天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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見所満載の2時間
閉ざされた時代に先見を持ち、国を憂いて自分を顧みず生き抜いた先人達の熱い想いが伝わる映画。
今の日本と重ねると、当時の人達の想いにハッとさせられました。
五代役の三浦春馬さん全身全霊の演技は必見。
所作や殺陣、細部までのこだわりを感じます。
他のキャスト陣も見事にはまり、あっという間の2時間。
キラキラ生き生きした三浦春馬に会える
数ヶ月前に観たTVドラマとは、
別人のように意気揚々と演じられています。
五代友厚は春馬さんにピッタリはまり役だと思います。
話のテンポも良く面白かったです。
美しい三浦春馬も堪能出来ます。
オススメです。
何度でも観たい
金曜土曜と2回観ました。
春馬さんの気迫ある素晴らしい演技に圧巻で、共演者の方々もどなたも素晴らしかったです!
また、初日は駆け足だなぁと思い、大河で観たかったと、俳優陣の演技が素晴らしいだけに思いました。でも、2回観て印象が変わりました。2時間の中で、これまでクローズアップされなかった、あれだけの事を成し遂げた五代友厚の人と成りを、空想の人物はるさんも入れながら、わかりやすくまとめていたと思いました。
あの時代からSDG'sの理念に近い社会を目指していた、まさに100年先が見えていた人、そんな五代を春馬さんが集大成かのように、魂込めて演じていたと思います。
作り手の気持ちがとても伝わってきました。
また、五代と春馬くんの生き様が重なります。
最後になってしまったこの作品、一方で最後に相応しいものだったと思う。
春馬くんは、この作品を世に残して、天空に駆け上がってしまいました。
残された私達は、今この時代に於いて、まさに国力を高めるべく、襟を正す時なのではないでしょうか。
三浦春馬と五代友厚の魅力を知る
幾つかの観点に分けて評価してみました。
三浦春馬さんの魅力を堪能できる、という点で☆4.5
五代友厚という人物に興味を持った、という点で☆3.5
歴史ものとしてはとっつきやすい映画である点で☆3.5(それがいいかどうかは人それぞれ)
話の面白さは☆3.0 これ以上は付けられないです。
三浦春馬という人は、端正な顔立ちですらりと長身ですが、顔写真だけだと大人し目でやや地味な印象です。でも本作での迫真の演技、殺陣の静と動の鮮やかな切り替わり、品のある佇まい、豊かな表情など、この人はスクリーンの中で生き生きと動いている姿が一番輝く人なんだなあと思いました。
五代友厚は、朝ドラで人気のキャラクター(観てないです)という知識しか無かったのですが、魅力的な人物ですね。本作では、明治になってからの五代をあまり詳しく描かないので、「天外者」と呼ばれた五代が具体的にどんなことをやったのかがわかりません。子供の頃、地球儀を作った才能(アイディア力、発想の転換など)はどう生かされたのか、後半は正義の熱血漢みたいになってました。商法会議所での熱弁は見どころの一つなのでしょうが、そこに至るまでが省略されているので何を訴えているのか分からず、でした。
三浦翔平さんと森川葵さんの演技は良かったですが、あまり必要の無いエピソードのせいで重要な部分が欠けてしまったという感じです。
以上、これからご覧になる方の参考になれば、と思います。
何度見ても涙
天外者は三浦春馬さんの最後の主演作ということを抜きにしても、本当に多くの人に見てほしい映画でした。
今から150年ほど前の若者が未来に夢を持ち、自分の進むべき道を突き進んでいく様子を見て、今のこの世を彼らが見たらどう思うだろうか・・そんなことを感じてしまいました。
約2時間弱ですが、不思議ととても長く観ている感じがしました。きっとそれほどこの世界に引き込まれたのでしょう・・
三浦春馬さんの薩摩言葉、剣の扱い方、本当に心から感じて涙を流すシーン等、本当に見入ってしまいました。どれほどの努力をしたのか・・きっと五代友厚という人はこういう人だったんだろうな・・と思えてくる所作でした。
主演を支える3人の友もそれぞれ素晴らしく、翔平さんも今までたくさんの人が竜馬を演じてきましたが、五代さんとの関係でみるときっとこういう感じだったんだろうな・・と思うし、西川さんも最後の大阪商人相手に五代さんが演説するシーンでは友厚を後押ししていて素敵だし、森永くんの伊藤博文も今までとは違う伊藤博文像で、だけど4人といると「あーこんな感じかも・・」と思えました。
