天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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利他の人、五代友厚そして三浦春馬
公開初日に観に行きました。
スクリーンにはステキなキラキラした三浦春馬演じる五代友厚がいた。
100年先の未来のために命懸けで走り抜いた五代友厚を三浦春馬が全身全霊で熱演していた。
2時間弱の映画のため詳しく描けてない部分もあるがあっという間の109分でハラハラドキドキする所やクスッと笑えるところもあり、また最後の演説「私はただ夢のある未来がほしいだけだ」のセリフは心に響き感動した。
次回観に行くまでに五代友厚の本やこの時代歴史本を読んでもう少し勉強して行こうと思う。
今、観るべき映画だと思う。
三浦春馬さんは俳優として演じるだけでなくプロデュース的な事もしていたり、周りにとても気配りの出来る素晴らしい座長だったと聞き超多忙なのになんてすごい人なんだろうと思った。
もっともっと三浦春馬が演じる映画だったり、舞台やミュージカルが観たかった。
五代友厚さんと三浦春馬がみごとに重なり、拍手!
これまでこんな俳優がいたであろうか!剣をもつ凛としたたたずまい、(アクションにしてない所がしぶい!)男くささ。そして洋装の美しさ、優しさ。儚さ。低い声から可愛いと思える声まで。本当に五代友厚として存在していました。他の俳優さんたちとのチームワークも素敵でした。書きたい事は沢山ありますが、これから沢山の方が、観に行かれると思うのでここで止めます!2回観ましたが、また行きます!
これはお世辞にも…
良作とは言えない。春馬くんの主演遺作と言える作品を家族全員で観に行ったが、終わったあと皆で黙ったまま。
少しずつこぼれる言葉は作品自体の駄作さ。ありきたりな脚本、雑なカメラワーク、外国人のチープな演技、展開の都合良さ、ちょいちょいギャグ?とも言えるような演出。終始真面目な春馬くんの演技はやはり感動を煽るものはあったが、煽りきれず、肝心のラストシーンも声が通りにくく、ヤジとの兼ね合いも音声バランスをどうにか出来ないものか?とストレスを溜めた。
これは実力不足だ。強いて言えば監督の、、。自己満足の作り手側の意図がちらほら突出されて困惑させられた。俳優人はそれに巻き込まれた感が否めない。もう少し丁寧に作れなかっただろうか。まさか遺作になるとは思わなかったのだけど遺作でなければ、ここまでの評価になったとは到底思えない。色んな意味で残念。
春馬くんは昔、舞台で観たまんま、やはり線が細かった。あれから身体を鍛えて、向上をやめず努力をし続けた彼を尊敬するけどやはり根底の線の細さは変わらなかった気がする。でもその真っ直ぐさが好きだった。繊細なところも大好きだった。力を抜けない真面目さが彼を追い詰めたかと思うと、真摯な演技を観ていて苦しくなる。本当に本当に惜しい人。これからの成長もずっと応援したかった。
迫真の演技とは言えども、今回は彼の魅力を引き出せず作品そのものに恵まれなかったと言いたい。
五代友厚という人の学びにはなったので、なおさらもっと丁寧に観たかった。
やはり遺作という点で自分も判定しているのかもしれない。こうじゃないでしょ!と叫びたいのかもしれない。あからさまな高評価と低評価がレビューで大きく揺れているのは、ここら辺りが大きいのではないかな。それほど三浦春馬という役者に込められた期待と喪失感がレビューでぶつかり合っているのだと思う。自分もその一人なので。
評価は正直な気持ちで低くしたけれど…どうか色んな意味で皆さまに観てほしい。
観る人を選ぶ?!史上最高の映画?!
三浦春馬はじめキャストの熱量に圧倒された。混迷期・黎明期の若者の気...
