天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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今見るべき映画
三浦春馬さんが心血注いだ映画と言う事で期待してました。予備知識として監督や共演者の方々の熱い思いもネットなどで伺っていたので、より作品に重みを感じました。
「三浦春馬」さんの演技は圧巻でした。本当に丁寧に心情を体現されていますし、立ち振る舞いや殺陣、台詞の言い回しも見事です。前半の粗削りで突っ走りがちな若い才助から、後半の留学によって深い見識を身につけ、高い志を掲げ民の先陣を走り尚且つ「俺についてこい」と言う、強いリーダーシップと全霊をかけて果たそうとする責任感。まさしく五代友厚がいたからこそ守られた国益であり日本の産業革命だっだのだと思います。その功績を忘れてはいけないとの思いから「五代友厚プロジェクト」が出来たのだと思う。
是非若い世代に見て欲しいと思います。時代の変換期に「夢のある未来を作る」100年後を見据え只の理想論ではなく、数字を持って未来を語る、通信も鉄道も外資に渡さなかったのは五代友厚の功績だとするならもっともっと讃えられて良い人物であるし、今現在も日本は日本を守る為にしなければならない事は、五代友厚の生きた時代と変わらないのではないでしょうか。2時間では足りないと言う意見もあるようですが、内容の濃い2時間なので何度か見直して腑に落ちる全体像もあるように思います。私は既に4回見ました。そして幕末から明治維新をもう一度勉強しなおそう、三浦春馬がこの作品の為に学んだと言う儒教の教えにも触れてみようと思いました。
五代友厚そのまま
映画自体は…
先の感想にもありましたが、駆け足でストーリが進むため、ダイジェスト版とまでは行きませんが雑な印象を受けました。この尺で語るには短いと思います。ストーリー自体も特に惹き付けられないし、深みも感じませんでした。眠らなかっただけマシかな。遺作なのに厳しい感想で申し訳ないけど、三浦春馬さんのことがなければ、鑑賞は地上波放映で十分と思いました。
三浦春馬さんの演技自体は、熱量に溢れ、先が楽しみな役者さんだったなぁと改めて感じました。”早逝されたことが残念でたまらない”、この一言につきる。最後のお通夜のシーンが、春馬さんの件と被り、コロナがなければ、沢山の参列者が弔問に来ていただろうと、胸詰まる思いでした。
期待はずれ…
三浦春馬さんが好きで妹と楽しみにしていました。彼の作品は他にも色々見ていてその演技力が素晴らしいのは分かっていました。この作品も彼の演技は良くて惹きつけられましたがそれ以上に作品、原作自体が面白くなかったです…
上映時間を気にして?か展開が早くて一つ一つのシーンに深みが感じられませんでしたし悲しいシーンでもそこに至るまでのエピソードもほとんどなかったので感情移入も出来ませんでした。駆け足で五代友厚という人物を紹介しただけの作品で何か雑な印象ですね…
三浦春馬さんの大ファンで彼の姿だけスクリーンを通して見られれば満足という方には良いかもしれませんが(その場合でも五代友厚の人物像と時代の背景はあらかじめ予習していかないと難しいと思う)映画を楽しみたいという方にはオススメしません。
見所満載の2時間
何度でも観たい
金曜土曜と2回観ました。
春馬さんの気迫ある素晴らしい演技に圧巻で、共演者の方々もどなたも素晴らしかったです!
