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「【インドで増加しつつある女性への性的暴行をテーマに、サスペンスフル且つミステリアスに”ある事件”の顛末を描いた作品。】」浄め NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【インドで増加しつつある女性への性的暴行をテーマに、サスペンスフル且つミステリアスに”ある事件”の顛末を描いた作品。】
ー米国女性アーリンスミスは、バンガロールのホテルにチェックインし、電話で誰かと話ヲしてから、街に出て裏通りで拳銃を危険な目に会いながらも、何とか手に入れる・・。
一方、二人のインド人女性ジャーナリストは、女性の人権を啓蒙するようなコンテンポラリーダンスを各所で催す。-
・劈頭、24H ATMの灯りが映され、ピストル音が4発・・。
-ん、何だか”通常の”インド映画ではないぞ・・ー
捜査に当たる、インド特別捜査官たち。
・サスペンス要素溢れるストーリーと、時系列を巧みに操作した構成が面白い。
・アーリンスミスが、インド人の名前を書いた紙をボードに張り、襲撃作を練るシーンの合間に何度もフラッシュバックのように挿入される”ある”シーン。
<楽しい踊りや、音楽は一切出て来ない(コンテンポラリーダンス風のものは何度か映されるが)インド映画。
インドで多発する(と、劇中語られている。特に少年の比率が増加している事)女性への暴行事件をテーマに掲げ、インド伝統宗教要素も絡ませながら描いた作品。>
■蛇足
・私は数年に一度、インドには仕事で行く。今作でも、主要な舞台となったバンガロールへも・・。
私自身は怖い思いをしたことはないが、”確かに年々治安が悪くなっている・・”と、現地社員が言っていた。
世界的なこの嫌な流れは、止める事はできないのであろうか・・。
<2020年10月25日 刈谷日劇にて鑑賞
”インディアンムービーウィーク2020”の一作。>
NOBUさん
コメントありがとうございました。
こういうイベント上映って、アンテナ張ってないとわからないですよね。
リタイヤしたら機会をハントしに行きたいです。