天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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今観るべき映画
100年後の日本の未来を命がけで変えた五代友厚の物語。この時代の先人方のおかげで今があると思うととても感慨深い。そして、内容も素晴らしいが、キャストの演技がとっても素晴らしい!全員が魅力的で、時代劇ならではの殺陣や所作などもとっても見応えあります!個人的に記憶に残る映画の一つになりました。
出だしから引き込まれます!
颯爽と走る五代才助と竜馬。賑やかで、ハツラツとした2人に、出だしから引き込まれました。才助の生まれながらの類いまれなる才覚や、勉強家で冷静に強国をみて日本の未来を見据えた唯一無二の存在であったこと、疎まれても武力ではなく自身の理念を信じて貫き通した真っ直ぐな人柄など、五代友厚の人としての大いなる魅力が描かれていました。幼少の頃から他の人にはない才能を認め「天外者」と称した母親の愛情と、その思いを引き継ぎ、口を挟まず陰ながら支え続けた妻の愛情に心が震えました。
感動しました
天外者、初日から数回見に行きました。
何度見ても、新しい発見があり、何度も見たくなる作品でした。
春馬さんの演技、殺陣や所作のすばらしさ、薩摩弁、英語も随分勉強されたのか、上手で感動しました。
特に、母親が亡くなり、帰り際に世界地図を貼ったあんどんを見て涙するところの演技が印象に残りました。
他にも、妻役の蓮佛さんや、母親役の筒井さんもセリフは少な目でしたが、表情が凄く良かったです。
西川さんが全体のいいアクセントになっていて、他の俳優さんもキャストはとても良かったと思います。
ただ、場面が説明もなしに、急に変わって、話が飛んでいて、あれ? と思うところがいくつかありました。
五代さんがどういうことをして国を変えていったのかも、もう少し詳しく知りたかったです。
でも、全体としては、とてもいい作品でした。
キャストと 教科書で習った登場人物達が頭の中で一致しないくらい若々...
キャストと 教科書で習った登場人物達が頭の中で一致しないくらい若々しく、ストーリーにいまいち入って行けなかったのが残念。
皆さんそれぞれ上手いんですけど 勿体ない感がある。
嫌われ物でも 味方がいなかったとしても最期のシーンは偉業を達した感があって感動した。
春馬さんが凄い
春馬さんの演技が圧巻。熱量が凄かったです。
この先の作品も観たかったです。
キャスティングには色々と違和感がありました...西川さん出る度、どうしても消臭力のCMが脳内に...これは自分の中のイメージがそれになってるせいですけど(笑)
その他色々と...
あとは、革靴が現代すぎて気になってしまった。西洋を取り入れているから仕方がないのかもしれないですが...
五代という人がいかに凄い人なのかは分かりました!ストーリー性は凄いと思います。
追悼三浦春馬さん
三浦春馬さんのファンの女子がすすり泣く映画なので、追悼で星は多めにしました。内容はう~ん?五代友厚を元気に演じている三浦春馬さんのタテはなかなかのものです。が、立身編の前半だけで充分ではと思います。生き急いでしまった三浦春馬さんが、やはり生き急いだ感のある五代友厚を演じたのも何かの縁だったのでしょうか?惜しい役者さんです。合掌。
三浦春馬さんにご冥福を。
三浦春馬にご冥福を申し上げます。
三浦様が見事に演じなされたことは傍に置かせて頂き、映画としては....⭐️⭐️⭐️
五代友厚が成した業績にもっと焦点を当て、彼がいかに凄かったか具体的に映し出されていれば、もっと深みのある歴史ドラマ映画になったことでしょう。駆け足すぎて大河ドラマの総集編のようで残念でした。人物や事件にテロップをつけなかったこと、グラバーの英語ナレーションにしたことに何か意図があったのでしょうか?
All you need is to watch this movie and feel how Godai contributed for Japanese future.
