劇場公開日 2020年12月11日

「高杉晋作 ファンとしての感想です」天外者(てんがらもん) ゆきやこんこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5高杉晋作 ファンとしての感想です

2020年12月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

五代友厚 ってまるで高杉晋作 みたい。
天外者では「殺陣」を使った交渉人
最強ネゴシエーター 五代友厚 が観れます。
殺陣シーンは見どころのひとつです。
高杉晋作 ファンとしての感想を述べます。
イギリス・アメリカ・フランス・オランダ
  VS 長州藩 (山口県 )
下関戦争 結果は長州藩惨敗
4カ国連合との談判で
長州藩は脱藩の罪で投獄されていた高杉晋作を
交渉人に大抜擢!!!
長州藩代表として
威風堂々
イギリス軍艦ユーリアラス号に乗り込みます。
高杉晋作!!只今参上!!!
相対するは、イギリス艦司令長官のクーパー。
『 300万ドルの賠償金?
長州藩はそんな大金持っちょらん。
金は攘夷を命じた幕府に請求しちょくれ 』
山口弁これで合ってるかな?
彦島を4カ国に占拠されそうになると
『 イザナギ・イザナミなる二柱の神
   現れまして・・・』
鎧・直垂に陣羽織、立て烏帽子という
物々しい装束で
古事記・日本書紀の講釈を、朗々と
始めたのです。
数時間に及んだとも言われています。
通訳の伊藤博文もアーネスト・サトウも
どう通訳してよいのやら。
まわりの皆はあっけにとられるばかり。
ついに、クーパーも音をあげ
租借のことは撤回すると取り下げました。
天外者!!高杉晋作の半分本当!半分ハッタリの!
奇想天外な!!交渉により
長州藩は大敗を喫したにも関わらず
賠償金も払わず
そして占領も受けずに済んだのです。
後に、アーネスト・サトウは
高杉晋作は魔王の様だったと言っています。
天外者に状況が似ているシーンがあります。
ご覧になった方はどの場面かおわかりですね。
思い出したらゾクゾクしてきた。
また観に行こう。

ゆきやこんこ
春樹さんのコメント
2021年1月9日

高杉さんと五代さんは親交があり、仲が良かったと読んだことがあります。

春樹