劇場公開日 2020年10月9日

「法廷もの。」シカゴ7裁判 オクやんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5法廷もの。

2020年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アメリカ人が大好きな法廷物の作品です。しかも事実に基づいているとなれば、なお興味が湧く作品となってる事でしょう。
舞台はベトナム戦争真っ最中。その中において抗議運動から逮捕・起訴された7人の男の裁判の行方を描いた実録ドラマです。
内容としては非常に骨太の濃い内容となってます。当時の若者なら、誰しも抱いていたであろう反戦、反権力に立ち向かう姿勢がありありと描かれており、観ている者も、そういった若者たちに共感を覚えずにはいられない事、必至です。ラストは、とても印象深いシーンで終幕を迎えています。また随所随所にアメリカの良心が反映されてるなぁとも感じました。
にしても演者の1人、トム・ヘイデン役を演じたエディ・レッドメインは今時ではなく60~70年代の映画が似合う風貌だったのが印象的でした。

※映画館にて鑑賞。

オクやん