西の五代、東の渋沢と言われた経済人。渋沢は来年の大河ドラマで、五代はこの映画でと思い鑑賞しました。
2時間で五代友厚さんの生涯を描くには短く、展開が早くもありますが ...
2時間で五代友厚さんの生涯を描くには短く、展開が早くもありますが 映画を観て五代友厚さんの事がもっと知りたくなりました。この様に今まで知らなかった沢山の方々の功績があったからこそ、今の日本があり、私たちが不自由なく暮らせているんだと思います。
今この時、この様なリーダーが居てくれたらと
つくづく思います…
三浦春馬さんをはじめ役者さんの演技や台詞
とても心に響きます。
是非 多くの方に観てもらいたい作品です。
日本的な「心」と「ものづくり」が感じられる映画
地元有志が主催の、予算的にはけして恵まれているとは言えない環境の中でも、あれだけ迫力があり、且つ人を惹きつける映画が作れるということに、まずは感動した。
確かに、厳しい目で見れば気になる点は多い。一流映画と呼ぶには相応しくないと思われる方も少なくないだろう。一度の観賞で内容を深く理解するためには、時代背景等の予習が必要なほど端折られているとも感じる。
しかしながら、この映画には、潤沢な資金に恵まれなくても知恵と工夫と協力で「目的」を達成するという、日本人的な「心」や「ものづくり」に対する姿勢が感じられるのだ。
どんな役柄でも常に手を抜かず繊細に演じ分ける三浦春馬だが、この『天外者』のしなやかな殺陣と、口角泡飛ばす程の力強い演技には度肝を抜かれた。リーダーシップを発揮する彼の新鮮な姿には、予告映像の段階でメロメロになる人が続出した。
前評判通り、「人の行動のきっかけになるような作品をつくりたい」という主演:三浦春馬の熱意と真っすぐな気持ちが伝わってくる映画に仕上がっている。
また、五代友厚と同じく「利他」である三浦春馬がそこここに感じられる。
その中の1つ、五代と龍馬が梯子の上から一緒に景色を眺めるシーン。自分の演技をこなしつつ、登り始めの不安定な縄梯子を三浦春馬が力強く支えているのにお気付きだろうか。
龍馬の足元をしっかりとサポートするのは、演ずる三浦翔平の安全を保つのが第一に違いない。しかし同時に、演技に集中させてあげたい、龍馬の最高の表情をフィルムに収めたい、という優しくクリエイティブな気持ちから自然と表れた行動なのだと感じた。
今回殆どのキャストが、時代劇が初めてとは思えないほど素晴らしい演技を披露している背景には、こういった三浦春馬の心配りが大いに関係していると想像している。
この映画の好ましい点は、終始、清々しい透明な空気が流れていることだ。
その透明感は、時代物に長けた田中光敏監督とスタッフの技術で作り出していることは間違いない。だが、五代を、日本を、もっと知ってほしいと損得度外視で集結した有志やキャストの「心意気」が、キリッとした「粋な」空気感を醸し出しているようにも思う。
内容的には地味で真面目であるが、五代友厚と三浦春馬の生き様が重なり、少しも退屈しない映画だった。
日本を良くしたいと思う心と、それに伴った勇気ある行動。
日本人が忘れている「何か」に気付かせてくれる意義ある映画だと感じた。
「天外者」は三浦春馬さん
本日、2度目の劇場での鑑賞でした。2度目でも、心が震え涙が溢れました。三浦春馬さんが、いかに稀有な才能をもった「表現者」であるかがよく分かります。三浦春馬さんの生き方と五代さんの生き方が重なります。全ての日本人に観てほしい映画です。監督、三浦春馬さんに真っ先にお声をかけてくださり、ありがとうございました。また何度でも劇場に足を運びます。
レクイエム(鎮魂歌)
そうか 君はもういないのか・・・
そんな気持ちで全編観ていた。
イギリス留学までの歴史のうねりの中の、五代はその中で翻弄されつつも、生き生きとした青春の
中にあったことを、三浦君はよく演じていた。
