「三浦春馬さん、もっともっとこれからも観たかったな。」天外者(てんがらもん) jaikoさんの映画レビュー(感想・評価)
三浦春馬さん、もっともっとこれからも観たかったな。
はっきり言って微妙。
三浦春馬さんはほんとにほんとに勿体無い!
何でなんで、ほんとに悔しいったらない!と思うばかりで
これからもっともっと箔のある役をやれる人だったのになと
歌も踊りもすごかったし、ほんとに…
ただ、この映画については
エンドロール前に、ネタバレになるけど
地位か名誉か金か
いや、大切なのは目的だ 五代友厚
とあるんですけど
この映画はそれを一番言いたかったってことなんだろうなと思いつつ
いまいち胸に刺さらなかったのは
そういう目的が何か足りなかったんじゃないのかなと思えました。
圧倒的に伝えようという熱量がない気がした。
三浦春馬さんの演技のせいではないと思う。
ほんとにどこか精悍な繊細さを持っていて
唯一無二の存在感のひとだったのに。
どこか悲しみを背負った感じは確かにあったけど。それもまた役者としては良い個性だった。
亡くなってすぐ映画公開しなきゃ!と急いだからですかね?
ところどころに感じる今ひとつな感じが残念。
でも、W三浦は堪能できたし、すごい時代だったなと
よくイギリスとかに行くよなあとか
今みたいに飛行機乗ればひとっ飛びの時代からしたら
差別もされるだろうし勇気あり過ぎとかって思う。
五代友厚さんがいたから今の日本があるということが
歴史上よくわかったし
あの時代そういう立ち上がった人たちがいたから
今の日本があることにつくづく感謝です。
果たして今そういう輩がいるのかな、
という感じですものね。
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