天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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今観るべき映画「天外者」
梅田であった試写会に運よく行かせて頂け、物凄く心の奥底に染み入るような深い感銘を受け、今一度観てみたいと強く感じ、公開初日にまた足を運ばせて頂きました。また違った角度からや、新たな気付きがある様なそんな幾度と観たいと思う映画は久しぶり、いや初めてかもです。
私は歴史が好きで、少しは詳しい方かと思っていましたが、正直、今回の主人公の「五代友厚」のことは、この映画で初めて知りました。周りには、坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文…と、歴史に名を刻む偉人たちばかり…どうして、この扇の要である方が、歴史に埋もれていたのだろう…
金も要らぬ、名も要らぬ、ただ夢のある国を創りたい、ただその目的の為にひた走る、こんな方がおられたのだと、私の今住む大阪の礎を創られたのだと、「天外者」=物凄い才能の持ち主=「五代友厚」の命が「三浦春馬」に吹き込まれ、繊細な表情、声、指先に至るまで身体全身から、物凄い熱量で伝わってきました。全身全霊とはこのことかと、周りのキャストの方々にも連鎖して、全体で更に凄い熱量となって包まれている感じがしました。
個人的に、物語に奥行きというか重厚感を感じたのは、シーンこそ少ないけれど、かたせ梨乃さんの存在、そして、母との深い愛に筒井真理子さん、その母に対しての涙のシーンは心にとても残っています。子育てをする上でとても響いてきました。
時代は違えど、今この予想だにしなかったこのご時世…この今に、今だからこそ響いてくるものがたくたん詰まった、今こそ観るべき映画だと感じました。混沌とした時代を夢ある未来の為に駆け抜けた姿、色々な思いを馳せ、そして勇気付け、元気付けてくれる様な、何かしらの明日からのエネルギーを頂ける映画だと思います!たくたんの方々に観て頂きたいと心から感じました。
天外者、三浦春馬さんは、流石
三浦春馬さん三浦翔平さんとの走るシーンも息ぴったり。お札の伊藤博文や、三井財閥創始者の岩崎弥太郎、いわしぞとしれてる坂本龍馬、凄まじい時代の中でこの日本の国づくりに対して自らの時間や財産も投資した五代友厚さんの時代の流れは勉強になりました。子供にもわかりやすい映画でした。
三浦春馬さんは役柄に正にぴったりでした。お金をもっとかければ、スケールが広がったかもしれませんが、この映画は人の暖かさが感じられる作品でした。
心に残る作品
五代さんは真っ直ぐな考えを持ち、自分よりも人の為に一生懸命目的に向かって努力をした人。まさに三浦春馬さんそのものではないでしょうか。
地位でも名誉でもお金でもない。それらすべてを欲しがらず、みんなの為に日本の未来を変えようとするのは並大抵の事ではない。それをしようとする、出来る人はどれだけの人がいるでしょうか。
熱いメッセージが心に届きます
夢のある未来がほしいだけだ!
何度も何度も話す熱い言葉。
時代は現代とは異なりますが、
現代を生きる私たちにとっても、
とても大切なこと。
五代さん、春馬さんの熱いメッセージが
しっかりと胸に刻まれました。
よりよい未来のために、自分も生きていきたいと思いました。
すばらしい映画をありがとうございます!!
「なぜ」がわからない
他の方の評価が高いのですが、
私はそこまでとは思いませんでした。
あれだけのことを成した偉人であるならば、
熱量、熱血漢というだけではなく
周囲が協力してくれた理由や巻き込んでいく方法論、
またはカリスマ的な振る舞いがあったのではと推察します。
なぜ、が分からなく、
歴史的にも単純な話ではなかったはずなので、
熱い演技をする役者が目立つと見えてしまいました。
五代友厚その者でした
とても素晴らしい映画でした。
こういった映画はあまり観に行かないタイプで、いつもはDVDが出るまで待つタイプなんですが、観に行って良かったです。
三浦春馬さんは五代友厚さんその者という感じで演技とゆう事を忘れるくらいでした。場面場面感情が凄く伝わってきました。気付けば、あっとゆう間に映画が終わってしまった感じです…もう少し映画の時間が長ければ良かったのにな…。
でも本当に三浦春馬さんの演技は魅力的だという事を再確認しました。まだまだ色んな演技が見たかったなぁ( ´:ω:` )
本当に今見るべき映画でした!
様々な事で揺れ動く時代、幕末と現在はどこか似ているところがあるような気がする…
自分の私利私欲の為ではなく、未来を夢見て人々のために尽力した五代友厚のような人が現在にも出てきて欲しい。
五代さんの生き方が俳優三浦春馬さんと重なるところが感じられて、涙が溢れてきた。
三浦春馬さんだからこそ表現できた五代友厚だったと思う。
遅ればせながら三浦春馬という才能に気づかされる
三浦春馬という男が亡くなるには惜しいと思わせる映画であった。
利助という名前を気に入ってしまった。
世の中を引っ張る人の熱量に触れれる。
コロナ禍に、今の政府はおかしいと思い始めた人に見て欲しい映画だ。私然りです。
タイトルだけ
タイトルに惹かれて鑑賞。五代友厚なる人物についてなにも知らないが、幕末にまだ知られざる英雄が存在しているのならば、、、と期待に胸膨らせていました。経済や産業の発展に奔走した人物というのがなんとなく分かっただけ。何やら腑に落ちないものが残っただけ。知りたければ自分で調べろということか。史実を知れば知るほど、製作委員会は映画を通して何をしたかったのかますますわからなくなった。
何度も泣いて…
五代友厚さんはまだ勉強不足でどんなことをされてきたのか、分からないことが多いのですが、スクリーンにうつる春馬さんは春馬さんではなく、五代友厚さんなんだと感じました。これからもまだまだ見に行きます毎回展開分かってるのにある所で必ず泣いてしまいます…まだまだ見に行きます!