ステレオタイプ
まず初めに三浦春馬さんの演技がとても素晴らしかった。
三浦春馬さんはとても素敵な俳優さんだけに亡くなられたことがいまだに信じられない。
三浦春馬さんは素晴らしいのです。
ですが、正直なところ五代友厚が何を成したのかいまいちよくわかりませんでした。
理解不足だった部分もあるかもしれませんが、「日本を外国から守らなければいけない」等々理想を語る割には五代が日本のために何をしたのかがわからない。
つまるところ才助の想いはわかっても結果がわからない。
この作品はそれの連続といえる。
五代友厚映画化プロジェクトが先にあってできた映画だそうですが、この映画を見て具体的に五代友厚を凄いと思うことはできなかった。
無論、映画の尺では業績を語りきれないのもわかるし、五代が影響を与えた経済や産業の話はかなりややこしくてわかりにくいと言うのもわかるのですがもう少しどうにかならなかったものか。
こんな調子なのでクライマックスの演説シーンも三浦春馬さんの熱弁は凄まじかったもののそもそも「なぜこんなに糾弾されてるの??」と言うはてなが浮かびまくりでした。
(一応、外国からの脅威に対抗するために商人が一つにならなければいけないと説明されているが、一つになる事が難しい理由がなんなのかとかもう少し詳しく説明してほしかった。)
三浦春馬さんは言わずもがなの演技。
その他で苦戦していたのが竜馬と弥太郎。
どうしても龍馬伝がちらつくようなキャラクターで西川さんには西川さんの弥太郎があったはずだし三浦翔平さんには三浦さんの竜馬があったはず。
演説シーンでの弥太郎がとても素晴らしかっただけに勿体ない。
ーーーーーーここからは歴史好きの超個人的なぼやきーーー
この映画で描かれる幕末が一昔前のステレオタイプすぎて一周回ってギャグかと思うくらいだった。
・身分制度が厳しくて前時代的で差別が激しい時代を変えるべく立ち上がった若者たち。
・字を書けなくて字を学ぶことも許されない遊女たち
・土佐弁で日本の夜明けぜよと言う竜馬
・五代によって終結した薩英戦争
etc etc
途中父の仇!!と逆恨み同然に五代を斬りつけた侍は結局なぜトドメを刺さずに逃げたのか。
まさか血が出たのを見て「あわ、あわ、本当に斬ってしまった」と逃げたわけでもあるまい。
西郷さんの西南戦争フラグむっちゃたてといて回収しない。(まぁこれはみなさんご存知ですよねといった感じかと思えばさほど気にならないが。)
三浦春馬以外この主役を演じられる人はいない
三浦春馬最期の出演作
三浦春馬さんの最後の主演作ということで、期待して観賞。
三浦春馬さんの演技はとても素晴らしかったと思います。
ただ展開が早く五代友厚の生涯を描くのには無理があったのではと思う。
ラスト前の五代友厚の演説する場面、見せ場 だっんだろうが、知事を何度か撮したりあそこにあんなに時間を使うのなら他の所に時間をつかっても良かったのではないか?
もう一つの見せ場、ハルが海を見て亡くなるシーンも途中カットされているのか、いきなり泣いてる五代友厚は違和感しかなかった。
三浦春馬さんの最後ということでおまけの星4ですが、本来なら3かな?!
三浦春馬さんのファンだけれど真面目に評価しました。
素晴らしかったです
五代友厚の偉業、エピソードを知れば知るほど、大河ドラマにしても見応...
これぞ五代友厚
春馬くん、最後の主演作品
若い頃と、年齢を重ねた五代友厚を見事に演じ分けていた
本日鑑賞しました。当方、関西出身でもあり、大阪の財界の立て直しから日本経済の基盤を作り上げた歴史人を三浦春馬さんが演じていただいたこと、非常に嬉しく思います。
若い頃の、少し暑いがガムシャラでよく笑う五代、そして周りの変化や時代の変化を得て歳を重ねた落ち着きながらも、暑い情熱を内に秘めた五代友厚を、三浦春馬さんは見事に演じ分けているな、と思いました。
そして目線や手の動き、呼吸など細かい部分まで演技力が高く、魅了されてしまいました。仲間を想うときの目線使い、突然の訃報に涙を流すシーンの手の動きや肩の震えなどをみると、細部までこだわりの強い方なんだろうなと言うのが伺えます。
我が強いタイプではなく、何者にも染まれる役者さんだったのだなぁと。
この作品を見るまで、あまり五代友厚については恥ずかしながら詳しく存じ上げなかったのですが、この映画を観て、是非書物なども読んでみたいなと思えた作品です。
最後亡くなるところは現実とリンクして涙が止まらなかった。
関西の吉村知事や松井市長も出られていたと知り、関西人としても観ると熱くなる映画でした。
終わったら拍手をしようかと思いましたが、涙を押さえるのに必死でした。
もう新しい三浦春馬が見れないのは本当に悲しいですが、
きっと彼は、いろんな作品の中で、みんなの心でずっと生き続けているんだと思います。
三浦春馬の迫力が凄い
幕末はあまり得意ではなく五代友厚も知らなかったけれど
三浦春馬の最後の主演ということで好奇心で
観に行ってみた
この方のドラマや映画は今まで観たことが無かったけれど
この映画に掛ける熱情が凄過ぎて
こんなに素晴らしい演技が出来る俳優がまだいたのかと驚いてしまった