また、女性陣も素敵でした。
3回見ましたが毎回感情移入ポイントが変わり、昨日は髷を切る姿を見つめる母の姿に涙し、最後の豊子さんの表情にグッときました。
「俺にまかせろ! 俺についてこい !!」
今の日本にこんなリーダーが欲しいですね
まだまだこれからも見に行きたいです
魂が宿っていたなぁ。
市民有志が、
五代友厚という人物を
歴史に刻もうと立ち上げ、
長い年月を重ね、作り上げた作品であること。
そして、五代友厚を演じるのが
三浦春馬であること。
そこに最大の賞賛と感謝を送りたい。
歴史的背景は、ざっくりでも
頭に入れて置くべきだろう。
展開の駆け足感は否めなく、
ついて行けないかもしれない。
穴を埋めるかのように、
三浦春馬の演技力が、
移ろう時間、気持ちの変化を
見事に表現している。
五代友厚を生きた三浦春馬の、
熱量と慈愛が込められた姿を、
大スクリーンで堪能できたことを
心からよかったと思える作品であった。
参りました。もう一度じっくり観たい。
三浦春馬くん、圧巻の演技でした。
彼がこんなに凄い俳優だったとは。
特別ファンではなかったのですが、これを観て大ファンになりました。
時代劇が初めてなんて信じられない。
内容、物語も観ていただきたいが、三浦春馬という俳優をしっかり評価していただきたいと思います。
今観るべき映画
何度も何度もリピートして見た映画は初めてです。三浦春馬演じる五代友厚まさに圧巻の演技に惹き込まれました。五代さんの葬式場面が春馬くんとリンクして毎回胸が張り裂けそうでした。彼の志は未来に繋がって欲しい。命をかけた素晴らしい演者三浦春馬さん!ほんまに貴方は天外者です。
知らなかった 五代友厚氏
幕末のドラマはよく見ていますが、五代氏は知らなかった。大きく時代が変わる時、英雄が現れるという言葉が有りましたが、幕末は、英雄や天才がたくさんいたのですね。
ただ沢山の資料を詰め込んでいる感じで、展開がめまぐるしく、もう一度見ないと理解出来ないと思いました。
ただ思ったのは、五代友厚氏や英雄と云われる人々は必死に時を生きている。
五代氏の言葉に、俺は生きなければならない!と身も心もズタボロになりながらも、必死に何かを求めて、自分が探している物、自分の生まれてきた役目を探し求めている様な姿を見て強い人だと思った。
三浦春馬さんは大好きな俳優さんでした。
見事に五代友厚氏になりきって演じていました。
なのに、何故、生きる目的を見失ってしまったのか。
やはり最後は寂しい気持ちになりました。
日本のトップに立つ方々へ!
今日本のトップに立って立っている管領の方々にこそ是非観て頂きたいです。
五代さんは三浦春馬さんの中にずっといたんだと感じる作品でした!
魂の叫び、あれは演技であって演技ではない!心の叫びです。一人でも多くの方に観て頂きたい作品です。
三浦春馬さんの想いが全て込められている作品
完成披露試写会で鑑賞しました。
終始涙が止まらず...春馬くんが何を想い、何を伝えたかったか。
彼の全てが込められている様な作品です。
上映中も終了後もすすり泣きがあちこちで聞こえ、自分だけじゃないと思うと更に泣けてきて仕方なかったです。
試写会終了後はもちろん拍手喝采。
明るみになるまで、何があろうとも絶対に諦めません。
まさに天外者…志は未来に…
五代友厚役の三浦春馬さんの熱量が半端ない。上映時間的にストーリー展開は早いが限られた時間の中で、よーく考えてできた素敵な作品でした。毎回色んな発見があり毎回泣かされます。表現者三浦春馬の最後の主演映画をたくさんの方に観てもらいたい。エンドロールで拍手が起こり、特別メイキング映像では彼は(三浦春馬)確かにその時を生きた五代友厚そのものでした。是非、映画館に会いに行って体感して欲しい。
天外者 三浦春馬
五代友康の半生の為ストーリーがダイジェスト的に進んでいくが、それぞれの場面で俳優陣の個性が発揮されており、登場人物の人物像がすんなり入ってくる。特に三浦春馬さんの演技は、息を呑むくらい引き込まれる。そして、五代友康の凄さを感じ、五代友康についてもっと知りたくなる。
涙なしでは見れないが、複数回見ると、ストーリーも俳優陣の良さも、益々見えてくる映画だと思う。2回、3回と見る事をお勧めします。
三浦春馬よ永遠に輝け!