五代友厚になりきった三浦春馬さん
初日と今日、2回鑑賞しました。一度目も、もちろん感動したのですが、2度目は、内容を理解した上での鑑賞なので、より深い感動が得られました。春馬さんの立ち居振る舞いすべてが、五代友厚に見えてきて、スクリーンの中にどんどん引き込まれます。泣くシーンも何回が出てきますが、どんなにくしゃくしゃに泣いても美しいです。奥様役の蓮佛美沙子さんとのシーンは癒やされました。是非、ご覧ください。
色々と少し残念
まず、重厚な歴史ドラマと思って鑑賞すると安っぽく感じてしまうと思います。
また伝記ではなく群像劇です。
ノンフィクションではなくてフィクションです。
その上で、感想としては、
配役★★★★★
演技★★★★★
題材★★★★★
役者も五代友厚という題材も良かったと思います。
特に三浦春馬と蓮佛美沙子の、五代友厚と豊子はとても良かったし、もっと観たかったです。
ただ、全てのシーンが短くて感情移入しずらかったです。
また音響がイマイチ…。映画館で鑑賞するならBGMはもっと抑えた方が良かったと思います。あとナレーションの英語の声が安っぽく、うるさく感じました。
映画の予告は音楽もナレーションも良かったので、あの感じにして欲しかった…。
あと視聴者が「察する」べきシーンが多すぎたようにも思いました。一つだけでも、五代友厚の尽力とそれによる成果(市民の喜び)を、ナレーションでも良いのでもっと具体的にわかりやすく伝えた方が良かったと思います。
また豊子の貢献と、豊子への五代の想いをもっと映像にして欲しかったです。
役者も演技も良かったと思うし、創作されたストーリーも良かったと思いますが、もう少し場面を絞って、「間」や「静けさ」みたいなもので、集中させて欲しかったです。
2時間ドラマならありかな…という感じの仕上がり。
本当に演技は素晴らしく、ストーリーも悪くないのですが、編集がなぁ…もったいないなぁ…と感じてしまいました。
【追記】
低予算、短期間で作られた映画だと聞いていたので、足りないものがあっても仕方ないと思いましたが、むしろ要らないものが多かったように思います。
音楽が過剰で、山を走っているシーンや最後の演説では音楽は要らなかった。特に最後の演説は五代友厚の声をしっかりと聞きたかった。
無くても良かったと思えるシーンもたくさんありました。色々しがらみでもあるのかな…。
逆にパンフレットで、脚本家がカットされたセリフについてコメントされていましたが、そのセリフ、そのシーンを入れて欲しかった。
亡くなった三浦春馬さんの遺作で代表作として、もっと五代友厚のシーンを大切に丁寧に編集して欲しかったと、本当に残念に思います。
五代友厚の人望や功績が伝わるように、また歴史的な背景が分かりやすいように、字幕やナレーションなど文字の力も使って欲しかった。
できることなら、大ヒットした収益でディレクターズカット版として編集し直して欲しいです。
三浦春馬さんのファンの方々が高評価を付けていますが、この映画で本当に良いの?って正直思います。
編集が違ったら、もっと五代友厚の人柄や功績、ひいては三浦春馬さんの役者としての実力がもっとしっかりと伝わるのに…と思います。
田中監督は役者さんの良い演技を引き出していると思います。でも、おそらく沢山のしがらみや制約の中、この編集になってしまったのでしょう。
日本映画は派手なシーンが無くても、伝える力を持っているはずです。そういう編集を望みます。
新解釈・明治維新
歴史は苦手。小中学レベルの歴史かもしれないが、
江戸~明治時代、特に登場人物近辺の予備知識があったらより楽しめたと思う。
良い点
食事シーン。
遊郭の女将。
悪い点
セットが所々安っぽい。
謎に対する答えの後出しが若干負担に感じる。
内容の詰めすぎか尺不足か、展開が若干が急に感じる。
五代友厚も三浦春馬ももっと広く認められる人物です。
見る前は潤沢な製作費・
宣伝費をかけてないので、
内容どうかなと思っていましたが、
春馬ファンでない友人も
感動して泣いていました。
最後の提灯は何度観ても
大泣きしてしまいます。
西川貴教くんも言っているように
「今、観るべき映画です」
京都の撮影所の方々が、
「こんなに美しい主演は
久々だな」と認めたように
春馬くんの代表作となったと
思います。
五代友厚もっとを知りたくなる
三浦春馬さんの培ってきた多岐にわたる力量が伝わる。
演技はもちろん、殺陣をはじめ、彼の武士として成りきる表現全てに見ごたえがある。
田中監督やスタッフと三浦さんに信頼を置く共演者達も、五代友厚と関わる人物を生き生きと演じている。わずかな欲を言えば、友厚と女性陣との場面にもう少し余韻を残してほしい。
維新後の友厚の数々の行動や、外国人演者の日本語によるセリフなど、初回では掴み切れない点を劇場で3度4度とし見てっかりと咀嚼したい思わせる作品である。
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