
キャリーがただただ可哀そうでした。狂信的キリスト教徒の母と生活しながらも、健気に生きている中で、クラスメイトからのいじめ。
母にとんでもないことを言われても、「ママ愛してる」というあたりの優しさ。パーティーで初めて普通の幸せを感じていた中での、あのいじめ・・・。見ている側は「キャリー逃げて!」と思わされ、見事に演出にハマった感じでした。
豚の血をかけられてからの体育館での移動の姿や、パーティーからの帰り道の姿は、まさに人ならざるものという姿に見えました。
最後のシーンは単純に驚きましたし、後味の悪さをより残したシーンでした。
オカルトホラー映画の傑作
ジャンル的にはオカルトホラーだ。主演のシシー・スペイセクはキャリー役にピッタリだ。リメイクではクロエ・モレッツが演じているが、ちょっと可愛いすぎる。シシー・スペイセクも最初はドジでブスな感じだったが、プロムナイトの頃には洗練され綺麗になっていくところが素晴らしい。
プロムナイトでベストカップルに選ばれ、キャリーが人生で初めて味わう幸福の絶頂期だったのに、分かってはいるが、その後の血の洗礼を受けるのは見ていて辛い。
この血の洗礼がなければ、彼がキャリーに対して本当に恋愛感情が芽生えて、別の展開でハッピーエンドの話になるのではないかと思えるくらい、二人の関係は良くなってきたのだったが、残念。
キャリーの母親が狂信的なキリスト教信者で、家庭でのキャリーに対する雰囲気がオカルト映画っぽいところが怖い。
最後、一人生き残ったスー(エイミー・アーヴィング)がキャリーの墓に花束を捧げ涙を流す、静かなエンディングだと思ったところに、とんでもない展開が待っていた。
よくできたホラー映画だが、マイナス点を挙げると以下のとおり。
血を浴びてからの惨状は、放水や電気ショック、火事等、仕掛け的にはややチープな感じがする。
血の洗礼を止めようとしたスーが生き残ったのは良いが、どちらかというと、キャリーに対して同情的だった先生を殺す必要はなかったのではないか。
結局最後にキャリーは死んでしまうようだが、ほとんどの人はキャリーへ感情移入していることを考えれば、何らかの方法で生きていてほしかった。それとも、生きているのか?オカルト映画とすればあり得る。
目を見開きながらのテレキネシスに戦慄!
"キャリー" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
原作は未読、2013年版は視聴済みです。
最初に言わせて。女子って怖ぇ…
シシー・スペイセクをはじめ、高校生役の人たちが全く高校生に見えませんでした。シシーは当時26歳だそうな…
ですが、そんな些細なことはクライマックスの凄惨場面でものの見事に吹き飛びました。ヤバさは2013年版が霞んでしまうくらい、本作の方がダントツで上でした。
目を見開いて、テレキネシスで自分を苦しめた奴らを血祭りに上げていくキャリーが怖いのなんのって…。画面分割演出が上手いなと思いました。照明が赤くなるのもグッド!
ラストもかなりショッキングで唖然としました。
※修正(2021/11/25)
もう40年近く誤解していたことになりますがこれはちっともホラーでは...
もう40年近く誤解していたことになりますがこれはちっともホラーではなくて、狂信者の母に支配され学校でも虐げられたいたいけな少女の清らかな魂の解放の物語。
豚の血を浴びたキャリーのスチルが当時小学生だった私を怯えさせていたわけですが惨劇に至るまでのキャリーはあまりに可憐で眺めているうちに涙が出てくるほどで、プロムキング候補のイケメン、トニーと恥じらいながらチークを踊るキャリーに実際泣きました。
映像は演じるシシー・スペイセクの向こうが透けて見えるようなきめ細かい肌の質感を見事に捉えていて溜息が出るほど。キャリーの受難を暗示するように直接的またはサブリミナル的に繰り返し十字架が浮かび上がる仕掛けも洗練されていて美しい。70年代のオトナはこの映画の魅力を子供達にちゃんと伝えるべきだったと思います。
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