五代友厚と坂本龍馬と、プラス三浦春馬の命が映画の中で、凄まじい波動を引き起こしていました。明治への変革の時を狙ったように、彼等は生まれてきています。宇宙の采配というか、彼らの魂は願ってこんなを大役を引き受けて出てきたという感がとてもしました。五代は49歳まで憎まれながらも怒涛の生涯をやり遂げます。なんという茨の使命の道でしょう。革命者はボロボロになって戦いますが、死ぬ時にはきっと「楽しい人生だった」と思うに違いありません。何故なら、母親というよき理解者、恋人、五代の思想を受け入れた商人たちが、彼を称賛したからでしょう。三菱財閥を西川、伊藤博文を森永、坂本龍馬を三浦翔平が演じていますが、まさにこの盟友たちも、近代の日本の礎を作ったということに、感慨深いものがあります。まさにこの英雄たちに感謝しかありません。あと、日本の美しい風景が、画面に溢れていて、とても素敵でした。
三浦春馬の最高傑作
初日の午前中の回を観に行って来ましたが
平日の午前中にも関わらず年齢層も幅広く男性もたくさんいて改めて注目度の高い
作品だと思いました。
五代友厚の一生を振り返る内容ですが
出演者も監督もまた映画に携わった人
全ての熱量と愛情を感じる作品で
何よりも三浦春馬の渾身の演技が素晴らしい。
せかほしのMCやドラマで見る彼は
どちらかと言えば細身で繊細な雰囲気で
特にこの前の主演作が普通の青年を演じていたのでそう感じていたのでそのギャップに戸惑った人もいるのではないか
この作品での彼は五代友厚そのものだった
殺陣、所作、薩摩の方言、どれをとっても
完璧に見え、普段は優しい声だと感じる
声も場面に応じて力強く、時に優しく
演じ分けているのだと思った
五代友厚はこんなに嫌われ者だったのだと
改めて知ったが、人にどう思われても
自分の信念を貫くリーダーとしての強さと資質が見事に体現されていて
今の日本に現れてくれないかと思わずに
いられなかった
奇しくも彼の最後の主演作となってしまったが、最高傑作であると思う
彼がこの映画の完成を見ずに亡くなってしまったことが残念でならない
しかし彼は作品を通して私達の心に永遠に生き続ける
松田優作のブラックレインや、
リバーフェニックスのスタンド・バイ・ミーなどのように、彼らが亡くなった後に
映像で三浦春馬を見て、ファンになる人も
これからたくさん出るだろう
そんな人に必ずこの作品を見てほしいと
思う
それは彼の最高傑作だから。
観るほどに良さがわかる!
主演の三浦春馬の演技はもちろんだが、
その他の役者たちも素晴らしかった。
一度目より二度目、二度目より三度目と、観るほどに細部までの素晴らしさに気付く事が出来、飽きない。
五代友厚の基礎知識が少しでもあると、尚、楽しめる映画です。2時間でまとめるのは難しかったかと。
あまり知られていない五代友厚
幕末ものは好きだけど、五代友厚の事は朝ドラを見た程度で詳しくは知りませんでした。
凄い人なのに今まであまり知られて無かったのは、武士から疎まれるような邪魔な存在だった事と、新撰組のような武士道精神の侍たちは映画や小説だと非常に美しくて面白く絵描きやすいのかと思います。
生麦事件でのWikipediaを調べると、薩摩藩から2人捕虜がでた。とありましたが実際は2人の内の1人は五代友厚だったとはこの映画で知りました。
元々は私も三浦春馬さんのファンで初日に観に行きましたが、この映画を観ている間は彼が亡くなった事を忘れてしまうくらいイキイキしています。
そういった俳優のバックグラウンドを取り払って映画を観て、ジメジメした気持ちにならずに映画館を後にしました。俳優の力量がそれだけ高い事だったからだ思います。
欲を言えば、墨絵のシーンが良かっただけに、もう少し夫婦愛を感じるシーンが欲しかった。はる が亡くなった後の五代友厚が変わってしまって、豊子さんが健気で現代人の私からすると居た堪れなかった。
本当は優しいのに不器用な所があるのでそれは上手く演じていたと思います。
しかし功績が大きいので五代友厚のことを映画にするには時間が短過ぎじゃないかと思います。
演出等も昭和や平成初期の雰囲気があって、敢えてああいう作風なのかもしれませんが、日本映画の基本のような演出で、これが賛否両論かなと思います。
冒頭の出だしが私は好きで、追われてる若者と万華鏡の繋ぎが良かった。
低予算の作品かと思いますが、VFXも多用し頑張った作品だろうと思いました。
三浦春馬が眩しかった。
五代友厚が、類稀な才能と情熱で、幕末の日本を発展させ、海外の勢力から守ろうとする姿は、日本人が大切にしてきた魂を感じた。亡くなってから三浦春馬さんの生き方や考えを徐々に知るうちに、彼が大切にしたいものが、日本人が受け継いできた、美しい心ではないかと思うようになった。映画の五代と重なり、友と熱く語る場面では、涙が流れた。春馬さんの所作一つ一つが美しい。艦隊に乗り込み、薄暗い中での鍛練された殺陣とはりつめた表情がはっとするくらい美しかった。画面の中で一際美しく、また努力を惜しまない春馬さんの姿が眩しかった。もっともっと三浦春馬さんを見たかった。
全587件中、421~440件目を表示