とにかく美しい…外見だけではなく姿勢や所作
何より内側から滲み出るエネルギーの強さに
圧倒されてしまった
ストーリーも流れもよくわからない自分にも
演技で話が伝わり良く理解できて観やすかった
三浦春馬目当てにまた数回は観たいと思う
しかし話の割に色々端折られていて詳しく掘り下げて欲しいところもスルーされてそこが実に残念だった
こんな壮大な物語を2時間弱に圧縮するのはどう考えても無理過ぎる
調べたら市民が立ち上げたプロジェクトだそう
そりゃ予算も厳しく制作も大変だったろうに
配給も決まってないとかリスクが大き過ぎる
それでもこのご時世に上映に漕ぎつけたのは
監督はじめスタッフの努力と
三浦春馬の意気込みと鬼気迫る演技の賜物ではないかと思う
坂本龍馬も岩崎弥太郎も凄く良かった
妻の豊子も凛として潔くてもっと観たかった
これは時間の限られた映画ではなくて大河ドラマレベルの作品
渋沢栄一ではなくて五代友厚の方が題材として良かったのではないか?と思ってしまう
色々難しい中 キャストスタッフの皆様
近頃稀に見る良質な映画をありがとうございます
そして三浦春馬さん
貴方はとても言葉で表し切れない凄い俳優
これから貴方が出ていた作品を少しづつ観ていきたい
これからファンになるのはあまりに遅すぎるけれど
貴方が歩いて来た道を知りたい
未来が無いのが実に…実に残念…
惜しい…とても悔しい…
予習ゼロ、歴史物好きではないが、最後まで飽きない
幕末から明治にかけての話ということだけ知って見たが、2時間魅了された。
この映画が、何を我々に訴えたかったのか。という点がはっきりとしなかったことがやや残念ではあるが、今まであまりスポットライトが当たってこなかった五代友厚という男を知れたことは大きかった。
言うまでもなく、三浦春馬さんの演技は素晴らしかった。彼の演技力のお陰で2時間飽きなかったと言っても過言ではない。
また、三浦翔平さんもなかなかいい味を出していたように見えた。恋愛ものよりこう言う作品の方が向いているのかな。
上映終了後、拍手が起こった映画は初めてでした。
春馬くんは悪くない。
自分がレビューを見る時、★が1つと★5つはあまり見ない。極端な感想は参考にならないから。なので参考にしなくていいです。
春馬くん最後の映画、本当なら上乗せしたい。
けど、感想は正直に。
まず脚本が酷い。実在の人物描くのに、肝心の何をしたのか描写が何もない。留学で何勉強して、港・鉄道・商工会議所でどう関わって何したのか。何にもない。少しは資料とか調べなかったのか?
前半の遊女との絡み全部いらない。同じフィクションなら奥さんと子どものエピソード入れてくれ。
表現が古くさい。追手から逃げてる時に龍馬とのちの伊藤博文と出会うって、、ほんとベタって言うか、有り得ない。一番引いたのは、病気のはるを海に連れて行くとこ。殺す気か?そりゃ死ぬよね。
ここのおんぶしたまま亡くなるって、20年くらい前に韓国ドラマとか中国ドラマで散々使い古されたやつですね。もうベタ通り越してカビ臭い。古いよぅ。この脚本家20年前で止まってるんじゃないの?
夢、夢、言っているわりにその為に何したのか分からんし、葬儀に4000人凄いでしょって言われても、はあ?としか言えない。私の今年のワースト1決定。
時代劇は好きなジャンルではないから、最初は最後まで飽きずに観られる...
日本を大切に思わせられた
#110 映画的にはイマイチだけど
映画の中で生き生きとしている三浦春馬クンを観てると、人の心の中で生きていれば死んでないって改めて思った。
それは別として、この映画は三浦春馬が急逝してなくても年内に公開されたのかは疑問。
映画として何を訴えたかったのか。
五代氏の生涯を描くのなら恋愛とか他の有名人は省いて、彼の才能と信念に焦点を当てるとか出来なかったのか疑問が残る。
と言いつつ、何気に目立ってスクリーンに登場する吉村大阪知事には感激。
この方、コロナで一躍脚光を浴び有名になったけど、そうじゃなかったらスクリーンに映ってても私は気付かなかったろうお方。
しかも蓮佛美沙子さんの隣にいても、ただのエキストラに見えないイケメンぶりに改めてビックリ。
三浦春馬クンの遺作、あと何本残っているのかなあ。
私的に彼の出演作で1番好きなのは『奈緒子』です。
感動的で心が洗われる鬼滅の刃的作品
細かいレビューは他の人に任せて思ったことを。ー29歳男性ー
個人的には本作が鬼滅の刃の映画版と少し被って見えました。
・主人公のキャラクター性が、強くて優しくて純真で一途という理想化された男性像
・主人公の清らかな人柄を活かした心が洗われる展開
・テンポの良さや映像美
・悲しい話が多いのに観終わった後に一種の心地よさがある
基本的には大衆映画で万人向けなので家族でも楽しめる映画です。
女性の一生や親子関係も描いているので、20代以上の女性には特に刺さると思います。
演出や脚本の質が高く、キャスティングも良かったので、ぜひ皆さんに見てもらいたいです。
※ー0.5点は予算の制約がなければもっと作品に深みが出せたと思ったからです。
全587件中、341~360件目を表示