また、初日は駆け足だなぁと思い、大河で観たかったと、俳優陣の演技が素晴らしいだけに思いました。でも、2回観て印象が変わりました。2時間の中で、これまでクローズアップされなかった、あれだけの事を成し遂げた五代友厚の人と成りを、空想の人物はるさんも入れながら、わかりやすくまとめていたと思いました。
あの時代からSDG'sの理念に近い社会を目指していた、まさに100年先が見えていた人、そんな五代を春馬さんが集大成かのように、魂込めて演じていたと思います。
作り手の気持ちがとても伝わってきました。
また、五代と春馬くんの生き様が重なります。
最後になってしまったこの作品、一方で最後に相応しいものだったと思う。
春馬くんは、この作品を世に残して、天空に駆け上がってしまいました。
残された私達は、今この時代に於いて、まさに国力を高めるべく、襟を正す時なのではないでしょうか。
三浦春馬と五代友厚の魅力を知る
幾つかの観点に分けて評価してみました。
三浦春馬さんの魅力を堪能できる、という点で☆4.5
五代友厚という人物に興味を持った、という点で☆3.5
歴史ものとしてはとっつきやすい映画である点で☆3.5(それがいいかどうかは人それぞれ)
話の面白さは☆3.0 これ以上は付けられないです。
三浦春馬という人は、端正な顔立ちですらりと長身ですが、顔写真だけだと大人し目でやや地味な印象です。でも本作での迫真の演技、殺陣の静と動の鮮やかな切り替わり、品のある佇まい、豊かな表情など、この人はスクリーンの中で生き生きと動いている姿が一番輝く人なんだなあと思いました。
五代友厚は、朝ドラで人気のキャラクター(観てないです)という知識しか無かったのですが、魅力的な人物ですね。本作では、明治になってからの五代をあまり詳しく描かないので、「天外者」と呼ばれた五代が具体的にどんなことをやったのかがわかりません。子供の頃、地球儀を作った才能(アイディア力、発想の転換など)はどう生かされたのか、後半は正義の熱血漢みたいになってました。商法会議所での熱弁は見どころの一つなのでしょうが、そこに至るまでが省略されているので何を訴えているのか分からず、でした。
三浦翔平さんと森川葵さんの演技は良かったですが、あまり必要の無いエピソードのせいで重要な部分が欠けてしまったという感じです。
以上、これからご覧になる方の参考になれば、と思います。
何度見ても涙
天外者は三浦春馬さんの最後の主演作ということを抜きにしても、本当に多くの人に見てほしい映画でした。
今から150年ほど前の若者が未来に夢を持ち、自分の進むべき道を突き進んでいく様子を見て、今のこの世を彼らが見たらどう思うだろうか・・そんなことを感じてしまいました。
約2時間弱ですが、不思議ととても長く観ている感じがしました。きっとそれほどこの世界に引き込まれたのでしょう・・
三浦春馬さんの薩摩言葉、剣の扱い方、本当に心から感じて涙を流すシーン等、本当に見入ってしまいました。どれほどの努力をしたのか・・きっと五代友厚という人はこういう人だったんだろうな・・と思えてくる所作でした。
主演を支える3人の友もそれぞれ素晴らしく、翔平さんも今までたくさんの人が竜馬を演じてきましたが、五代さんとの関係でみるときっとこういう感じだったんだろうな・・と思うし、西川さんも最後の大阪商人相手に五代さんが演説するシーンでは友厚を後押ししていて素敵だし、森永くんの伊藤博文も今までとは違う伊藤博文像で、だけど4人といると「あーこんな感じかも・・」と思えました。
また、女性陣も素敵でした。
3回見ましたが毎回感情移入ポイントが変わり、昨日は髷を切る姿を見つめる母の姿に涙し、最後の豊子さんの表情にグッときました。
「俺にまかせろ! 俺についてこい !!」
今の日本にこんなリーダーが欲しいですね
まだまだこれからも見に行きたいです
魂が宿っていたなぁ。
参りました。もう一度じっくり観たい。
今観るべき映画
知らなかった 五代友厚氏
幕末のドラマはよく見ていますが、五代氏は知らなかった。大きく時代が変わる時、英雄が現れるという言葉が有りましたが、幕末は、英雄や天才がたくさんいたのですね。
ただ沢山の資料を詰め込んでいる感じで、展開がめまぐるしく、もう一度見ないと理解出来ないと思いました。
ただ思ったのは、五代友厚氏や英雄と云われる人々は必死に時を生きている。
五代氏の言葉に、俺は生きなければならない!と身も心もズタボロになりながらも、必死に何かを求めて、自分が探している物、自分の生まれてきた役目を探し求めている様な姿を見て強い人だと思った。
三浦春馬さんは大好きな俳優さんでした。
見事に五代友厚氏になりきって演じていました。
なのに、何故、生きる目的を見失ってしまったのか。
やはり最後は寂しい気持ちになりました。
日本のトップに立つ方々へ!
今日本のトップに立って立っている管領の方々にこそ是非観て頂きたいです。
五代さんは三浦春馬さんの中にずっといたんだと感じる作品でした!
魂の叫び、あれは演技であって演技ではない!心の叫びです。一人でも多くの方に観て頂きたい作品です。
三浦春馬さんの想いが全て込められている作品
まさに天外者…志は未来に…
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