なかでも薩摩藩の他の武士が自宅へ押しかけ、刃物沙汰になるところで、武士の魂のまげを自ら切ったところと、遊女のはるを断崖までおぶって亡くした時の号泣シーンはすばらしかった。表情がまるで五代が乗り移ったかのようで!(思わず涙しました)
薩摩ではぼっけもんと言う方が多いと思われる、天外者という言葉。五代さんがというより、三浦春馬という役者がそこかしこに息づいているような素晴らしいネーミングで。
惜しむらくは五代さんの後半生は大阪商工会議所の創設者として、苦難の道であったと思われるのだが、前半に力を入れたあまり、その先が舌足らずで終わってしまい、最後の大阪を埋め尽くす提灯の灯りがいま一つ盛り上がらないのだ。
しかし映画としては中途半端でも、君の見せた役者魂はこれからの次代の役者さん達に受け継がれていくと思う。どうもご苦労様。ありがとうございました。
今観るべき映画「天外者」
梅田であった試写会に運よく行かせて頂け、物凄く心の奥底に染み入るような深い感銘を受け、今一度観てみたいと強く感じ、公開初日にまた足を運ばせて頂きました。また違った角度からや、新たな気付きがある様なそんな幾度と観たいと思う映画は久しぶり、いや初めてかもです。
私は歴史が好きで、少しは詳しい方かと思っていましたが、正直、今回の主人公の「五代友厚」のことは、この映画で初めて知りました。周りには、坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文…と、歴史に名を刻む偉人たちばかり…どうして、この扇の要である方が、歴史に埋もれていたのだろう…
金も要らぬ、名も要らぬ、ただ夢のある国を創りたい、ただその目的の為にひた走る、こんな方がおられたのだと、私の今住む大阪の礎を創られたのだと、「天外者」=物凄い才能の持ち主=「五代友厚」の命が「三浦春馬」に吹き込まれ、繊細な表情、声、指先に至るまで身体全身から、物凄い熱量で伝わってきました。全身全霊とはこのことかと、周りのキャストの方々にも連鎖して、全体で更に凄い熱量となって包まれている感じがしました。
個人的に、物語に奥行きというか重厚感を感じたのは、シーンこそ少ないけれど、かたせ梨乃さんの存在、そして、母との深い愛に筒井真理子さん、その母に対しての涙のシーンは心にとても残っています。子育てをする上でとても響いてきました。
時代は違えど、今この予想だにしなかったこのご時世…この今に、今だからこそ響いてくるものがたくたん詰まった、今こそ観るべき映画だと感じました。混沌とした時代を夢ある未来の為に駆け抜けた姿、色々な思いを馳せ、そして勇気付け、元気付けてくれる様な、何かしらの明日からのエネルギーを頂ける映画だと思います!たくたんの方々に観て頂きたいと心から感じました。
天外者、三浦春馬さんは、流石
三浦春馬さん三浦翔平さんとの走るシーンも息ぴったり。お札の伊藤博文や、三井財閥創始者の岩崎弥太郎、いわしぞとしれてる坂本龍馬、凄まじい時代の中でこの日本の国づくりに対して自らの時間や財産も投資した五代友厚さんの時代の流れは勉強になりました。子供にもわかりやすい映画でした。
三浦春馬さんは役柄に正にぴったりでした。お金をもっとかければ、スケールが広がったかもしれませんが、この映画は人の暖かさが感じられる作品でした。
心に残る作品
五代さんは真っ直ぐな考えを持ち、自分よりも人の為に一生懸命目的に向かって努力をした人。まさに三浦春馬さんそのものではないでしょうか。
地位でも名誉でもお金でもない。それらすべてを欲しがらず、みんなの為に日本の未来を変えようとするのは並大抵の事ではない。それをしようとする、出来る人はどれだけの人がいるでしょうか。
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